双玉問題を出題するのは2年近くぶりになります。たまにはこういう変わった問題も面白いものですね。
解答 ▲1九金 △同玉 ▲1七竜 まで3手詰め
初手は▲2八金と露骨に打っていっても詰みそうに見えますが、以下△1九玉、▲2九金、△同飛成とされた手が逆王手となります。
対して▲2七竜と王手を防ぎながら逆王手を掛け返す手もありますが、△2八歩と合い駒をされるくらいで後手玉が詰まず、これは失敗です。
そこで最初に戻って▲1九金とタダの地点に金を捨てるのが妙手。△同玉に▲1七竜の両王手でぴったりの詰み。また△同とに対しては▲2八竜までで、これも正解です。