膵頭十二指腸切除術を受けたらどうなる？記録日記

術後2日目で食事は
既に3食出ます。
紙パックの
流動食やゼリーですが…。

痛みが現れるときは、
背中に入っている
硬膜外麻酔をオンに
するためのボタンを
自分で押せば、
一定量の痛み止めが
流れてくるという、
画期的なシステムでした。

自分で痛いなぁ、
痛くなりそうだなぁと
思ったら直ぐ
カチッと押すだけ！
お腹の痛みは
そのボタンで
何とかなりました。

術後1日目までは
トイレに行くにも
何をするにも
看護師さんのお手伝いが
ないとできませんでしたが、
2日目から自力で
トイレに行ったりします。

まずは一人で立てるか、
歩けるか、
フラつきはないか等を
看護師さんと理学療法士さんに
見てもらって決めます。
OKがでれば
歯磨きやトイレに自分でいけます。
私の場合は吐き気が酷かったので、
立ち上がろうとすると
目眩がして吐き気が
襲ってくるかんじ。
でも術後4日目には
ようやく一人で
トイレに行ける
ようになりました。

そして術後2日目より、
誰も教えてくれなかった
地獄の日々が始まりました。

まず、夜になると

腹部の痛み⇒悪寒⇒
発熱（38〜40度）⇒
吐き気⇒嘔吐⇒
大量の発汗

以上を1クールとして、
これを3〜４クールほど
過ごすと夜が明けてきます。

ゆっくり眠れる
時間はありません。
硬膜外麻酔も効きません。
ただ、
朝になると症状が
緩和されるので
朝方になって
ようやく寝始める感じでした。

これが3日間続きました。

さすがにこの手術、
本当にやってよかったのかな？
と疑問が湧きましたね。

個人差はあると思いますが
私の経験からは、
こんなに苦しいのなら
先送りしても
良いのではないか、
やらなくて
よかったのではないかと、
本気で思いました。
それくらい辛かったです。






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