2014年09月25日
胃ガンの発生率はアメリカ人の10倍!
健康トリビア20
日本人の胃ガン発生率はアメリカ人の10倍!
イメージ的にも肉食中心のアメリカ人より、日本人の方が遥かに胃ガンにかかりやすいことをご存知でしょうか?
現在、アメリカも日本も肥満は大きな社会問題となっていますが、アメリカ人のような太り方をする日本人はあまりいません。 マツコデラックスは別として(笑)
日本人は、内視鏡で胃を見たときに、たいした症状もないのに胃の痛み、不快感、胸焼け
などの症状を訴える方もアメリカ人に比べて相当います。
アメリカ人の方が食事においてもバカ食いする人が圧倒的に多いのにアメリカ人はあまり胃の痛みとかで訴える人が少ないのは、理由の1つとして、食事に含まれるビタミンAの量に関係すると言われています。
ビタミンAには、胃に限らず目や気管などあらゆる粘膜を保護する働きがあります。
ビタミンAは脂溶性と言われるように、いわゆる「油」ですが、日本人も最近ではアメリカ人に負けない量を食するようになったとはいえ、バターや乳製品や油や卵の摂取量は、アメリカ人には遠く及びません。
こういう食事は、身体全体のことを考えると当然良くないのですが粘膜の保護の視点からみれば効果があります。
アメリカ人の胃の丈夫な理由として、もう一つ考えられるのは、もともとの「消化酵素の量」の違いです。
消化酵素、つまり食物を分解し、体内に栄養を吸収させる働きをする「エンサイム」のことです。
消化酵素が少ないため、胃粘膜の状態が悪くなくても胃痛や胃もたれなどの症状がおこるのです。
更に、いいますと、日本人の多くは少しでも胃が悪いと胃薬を飲む人は多いのですが、アメリカ人は殆ど飲みません。 胃薬の変わりに飲むのは、サプリメント消化酵素剤を主に飲むそうです。
胃薬には、重曹など、一時的に胸の仕えがスーと降りるような感じにさせる胃薬は実は、胃を守るどころか荒らす要因にもなることをアメリカ人は知っているからです。
最近、日本でも人気が出てきている胃薬に「H2ブロッカー」や「プロトンポンプインヒビター(プロトンポンプ阻害剤)」配合の胃薬など、まさに両刃の剣といった薬で、胃酸の分泌を完全に一時的抑えることで痛みを一時的に緩和する薬剤ですが、これを服用することで、胃粘膜は当然萎縮しますし、常用すると、自らの消化酵素の一つである胃酸が出なくなりますので胃粘膜の萎縮が進みやがて、胃ガンへと発展していきます。
ですので、胃もたれや胃痛を感じて医師や薬剤師に相談される場合は、症状に併せた、エンザイム・サプリメントを処方してもらうように言って下さい。
安易に市販の胃薬(抗酸剤、制酸剤)の服用はせず、上手にサプリメントで治すようにしましょう!
ちなみに、胃痛の手のツボはここになりますので、胃の痛みがある場合は、数分間ここを強く押さえながらもむようにしてみて下さい。
次回は、更に胃薬を飲めば、飲むほど胃も悪くなるし、実は女性の場合は子宮の働きにも影響するという話をトリビアで話しますね。
本日も最後まで読んで頂きありがとうございます。感謝!
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