すみっちの徒然日記

久々の読書感想〜！

一気読みしてしまった・・・

＞＞『ナオミとカナコ 』奥田英朗　幻冬舎

『読者も二人の＜共犯者＞になる』

って、すごいキャッチコピーだと思ったけど、
ほ、ホントだったっ！

３８度の熱があるにもかかわらず、
なんとなく読み始めたら、
止まらない、止まらない。

ネタバレになるから、
内容は言わないけど、
このキャッチコピーを考えた人、天才だ！

読んでいるうちに、
本当に主人公達と一緒になって、
追い詰められて緊迫感で胸が苦しくなる。
（いや、熱のせいではなく！）
私、今、
お昼ご飯食べたいんだけど、
おトイレ行きたいんだけど、
もしその間になんか起きたらどうしよう！
みたいな当事者感って何？
気がつくと、当然のように犯罪者側にたっているし。

もう、
読書なのに、
本読んでるだけなのに、
場を外せない感が半端なく、
トイレも我慢して読んでしまいました。

最後の数ページは、
自分の息づかいしか聞こえないような、
気が遠くなりそうな緊迫感！
あ〜、ドキドキしすぎた。

読み終わった後、
ドキドキ緊張しすぎて、
３０分横たわったまま何も出来ず。
（発熱のせいかもしれんけど！）

奥田英朗に犯罪エンターテイメント小説書かせたら、
本当に天下一品な感じ。
止めようがないスピードで加速する展開から、
もう、降りられない。
本当に心臓に悪い小説家だ。

最近面白い本にあたっていないな〜
と、言う方、
おすすめします！

さあ、
熱でふらふらだ、
今度こそ寝よう。
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