７．５坪の家

鋼管杭もカットされて綺麗に整地されました。

何事もなかったかのように元通り仮囲いされていますが、、





根切り工事が終わり、敷地内は１m程掘ってあります。。
あたりまえなのですが地盤改良で入れている鋼管杭の頭が出ています。

これを避けながら掘るという作業も面倒だったんだろうと思います。
でもたぶん掘削した後だと杭打ちの重機を据え付ける場所が確保できないのかも。


鋼管杭の飛び出している部分は再度カットするそうです。

だいぶ掘り進んできました。
（青い傘の少年は工事車両好きのわが子です）

隣地の枡が若干越境気味だったり
浸透枡が思わぬところにあったりしました。

その辺りも今後トラブルにならないように、
棟梁が丁寧に対応してくれていました。


どうしても工期や費用優先で進めたくなるところだと思うのですが
近隣の方への丁寧な対応はとても有り難いです。

根切り工事（地面を掘削する工事のこと）が始まりました。

隣地建物が迫っているので、
パワーショベルも道路にはみ出しながらの作業です。

矢板という周りの土を押える土留めの板を入れるタイミング等も
大変難しかったのではないかと思います。

棟梁が細かく見て下さっていました。

１階部分が仮囲いされて、現場らしくなってきました。

でも建物の形が見えてくるまでにはまだまだ時間がかかります。

建物も人間と一緒で、人に認められるようになるまでには
足元をしっかりと固める時間が必要なのだと、
安藤忠雄先生がセミナー等でよくおっしゃっていますがまさにその通り。

全部で１８本の鋼管杭が打ち込まれました。

長さがぴったりなのではなくて、
継ぎ足しをしながらある圧力で回転しながら掘り進み、
それ以上進まなくなったらおしまい、

で地上から出ている部分をカットしてあります。

そしてついに７．５坪の家の新築工事が着工しました！




まずは前にもどっかで触れたPPG工法という方法で、
鋼管杭を18本支持地盤まで打ちます。

なんか変な感じに聞こえますが、この工事を地盤改良工事といいます。

鋼管杭が置かれ、重機で端から打ち込まれていきます。

打込むと言っても回転圧入なので結構静かで、
その意味では周りにあまり迷惑はかからなそう。

けれど何しろ狭いので、重機は杭打ちしながら逃げながらという感じで
ずっと見ていたわけではないですが大変だっただろうと思います。

杭打ち業者の方、ありがとうございました。

地元の神社の神主さんにお願いして、
狭いながらもいっちょまえに地鎮祭をしていただきました。


天気が怪しく棟梁が脇にテントを持ってきてくださっていたのですが
なんとか持つかな、と思ってはじめた結果、結構な本降りになってしまいました。

先行き不安な我が家。。
いや、雨降って地固まるだ、きっと。


神主さん、立ち会ってくださった皆様、悪天候の中ありがとうございました。


竹はわざわざ棟梁がその日の朝早くに埼玉の方まで採りに行ってくれたもので
葉っぱの先までぴしっとしていました。

お知らせ看板が立ちました。

建物高さが１０ｍ以上あるので、一定期間周辺の方に周知する義務があります。

建主に自分の名前が記載されており、通りすがりの人が皆見て行くので
（少なくとも皆が見ていっているように思えて）
最初大変恥かしかったです。


隣地所有者の方との境界確認もこの頃。


　�@解体を始める前に御挨拶と確認

　�A解体後更地で再確認

　�B掘削、埋め戻し後に再再確認


と、棟梁から紹介して頂いた司法書士の方に丁寧に対応して頂きました。


契約や確認申請等が行われ・・・

昨日載せたのと同じ建物です。

車で２、３０分かかるところなのですが、
４日後に確認の為に再訪しているみたい。

何しに行ったのかな、、と考えていたところ、




なるほど、カラーサンプルと色を比較しに行ったようです。