2018年12月10日
山本・元柳斎・重國『ブリーチ』
・残火の太刀 東 西 南 北 がある。
・上から目線。自信あり。怒る。
「こりゃあ!ノ字斉殿また貴様か!性懲りもなく現れおって!」57
仲間うちの誰かが呼び始めたものだったが、響きがよいのかなんなのか、武功をあげるたび、ノ字斉の名ばかりが広まっていった。それがワシには気に入らなかった。長次郎はしかしその名を頑として呼び続けた、知っておる謝りはするが、直す気はないのだ。57
「大体なんなのだ貴様は!うちの塾生でもないくせに毎日のようにうろちょろしおって!付き人なぞいらんといったはずだ!
(付き人ではありませぬ!右腕にして頂くために参っておるのでございます)
「ならば尚のこと門下に入れ!市販まで昇りつめれば自然と右腕にもなろう!」57
「ほう、ならばその卍解でこのわしを倒して見せよ」
見事な卍解だった。わしを倒すことこそできなかったが、その卍解はわしの額に消えぬ傷を大きく残した。
だか儂はあえて「赤子のような卍解だ」といった。長次郎は面食らうそぶりすらなく、それどころか嬉しそうに「その通りです」と叫んだ。57
「長次郎よ、さぞ悔しかろう・・・・長次郎・・・お主の怒り儂にはようわかる。・・・お主の・・・お主の磨き上げた卍解はこの程度では断じてない!!!!」57
「案ずるな。奴ら賊軍一人残らず儂がこの手で叩っきる」57
「千年ぶりじゃな。ユーハバッハ。お主の息の根を止めに来た」57
(お前は老いたな山本重國。だが怒りに身をまかせるその姿は若き日にも重なって見える)
「ぬかせ!」57
「何故待っていたとおもう。お主の血肉も剣も魂も髄から粉々に打ち砕くためよ!」57
「甘いのう、人の話はちゃんときかんかい。いうたじゃろう。」57
「どうした眺めておるだけか?いや、今の問いは少々維持が悪かった。剣も折れ、なす術もないのだ。足が動かぬのも無理はない。逃げてもよいぞ。すぐにとらえて殺すがな」57
「屍ども。我が炎に散った亡者の灰よ。手を貸せ。しばし戦の愉悦をくれてやる。残火の太刀南」57
(なー山じいこれなに?)
「こりゃあ春水!お主また勝手に儂の部屋に入りおって!」
(いててててて!ごめんごめんごめんって!!)
「何ちゅう心のこもっとらん謝罪じゃ!ゆるさん!」
(こもってるって!はいったのは悪かったよ!でもあの絵が気になって・・・・。山じいも絵なんか飾るんだーと思ってさ。何あれ?昔話の穂の神様かなにか?)
「あれか。あれはむかーし尸魂界に現れた化け物じゃ。尸魂界が大変な時に現れてもっと大変にしてしもうた。もう現れることはない。もしまた現れるような事があればその時は、儂がここに戻ることはないじゃろう」
「流刃若火を封じれば儂を討てると思うてか?何故儂が千年も護廷十三隊の総隊長を務めとると思うておる?儂より強い死神が千年生まれとらんからじゃ」。
・上から目線。自信あり。怒る。
「こりゃあ!ノ字斉殿また貴様か!性懲りもなく現れおって!」57
仲間うちの誰かが呼び始めたものだったが、響きがよいのかなんなのか、武功をあげるたび、ノ字斉の名ばかりが広まっていった。それがワシには気に入らなかった。長次郎はしかしその名を頑として呼び続けた、知っておる謝りはするが、直す気はないのだ。57
「大体なんなのだ貴様は!うちの塾生でもないくせに毎日のようにうろちょろしおって!付き人なぞいらんといったはずだ!
(付き人ではありませぬ!右腕にして頂くために参っておるのでございます)
「ならば尚のこと門下に入れ!市販まで昇りつめれば自然と右腕にもなろう!」57
「ほう、ならばその卍解でこのわしを倒して見せよ」
見事な卍解だった。わしを倒すことこそできなかったが、その卍解はわしの額に消えぬ傷を大きく残した。
だか儂はあえて「赤子のような卍解だ」といった。長次郎は面食らうそぶりすらなく、それどころか嬉しそうに「その通りです」と叫んだ。57
「長次郎よ、さぞ悔しかろう・・・・長次郎・・・お主の怒り儂にはようわかる。・・・お主の・・・お主の磨き上げた卍解はこの程度では断じてない!!!!」57
「案ずるな。奴ら賊軍一人残らず儂がこの手で叩っきる」57
「千年ぶりじゃな。ユーハバッハ。お主の息の根を止めに来た」57
(お前は老いたな山本重國。だが怒りに身をまかせるその姿は若き日にも重なって見える)
「ぬかせ!」57
「何故待っていたとおもう。お主の血肉も剣も魂も髄から粉々に打ち砕くためよ!」57
「甘いのう、人の話はちゃんときかんかい。いうたじゃろう。」57
「どうした眺めておるだけか?いや、今の問いは少々維持が悪かった。剣も折れ、なす術もないのだ。足が動かぬのも無理はない。逃げてもよいぞ。すぐにとらえて殺すがな」57
「屍ども。我が炎に散った亡者の灰よ。手を貸せ。しばし戦の愉悦をくれてやる。残火の太刀南」57
(なー山じいこれなに?)
「こりゃあ春水!お主また勝手に儂の部屋に入りおって!」
(いててててて!ごめんごめんごめんって!!)
「何ちゅう心のこもっとらん謝罪じゃ!ゆるさん!」
(こもってるって!はいったのは悪かったよ!でもあの絵が気になって・・・・。山じいも絵なんか飾るんだーと思ってさ。何あれ?昔話の穂の神様かなにか?)
「あれか。あれはむかーし尸魂界に現れた化け物じゃ。尸魂界が大変な時に現れてもっと大変にしてしもうた。もう現れることはない。もしまた現れるような事があればその時は、儂がここに戻ることはないじゃろう」
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