元オーストラリア留学生のほのぼの日記

秒速で10億円稼ぐありえない成功のカラクリ 新品価格 ￥1,365から (2014/1/26 20:48時点)

昨年末の休みは与沢翼さんの『秒速で10億円稼ぐありえない成功のカラクリ』を2回読んだ。この本は彼自身が成功する為に行った自己概念を上げる方法や目標達成する為のマインドの作り方など、これまで書いた2作とは全く異なる傾向となっている。

この本を読んで気づかされるのは、彼自身が派手な生活スタイルをメディアに見せている裏で、寓直に成功哲学を実践しているのが伺える。欲しい物や生活スタイルを手に入れる為にそのイメージ写真を頭の中に刷り込むまで見たりしている等、これは成功法則にも時折書かれているノウハウが説明されている。この本を読む限り、彼自身が知った事を徹底的に実践するタイプであるという事が伺えるので、世の中に出ているイメージとは裏腹に大変な努力家だと感じた。

成功者としてどのようにマインドをコントロールするべきか知るには、一見の価値がある本です。

瀧本哲史氏の『君に友だちはいらない』という本を本日読んだ。結論としては、この激動の時代を生きていくのに友達ではなく、秘密結社を作りなさいと唄っているのは、意外性があり面白くておススメです。

瀧本氏は東大法学部の助手を得た後、マッキンゼー＆カンパニーで勤務する。マッキンゼーを退職した後、現在は京都大学で教鞭を取りつつ、エンジェル投資家として立ち上げ初期の企業へ投資を行っている。そういった意味では、異色の経歴の持ち主。現在起業に関する講座を担当している京大では多くの学生が聴講を希望する人気教授でもあり、これまでに出版した本は累計50万部を超える売れっ子ビジネス作家でもある。

この本の中では、アメリカ独立運動における立役者だがベールに包まれてきた秘密結社のフリーメーソンやブッシュ大統領の親子が大学時代に所属していた秘密結社のスカルアンドボーンも描かれている。この本を読むと、アメリカという国では建国当初から秘密結社が大きな影響力を持つというのを淡々と描いている点でも面白い。

またこの筆者は慶応もある意味では秘密結社であるという説明を通して、この大学が私立として政治・産業界へ多大なる影響力を持っているのを説明している点でも大変興味深い。この本は中身の濃い一押しの本です。

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