2016年05月15日
ラインフェルス城 探検
次の日はちょっとゆっくり目に起きて、ホテルのレストランで朝食。
今日は窓際の席にすわれました。いいお天気です。
向こう岸の猫城も、よく見えます。
ドイツ語で猫のことをKatzeと言いますが、このお城を建てたKatzenelnbogen伯爵の名前から、Katzと呼ばれるようになったそうです。形が猫に似ているからとかではないんですね(笑)
このKatzenelnbogen伯爵が、私たちが泊まったラインフェルス城も建てたそうです。
1245年にこの城を建ててからKatzenelnbogen家は1479年に家系が途絶えるまで、この辺でだいぶブイブイ言わせてたみたいです(笑)その後、他の貴族にこの城は引き継がれましたが、1794年にフランス革命軍に引き渡され、破壊されたそうです。
ライン川沿いにたくさんお城が建っているのを見ると、日本の戦国時代のように、いろんな勢力争いがこのあたりで行われたんだろうなぁと想像できます。
朝食を食べ終わると9時前。チェックアウト前にホテル真ん前のお城見学をしようと行ってみると、9時からオープンとのこと。
少し待って、中へ。入場料は5ユーロです。
ところで、昨日から城壁の中をのぞくと、テントを張っている若者がいて、気になっていました。
受付のおじさんに聞いてみると、年に1回、ボーイスカウトとガールスカウトがここにキャンプしに来るそうな。もっと暖かくなってから来ればいいのに。。。
いや、そこじゃないか。歴史的に貴重な遺跡の中でキャンプできるって、どういうこと?!いやー、こういうところに、この国の余裕を感じるのです。ドイツ人、真面目なだけじゃない、太っ腹!
で、まだ眠そうに顔を洗ったりテントをたたんだりパンをかじったりしている若者たちの間を抜けながら、わたしたちアジア人はパシャパシャと写真を撮りまくったのでした。
受付で、こんなマップをくれました。裏には日本語で、このお城の説明が書いてあります。横の立体模型は、お土産屋さんで買ったものです。なんだか、見てるだけでわくわくします。
フランス革命軍に破壊されとは言っても、遺跡はまだ、迷路のようなその造りを残していて、見応えたっぷり。歴史を感じられました。中でも、城の中にあった坑道は、まさにドラクエのダンジョン!
では、しばらく写真でお城探検をお楽しみください。
これは、反対側の川岸から撮った、お城の全景。
もっとゆっくり冒険したかったのですが、チェックアウトの時間が迫っていたので終わり。
次回は、帰りに立ち寄った、リューデスハイムのつぐみ横丁です。
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