2017年10月20日
それ、全然有り難くないんでやめてください。
妊娠、出産で、女性の体は自分でも予想がつかないようになります。
激しいつわり、倦怠感、下痢、腹痛…
眠れなくなったり、足がムズムズしたり。
胎動が激しくて動けなかったり。
出産後は心身の疲労の中、育児に家事。
妊婦って見た目では健康に見えるかもしれません。
でも、薬も飲めない、好きなものも我慢しなければならない。
つらくても嫌でも耐えなければならない。
育児だって投げ出すこともできない。耐えなければならない。
睡眠時間がなくなろうが、十分に食べる時間もなくても、子供が泣けば
自分のことなんて後回しにして。
その時、一番わかってほしいのは 誰だと思いますか?
一人で二人分の命を守るというのがどれだけ大変かわかりますか?
私は時にひどいパートナーの方々をみてきました。
妊娠したことに対して怒ったり、悪阻がひどくて家事ができないことに対して
怒る人も育児にちょっと手出ししただけで「俺ってイクメン」と勘違いしている人も。
みんなおかしい。赤ちゃんができるってどういうことか本当にわかっている?
産まれてからほんの少し子守して自己満足にひたる。
「手伝おうか」というその言葉もおかしい。協力してやるのが育児。
自分のみたいときだけ相手して、それでなんでそう言えるのか。
私は不思議でたまりません。
手伝う振りもいりません。だって、終わるころに「手伝おうと思ったのに」とか
言う必要もないじゃないですか。
手伝おうとしている俺
に一人で浸っているだけです。
そういうのいらないから。
こういうのが増えるとどうなるかというと、女性は自立の道を選びます。
つまり、捨てられます。
本当に手伝いたいと思うのなら「休憩」や「一人の時間」、「友達との時間」など
ゆっくりリラックスできる時間を作ってあげたり
家事を手伝ったりと負担を減らすことをしてあげてください。
もし、それでもわからないという方は聞いてあげてください。
「大丈夫?何かできることはない?」と。
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