静岡県静岡市清水区の美少女フィギュア専門店の店長です。
姿の見えないインターネットでは、誰もが自分以外のモノになれます。
女性が男性に。
老人が若者に。
何かの専門家が一般人に。
そして素人が玄人(プロ)の顔をすることができます。
別に被害者がいなければカワイイことかもしれません。
問題はお金が絡むとき。
たとえば、あなたは本業以外に副業をしようと考えました。取り扱うものは趣味で集めている大好きな美少女フィギュアに決めました。
ふとネットを巡回すると
・プレミア化するホビー教えます!
・Amazon完売!!
・あ○あ○ランキング一位で人気です!
・お早めに!
・アルターはプレ値率が高い!
のような、とても自信満々な発言をするツイッターやブログをみつけました。
その管理者は発売された商品だけでなく、数日前に予約がスタートしたばかりの受注生産の美少女フィギュアも「○レ○アになる!」と言わんばかりにプッシュしています。
あなたはそのブログの運営者を信じて予約をしました。
さて・・・一年ほど経過して、その美少女フィギュアが発売されました。手元に届いたそのフィギュアの相場をみてアナタは驚きます。
なんとアナタと同じように売れると考えて仕入れたライバルが何十人といました。とうぜん早く売って現金化したいライバルは定価以下で損切りしていました。
お早目に!
Amazon完売!!
品薄です!!
アルターはプレ値率が高い!!
再販前プレ値!!
どういうことだ。予想屋の予想が外れたじゃないか!!
あなたはその予想屋のブログを久しぶりにチェックして、また驚きました。
予想屋は彼のときと同じように数日前に予約がスタートした新たな商品を「これはプレミア化する!」と推していたのです。
それどころか、予想が的中した商品は「とうだ!」とばかりに自慢するくせに、予想が外れた商品はまるで存在がなかったように無視をしていました。
騙された。
彼が気づいたときには時既に遅し。彼の手元には定価でも売れない美少女フィギュアのダンボールが山積みになりましたとさ。
おしまい。
この例え話でわたしは何を言いたいのか。アナタに何を伝えたいのか。
それは必ず当たる予想屋なんていないし、いるとすればハズレをなかったことにしている詐欺師ということです。
ネットは怖いですね。
フィギュア新作予約最大25%オフ!あみあみ
タグ:ニワカハメ