2022年05月28日
美少女フィギュアの価格が高騰。リアル店舗の限界が近づく。
ズボンのポケットに財布を入れたまま洗濯しちゃった静岡県静岡市清水区の美少女フィギュア専門店の店長です。
さいきん1/4スケールモデルの定価が66000円で話題になりました。このとき、わたしの中で予感というか確信みたいなものが生まれました。
1/6〜1/8スケールの定価が40000円を超えたら、店で買うひとがいなくなる。その時は店を畳もう。
・・・と。
もちろん通販限定や販路限定品なら問題ありません。店と商品がバッティングすることはありませんから。困るのは一般受注生産フィギュアの定価です。
日本の物価はあがっています。しかし、給料はそれほどあがっていません。
知人のトラック運転手のいまもらっている給料が、30年前にわたしがもらっていた同じトラック運転手の給料とそれほど変わっていないのです。
そして、静岡県で美少女フィギュアを14年間売っているわたしの肌感覚からすれば、成人の30歳以上の独身男性が買えるのは「2万円程度の美少女フィギュアを月に1体」です。
もしも定価が40000円になれば、毎月1体売れていたものが2か月で1体になるわけです。
なによりも美少女フィギュアの掛け率は悪くなっています。およそ10%といったところでしょう。
40000円の商品をひとつ売って、利益が4000円。
それを安いと考えるか、高いと考えるかは人それぞれですが、店を維持することも考えるわたしにしてみれば安いといわざるをえません。
日本の給料がいまよりもっともっと上がることはないでしょう。
そう遠くない時代、すべての美少女フィギュアのスケールモデルが定価40000円を超えるときが来るでしょう。
そのときは店を畳みます。なんとかその前にフィギュアギャラリー「キャストオフ」への業態転換ができればいいのですけれど。
頑張るます。
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