スポーツがなきゃ生きていけない！！

バンダム級の世界戦が東京の代々木体育館で開催され、チャンピオンの山中慎介選手がタイのスリヤン選手と対戦。６連続KO防衛という具志堅用高さんの記録に並ぶか注目が集まっていましたが、結果はどうだったのでしょうか？神の左は炸裂したんでしょうか？？( *´艸｀)思わぬ試合展開に

圧倒的な強さを見せ続けているバンダム級世界王者の山中慎介選手。山中慎介選手を倒せる対戦相手はいないのではないか？！と周囲から言われるぐらい、常に圧倒的な勝ち方をおさめてきています。今回の試合でも山中慎介選手が負けるということは誰も予想しておらず、防衛は最低限で注目は６連続KO防衛なるか？？というところ。日本記録では具志堅用高さんが過去に６連続KO防衛をしていて、それ以来の快挙となるんです(*^_^*)




正直、僕もここ最近の山中慎介選手の試合を観ていて、負けそうな雰囲気が全く感じられないな〜っと思っています！それぐらい余裕も常に感じますし、あの神の左が１発当たるだけで一気に試合の流れが変わってしまうんですから(笑)日本の選手でここまで１発のパンチで流れを変えられる選手がいるでしょうか？？




どの対戦相手もあの神の左にはもっとも警戒しているはずなんですけど、最終的にはその神の左でマットに沈んでしまうんですよね〜。山中慎介選手の体格だけ見ると、それほを強烈なパンチなのか？！と思ってしまうほど、特別大きいとか体が筋肉ムキムキとかではないんですけどね(笑)あのパンチの強さはどこからくるんでしょうか？？




今回の対戦相手はタイのスリヤン選手。以前は違う階級で世界チャンピオンとなったほどの実力者。今回は２階級制覇を目指して山中慎介選手に挑みます。スリヤン選手はKO負けがないというかなりのタフな選手。戦い方としては常に手を出し、突き進んでいくかのようなファイタータイプ。山中慎介選手もやりにくい相手と言っていました。




いざ、試合が始まると山中慎介選手が言っていた通り、非常にやりにくそうに戦っていたのが印象的です。スリヤン選手は１R目から果敢に前に出てきて、次から次へとパンチを繰り出します。そして相手の懐に潜り込みながら強烈な右フックや右ストレートで山中慎介選手の顔面を捉えていました(*_*)




大丈夫か？！と思うようなシーンが１Rから４Rまで続き、４R時点での公開採点ではスリヤン選手の方がリード。積極的に攻めてて手数を出しているうえに、顔面にクリーンヒットしているパンチがいくつもあったので、その部分で差が出たんでしょう。山中慎介選手も時折神の左がヒットしているところもありましたが、スリヤン選手の勢いに押されているような感じでしたね。




ただ、山中慎介選手はいつも５Rあたりから調子が上がってくるスロースターターなので、周囲はそれほど心配していなかったようです。実際その通り、５Rあたりから山中慎介選手が盛り返してきて、ダウンを奪うことに！！これで一気にKO劇への流れに持っていけるかと思いましたが、スリヤン選手はやはりタフでしたね(*_*)




ダウンの後には必ず攻めてきましたから！合計で３度のダウンを奪ったんですが、最終的にはKOはできず、６連続KO防衛とはなりませんでした(T_T)しょうじき、あれほどパンチを受けている山中慎介選手をはじめてみたような気がします。終盤も効いているのでは？？と思うようなもらい方をするシーンもあってちょっと心配になりましたからね。




違う階級とはいえ、元世界チャンピオンの実力は確かだったと思いました。でも最終的には山中慎介選手がしっかりと７度目の防衛を果たしてくれ、チャンピオンベルトは守ってくれたので良かったです(*^_^*)




最近のボクシング界はベテランも若手も実力のある選手がたくさんいるので、試合を観ていてもすごく面白いですね！！山中慎介選手をはじめ、村田諒太選手や井上尚弥選手の試合も楽しみにしたいと思います(^o^)／