2015年09月02日
ドイツ生活用品、設備いろいろ
1.まず一番最初に買ったのが浄水器。ドイツの水道水は飲めるのですが、なにせ硬水なので、軟水に慣れている日本人にはちょっと飲みにくい。ペットボトルの水を買い続けるのももったいないし。で、これ。本体だけだと17EURくらいですが、フィルター6個が付いているお得なセットの方にしました。6か月間、ペットボトルを買い続けることを考えれば、元がとれます。
日本でも、同じような値段で売っていますね。
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そして、この水でコーヒーを入れると、とてもおいしいことに気づきました。ふだん、カフェインのきつい飲料はあまり飲まないのですが、こっちに来てから朝食のときに飲むようになりました。
2.ラップ
外国のラップは切れない、とよく聞いていましたが、切れません(笑)でもたぶん、この国では誰もそんなこと気にしないのではないでしょうか。
3.おはし
アパートは調理器具や食器も備え付けでしたが、さすがにおはしはなかった。荷物の準備をしているときには思いつきもしませんでしたが、やっぱり、フォークとスプーンではちょっと不便。
近所のスーパーの一角に、sushiと書いた怪しげなコーナーがあって、握り寿司や巻き寿司っぽい物や、しょうゆを売っています。そして、その横に割り箸をたくさん立ててあって、どうぞご自由に、みたいな雰囲気をかもしていたので、とりあえず2膳だけいただいて来ました。洗って何回も使いたいと思います。
4.ごみ袋
ごみ袋、いったいどこに売ってるんだろう、とだいぶ探しました。こっちのごみ袋は、こんな風にくるくる巻いてあって、ミシン目で1枚ずつ切り取って使います。そして、香り付きです。わたしが買ったのは、レモンの香り。生ごみ用かなと思いましたが、70Lのサイズも売ってました。生ごみ、70Lもためませんよね。。。
5.ティッシュペーパー、トイレットペーパー
形状は日本と変わりませんが、両方、分厚いです。日本の2倍くらいの厚みがあります。
最初は違和感がありましたが、そのうち、日本で使っているときのように、鼻をかむときにティッシュを2枚とったり、トイレットペーパーをワーッと手に巻いたりする必要がないことに気づきました。厚みがあるので、ティッシュは1枚で充分、トイレットペーパーも、少量で充分。
あれ?日本のはなんで薄くしてあるんだっけ?
6.電灯
夫の職場もそうらしいのですが、こちらでは、日本みたいに明るい照明を部屋につける習慣がないみたいで、こういう間接照明しかありません。
日が落ちてからキッチンで作業しようとしても暗くてできないので、部屋にあったライトスタンドでキッチンを照らしています。みんな夕食は料理しないのかな。
7.電熱器
ドイツでは、ガスコンロはあまり使わないらしいです。電熱器を見ると、ワンルームでひとり暮らししていた頃を思い出してしまいます。
熱くなるまで時間がかかりますが、一度熱くなると、けっこう火力は強いです。そして、スイッチを切っても今度はなかなか温度が下がらないので、鍋やフライパンを鍋敷きの上に避難させないと焦げます。。。
*追記*
後日、3段階ある温度切り替えスイッチ(数字や印があるわけではないです。カチカチっと右に回していくと3段階まで切り替えられるだけ)を使ってみたところ、1〜2はたいして違いはなかったのですが、3にすると、弱火モードになることが発覚しました(笑)始めから3にすると、なかなか温度が上がらないので、1〜2で適温になったところで3に切り替えると、煮込み料理などもできるようになりましたー。
8.浴室
トイレの上にある謎の蛇口のハンドル。赤と青とひとつづつ。どこから出るんだろうと思ってひねってみたけど、何も起こらない。で、いちおう閉めておいた。すると、お風呂に入ろうとした夫が、シャワーの水圧がすごくゆるいと言うので、もしや、と思ってトイレの上の赤と青を少しゆるめてみると、シャワーからお湯が出てきた。なんでだ?なんでそこで調節することにしたんだ?しかも、バスタブの側面にシャワーが取り付けてあるから、どう頑張っても、シャワー浴びているときに水がバスタブの外に漏れる。そして、バスタブの外に排水溝はない。。。
でも、空気が乾燥しているせいか、床はすぐに乾く。結果OK?
8.ドア
すべて、立てつけ悪いです(笑)基本的に建物が古いせいでしょうか。
そして、鍵。開けるのにコツが要ります。慣れないうちは、一生部屋に入れないんじゃないかと不安になりました。
ホテルと同じで、扉を閉めるだけ(と言っても、立てつけ悪いのでかなり力強く)で鍵がかかります。つまり、鍵を持って出ないと、自分が閉め出されます。わたしがそれをやってしまうと、このアパートを手配してくれた、夫のこちらでの上司が召喚されることになり、夫が怒られます(笑)いや、笑いごとではないので、責任重大です。
部屋の中のドアも、すべて、立てつけ悪いです。部屋と玄関の間のドアをちゃんと閉めるのになかなかのエネルギーが必要です。
テラスに出るドアも、まずカーテンを横に引いておかないと、開けたドアにカーテンの上部が引っ掛かるという仕組みになっています。
こういう話だけ聞くと、不便で大変そうだなーと思うかもしれませんが、わたしは楽しんでいます。こちらに滞在する期間が短いからということではなく、ここの雰囲気が、そんなことは何でもないのだと思わせるからだと思います。
今日も、とてもゆったりした時間が流れていました。日本ではこんなことはないなぁと夫とも話していたのですが、ゆったりした時間の中にいると、普段はしない思考をすることができます。日本から遠く離れたこの外国で、いろんなことを考えました。明日は、そのことについてちょっと書いてみます。
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