2020年05月24日
NHK杯戦アーカイブスが面白い
とある有名な対局のある局面を見て考えた詰将棋です。簡単ですので解いてみてください。
解答 ▲1四角 △4二玉 ▲4一金 まで3手詰め
なんてことのない3手詰めです。角を離して打つのが好手で、どう応じても後は金打ちまでの詰みです。大駒を離して打つ手筋は寄せに必須ですので、必ず覚えておいてくださいね。
なお▲2三角でも詰みそうですが、△2二玉、▲4一角成に△2五桂打が最善の合い駒で、惜しくも詰みません。▲1四角が唯一の正解手という問題でした。
今見ても面白い!伝説の羽生ー加藤戦
現在はNHK杯の収録もストップしているようですが、その代わりに放送されているNHK杯戦アーカイブスが非常に面白いですね!特に前回放送された、あの伝説の▲5二銀が指された羽生ー加藤戦は見ごたえがあり、見ていてあっという間に時間が過ぎてしまいました。
2人の天才棋士の意地と意地のぶつかり合い、そして米長さんの軽妙なトークもあり、楽しすぎていつまでも見ていたいようなそんな面白い対局でしたね。▲5二銀の妙手だけでなく、初手から最終手まで全く緩むことのない、名局中の名局と言っていい将棋だったように思います。
本日、24日には羽生ー大山戦が放送されます。自分も含めて最近の将棋ファンはリアルタイムで大山さんの将棋を見たことがないという人が多いと思います。一時代を築いた最強棋士の大山さんに対して若き羽生さんがどう立ち向かうのか、今から放送が楽しみですね。