てすと

その日は、１日朝から寝っぱなし。トイレに行くにも雲の上を歩いてるような、いやーーな感じ。
次の日、病院へ。しかし女医は、特別悪くなったっわけではないので、との事、
要は発作的なものか、と自分で納得すしかなかった。仕方なく気分が収まるまで、養生することに。
1週間休んでいるうち、和子の心の中で、職場の仲間に負担がかかっているのでは、と思うように
なって来た。必死に利用者の名前、特長、などなど、覚えたのだったが。しかし自分が体調不良になっていたのでは
施設では働けない。もっと働きたいという気持ちと、これ以上無理という気持ちが、交差して、涙がでた。
この仕事を和子は嫌いではなかった。
そして、決めた、もう子供たちの事に気をまわさなくてもいい、自分が元気でいたほうが、と思うと、
辞表をかいていた。理事長に出した時に、「パートになったらどうですか？」と言われたが、
自分の体調に自信がなかったので、断ることにした。診断書を提出して欲しいと言われたので、
病院へ・・・・