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2018年06月04日

海外メディアが伝えた熊本地震

海外では熊本地震がどのように報道されたのかをネットの記事を元にチェックしてみました。
http://www.dailymail.co.ukより、
Smashed to smithereens: Japanese rescuers pick through the rubble to find survivors after earthquake kills 41 and leaves 180,000 homeless
http://www.dailymail.co.uk/news/article-3543865/Rescuers-race-beat-storm-41-people-killed-Japan-earthquake-1-500-injured.html

熊本地震を報じるイギリスメディアの記事。
この記事で紹介されているcollapsed buildingsとは、1階がぺしゃんこになった建物のことだ。ほとんどは木造の2階建ての住宅や木造の二階建のアパートのことだ。

そして、熊本の住民の話をいくつか拾っており、
Yachiyo Fuchigame, 64,の話として、
She suffered a broken arm after a bookshelf fell on it as the earthquake hit while she slept.
(就寝中に本棚が倒れてきて下敷きになって腕を折った。)
また、
Yoshiaki Tanaka, 62, の話として、
'Then came the big one, which was so powerful I couldn't even stand on my feet. It was horrifying. I don't think we can go back there. Our life is in limbo.'
(2度目の地震はじぶんの足では立てないほどの強烈な地震だった。)
さらに、
And Tokio Miyamoto, 75, claimed he goes to the evacuation centre with his futon to sleep overnight before returning home during the day.
Even though his house withstood the quake, he said he doesn't want to sleep by himself at night. 'It's a hassle, but it's too scary to be alone.'
(地震に耐えた家だけれども、地震が怖くてその家では1人で寝られない。)

など熊本地震に対する熊本の住民の声が拾われている。
従って、大切なことは、
・日本で大地震で死ぬのは木造2階建ての住宅の1階で寝る場合
・大地震では本棚などの家具が寝室にあると倒れてきて骨折などのリスクがある
・大地震ではとても立っていることはできず、逃げ出すことは不可能
・地震で被害が少ない住宅でも怖くて自分の家で寝られない人がでてくる

ということで、これらを通じて言えることは、
・大地震で危険な1階に寝ることは止め、2階で寝ること
・寝室には寝ている時に倒れてくるような家具は置かないこと
に尽きるのです。
体育館などの本来寝泊りして生活する場ではない避難所生活は疲労を溜めこみ、うつにもなってしまうリスクがあります。
自宅で寝るには1階は避けて2階で寝ることで相当死のリスクは減らすことができます。
大地震、地震対策には2階で寝る。
大地震の前も、また、大地震の後でも2階のほうが1階よりも安全なのは明らかなのです。
タグ:海外
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