ナガ研

オーディオテクニカから新イヤホンＡＴＨ−ＩＭシリーズが発売される中、

巷では名機とまで言われているCK90PROMK2イヤホンを購入しました。



購入に至った契機はバランスドアーマチュア型にあこがれを抱いていまして


ネットでどのバランスドアーマチュアドライバを搭載したイヤホンを買えばいいのか？？

と模索してたらこのイヤホンに出会ったというわけです。


届いて一か月ほど経ちましたのでどんな感じかレビューしてみます。

参考項目は価格.comです。


まず記事の最初にバランスドアーマチュア型　と言いましたがイヤホンには主に二つのドライバーユニットが存在します
（バランスドアーマチュア型は以下　ＢＡ型　とします）

一つは今述べましたＢＡ型です。

もう一つはメジャーなダイナミック型

一般的なイヤホンはみなダイナミック型だと思われます。

二つのイヤホンのいいところを上げますと

ＢＡ型
・明瞭でクリアな音
・音の細部まで聞き取ることができる
ダイナミック型
・パワフルな低音域が魅力

デザイン
自分は嫌いではないのですが、一般人ウケは悪そうですね。このイヤホンの上位機種のＣＫ１００ＰＲＯみたいなデザインならよかったかな　と思いました。ですがオーディオ好きにとってデザインは二の次です・・・（笑）

(参考画像：CK100pro)


再生機器　ウォークマンＡ８６５->ibasso A02->ATH-CK90proMK2
比較イヤホンATH-CKM77

・高音の音質
高音がこの商品のウリです。文句なしです。さすがバランスドアーマチュアですね。気持ちいいです
刺さりもなくて聞き疲れしない 非常にキレイな高音域が耳元で鳴ってくれます。
しかし、音源に忠実すぎて音声ビットレートが低い音源で聞くと音割れすることがあります・・・これはしょうがないですが。

・低音の音質
ＢＡ型は低音域の迫力はない　とよく言われていますが個人的にちょうどいい感じに全体が埋もれず低音域が鳴ってくれてます。聞いてて楽しいですね。
確かにダイナミック型の　”ドンドン”　とくらべると　ＢＡ型は”トスットスッ”と　迫力こそはないのですが粒のあるいい低音だと思います。
こちらも音源に忠実なので聞いてて楽しいです。

ロックやＶ系の音楽をよく聞く人には迫力が足りないかもしれません。

・フィット感
以前 ATH-CKM77
を使っていたのですがＣＫ９０ＰＲＯＭＫ２はフィット感は正直、あまりよくありません。
ですが、外出先で使っても派手に動いたりしなければ特に支障もないと思う程度です。
　
気になった点
・耐久性はリケーブルが出来ないのがマイナスポイントですね。
・導線を包んでいる被覆自体はそこそこ厚いので耐久性は十分にありそうです。
・ケーブルの摩擦係数が大きいせいかよく服に引っかかって片耳からイヤホンがポロっと落ちる
・ウォークマン直挿しだと全体的に物足りない。



2014/02/24現在　価格.comで最安価格(税込)：\15,800　と決して安い値段ではありませんが

この価格帯のイヤホンをお探しならこのイヤホンを視野に入れるのも全然アリです。
音源に忠実で良くも悪くも素直でいい子です、アンプ次第でいろいろ楽しめそうですよ！