2018年12月11日
ブリーカー(映画:JUNO)
「すごいトラだ かっこいいね」(ブリーカー
「ランチキさんの庭から持ってきちゃった。その短パン今日は、すっごくゴールド。」(ジュノ
「色物用の洗剤で洗ってるから」(ブリーカー
「さすがお母さん」(ジュノ
「伝えとく」(ブリーカー
(走っている男の子の短パンの中で、あれが揺れるのを見ると、嫌でも裸を想像しちゃう。目に入るのはソーセージだけ)
「ああ、僕も走らなきゃ」(ブリーカー
「何の話だ」(ジュノ
「いや、わからない」(ブリーカー
「妊娠しちゃった。」(ジュノ)
「・・・・・・・・」(ブリーカー
「ど、どうするんだ?その・・・」(ブリーカー
「考えてみたんだけど、つぼみのうちに摘み取ろうかな。今のうちに。保険の授業で習ったでしょ?妊娠して放っておくと子供が生まれちゃうんだよ?」(ジュノ
「まあ、大抵はね、僕たちの母親の学校の先生も、そうだし」(ブリーカー
「あなたはそれでいいの?」(ジュノ
「僕は構わないよ魔法使い。君のしたいようにしてくれれば・・・」(ブリーカー
「ごめんね、セックスしちゃって。あなたの考えじゃなかったのに。」(ジュノ
「じゃあ、誰の考えだよ。」(ブリーカー
「また学校でね、じゃーね。」(ジュノ
「誰の考えなんだよ・・・・」(ブリーカー
「新しいこと試すのって面白いよね。」(ジュノ
「僕、昨日の夜、この実験の予習してきたんだ。答え映していいよ」(ブリーカー
「移すなんてそんなの悪いよ。」(ジュノ
「毎週映してるじゃないか。」(ブリーカー
「だね、実験のパートナーとしては最悪だよねー」(ジュノ
「気にしてないよ。君は君なりに貢献してるし」(ブリーカー
「カリスマだし」(ジュノ
「ポール、夕食だから降りてきて。」(母
「ああ、僕はいいや。」(ブリーカー
「今日は13キロも走ったでしょ?」
「でも、腹減ってないんだ。なぜか」(ブリーカー
「おまえの好きな朝メニューを作ってあげたのに。」(母)
「ああ」(ブリーカー
「留守中にジュノから電話があったわ。ママはあの子は嫌い。」(母)
「それはもうなんども聞かされてたよ。」(ブリーカー
「だってあの子・・・、変わってるもの。」(母
「まあね。」(ブリーカー
「ブリーカー」(VJ
「ようVj。調子どう?」(ブリーカー
「聞いた?ジュノが妊娠したって」(ジュノ
「ああ。」(ブリーカー
「ママや先生みたいだ」(VJ
「ああ」(ブリーカー
「お前の子だって?」(Vj
「ああ。」(ブリーカー
「すげーことだよ。」(VJ
「僕もよくわかんないけど」(ブリーカー
「ひげ生やしたら?」(Vj
「生えないんだ。」(ブリーカー
「僕もそう。でもパンツはくのやめて精子の数を増やす。じゃあな」(VJ
「ジュノ」(ブリーカー
「やあ、ブリーカー。」(ジュノ
「僕たちこれから18人も子供がいる男の映画を見に行って、ドーナッツ投げるんだ。」(ブリーカー
「あはは」(ジュノ
「君もくる?」(ブリーカー
「あー残念。行きたいけど今日は超音波検査なんだ。」(ジュノ
「あーほんと。僕も行ったほうがいい?一緒に」(ブリーカー
「ああ、んん、せっかくドーナッツ用意したのに無駄になっちゃうよ。あー、もしかしたら後から遅れていくかも。」(ジュノ
「そ、分かった。」(ブリーカー
「あとでね」(ジュノ
「じゃあね」(ブリーカー
去っていくジュノに振り向き、
「席とっとくよ」(ブリーカー
「あら、ジュノ。今日は何の用なの?」(ブリーカーの母
「あー、ブリーカーいます?」(ジュノ
「ええ」(ブリーカー母
(ブリーカーの母は昔は美人だったかもしれないけど、今はホビットみたい。)
勢いよく玄関のドアをしめられる。
(グーニーズに出てたデブそっくり)
階段を勢いよく駆け上がっていくジュノ。それに負けじとブリーカーの母も勢いよく上ってくる。部屋に入るジュノ。
「勉強中?そんなに集中しないほうがいいよ。髪が燃えちゃいそう」(ジュノ
「どうかした?」(ブリーカー
「いや別にー。ちょっと顔見たくなっただけ」(ジュノ
「昔は平日の夜でもよくつるんでたじゃん。」(ジュノ
上着を脱ぐジュノ。
(ブリーカーはオレンジミントのキャンディーが大好きだった。あたしが妊娠した日、彼の口は甘酸っぱい味がした。)
「んん〜」(ジュノ
重たそうなお腹をかばいながら座るジュノ
「すごいな。最近どんどん、妊婦って感じだよね。」(ブリーカー)
「だね・・・、あのね赤ちゃんを養子に出す手続きしたの。もらってくれるのはセントクラウドに住んでる夫婦なんだけど、二人が親になってくれるって。」(ジュノ
「ほんと・・・」(ブリーカー
「ええ。」(ジュノ
「どんな人たち?」(ブリーカー
「ええーっとね、旦那さんのほうはいい感じだよ。名前はマークで、ホラー映画が好きでー、ギターを弾くのが趣味、午後は彼が一緒だったの。」(ジュノ
「普通、そういうことする?」(ブリーカー
「しないかもね。そうだ、私、パパとブレンダに話したんだけど、あなたの家族には言わないでおくって。」(ジュノ
「そう・・・」(ブリーカー
「だから心配しないでいいから。」(ジュノ
「ああ、安心したよ。」(ぶりーかー
「んん・・・・だけどー、あたしこれから先、すごい体形になっちゃうんだよね。それでも私のことかわいいって思ってくれる?」(ジュノ
「君はいつでもかわいいよ。美人だしね。」(ブリーカー
「ほんとだよ。」(ブリーカー
沈黙が続く。
「ねえ、ジュノ、全部終わって落ち着いたら、また一緒にバンドやろう。」(ブリーカー
「あー、だね。やれたら、最高だな。ティノが新しいドラムヘッドを買ったらまた」(ジュノ
「ああ」(ブリーカー
「ロックしようね」(ジュノ
「それからさ、僕たちまた付き合ってもいいよね?」(ブリーカー
「あ、あ、あたしたち、付き合ってたっけ?」(ジュノ
「あ、ああ、一度は付き合ってただろ?だからあの時・・・」(ブリーカー
「カトリーナデボートは?カトリーナデボートと付き合えばいいじゃない?」(ジュノ
「カトリーナは好きじゃない。臭いがスープみたいだ。嗅いだことある?家の臭いもスープみたいだし。」(ブリーカー
ふたりはうつむきながら沈黙がつづく。
「ねえ、カトリーナプロートとプロムに行くってまじ?」(ジュノ
「あー、いや・・・」(ブリーカー
「リアから彼女と行くって聞いたけど?」(ジュノ
「ああ、ぼくから行かない?って誘ったんだ。チームのみんなと一緒に紅花に行って、プロムに行って、VJ地の別荘の山小屋に行く。それに、リムジンももう予約してあるんだ。」(ブリーカー
「相手が私じゃなくて、ママは喜んだでしょー?」(ジュノ
「なんで怒ってるの?」(ブリーカー
「怒ってないよ。気分は最高だもーん、そりゃね、着ぐるみ着たみたいな体型だし、みんなから陰口たたかれて笑いものにされてるのもわかってるし、あなたの彼女からは昨日、美術の時間に
超軽蔑した目で見られたけど・・・」(ジュノ
「カトリーナは彼女じゃない!それに、軽蔑した目って言うけど、カトリーナはもともとそういう顔なんだよ。」(ブリーカー
「そう、じゃあ、あなたはスープ連れてプロムに行けばいいよ。あたしはその日はほかにやることがたっくさんあるから。例えばさ、足の手入れしてブレンダと教会に行って、もしかしたら
ごみ収集車に引かれちゃうかもねー。でも、それでも、あなたとプロム行ったりするより、ずーっとクールだよ!」(ジュノ
「君は子供じみてる。」(ブリーカー
は?という顔をするジュノ。
「僕に怒る理由なんてないだろ?僕を振ったのは君のほうだ!僕が君に怒るのも当然だし、もう二度と口を利きたくなくても当然じゃないか?」(ブリーカー
「はああ〜〜?あたしが退屈だからってあなたとセックスしたけど、結婚したがらなかったから〜?」(ジュノ
「だれが結婚するか!君なんか妻としちゃサイテーだよ!それに退屈だったなんて嘘だ!テレビで面白い番組たくさんやってた!プレアビッチプロジェクトもやってて、君は
映画館で公開されてから見てないから見ようって言った。でもみないで結局やったんじゃないか!」(ブリーカー
「はあー、わかった。くそカトリーナと一緒にプロム行けばいいよ。二人で楽しい時を過ごせんじゃない?」(ジュノ
「そうだ、君の下着、まだあるよ。」(ブリーカー
「あなたの童貞わたしが・・・」(ジュノ
「おい、やめろって!」(ブリーカー●指摘
「やったこと後悔してんのー!?」(ジュノ●違う
「違う」(ブリーカー)●否定
「得だよねーあなたの体にはやったって証拠は残らないもん。あたしはこんなだよ!?」(ジュノ
そばに置いたバックを持とうとするジュノ。
「まって、僕が持つよ。体に良くない」(ブリーカー
「いまさら五キロぐらい何よ」(ジュノ
「ああ・・・・・」(ブリーカー
ブリーカーの横を通り過ぎるジュノ。
「やあ。メールボックスにミントを百個入れてくれたの、君?」(ブリーカー
「ああ、そう。あたしだよ。」(ジュノ
「ふふっ、なんで?」(ブリーカー
「なんでって、あなたの好きなものだし、それに一カロリーのブレスミントならたくさんあっても困らないでしょ?だから」(ジュノ
「ふふふ、どうもありがとう。大学に入学するまで買わないで済みそうだ。」(ブリーカー
「でしょ?あのね、ブリーカー、あたしね、ひどいこと言ってごめん、あなたは悪くないのに」(ジュノ
「いんだよ。それはいいって。」(ブリーカー
「それに私、あなたを愛してるし・・・」(ジュノ
「友達として?」(ブリーカー
「違う、本気で大好き。あなたは私があった中でいっちばん素敵だもん!かっこなんかつけなくてもかっこいいし、ほんとに。」(ジュノ
「裏で努力してるんだけど。」(ブリーカー
「もともと頭もいいし、ほかのみんなと違うもん。あなたは私のお腹じゃなくて、顔を見てくれる。それにあたしが、あなたを見るたび、あ、赤ちゃんがすごくお腹をけるの」(ジュノ
「ほんと?」(ブリーカー
ブリーカーの手を引っ張り腹に押し当てるジュノ。
「あははは。魔法使い。」(ブリーカー
「きっとあなたを見るたびに心臓がどきどきするからだと思う」(ジュノ
「僕もだ」(ブリーカー
「その言葉だけでうれしい。あなたが一番。」(ジュノ
「キスしてもいい?」(ブリーカー
「いいよ。」(ジュノ
「ランチキさんの庭から持ってきちゃった。その短パン今日は、すっごくゴールド。」(ジュノ
「色物用の洗剤で洗ってるから」(ブリーカー
「さすがお母さん」(ジュノ
「伝えとく」(ブリーカー
(走っている男の子の短パンの中で、あれが揺れるのを見ると、嫌でも裸を想像しちゃう。目に入るのはソーセージだけ)
「ああ、僕も走らなきゃ」(ブリーカー
「何の話だ」(ジュノ
「いや、わからない」(ブリーカー
「妊娠しちゃった。」(ジュノ)
「・・・・・・・・」(ブリーカー
「ど、どうするんだ?その・・・」(ブリーカー
「考えてみたんだけど、つぼみのうちに摘み取ろうかな。今のうちに。保険の授業で習ったでしょ?妊娠して放っておくと子供が生まれちゃうんだよ?」(ジュノ
「まあ、大抵はね、僕たちの母親の学校の先生も、そうだし」(ブリーカー
「あなたはそれでいいの?」(ジュノ
「僕は構わないよ魔法使い。君のしたいようにしてくれれば・・・」(ブリーカー
「ごめんね、セックスしちゃって。あなたの考えじゃなかったのに。」(ジュノ
「じゃあ、誰の考えだよ。」(ブリーカー
「また学校でね、じゃーね。」(ジュノ
「誰の考えなんだよ・・・・」(ブリーカー
「新しいこと試すのって面白いよね。」(ジュノ
「僕、昨日の夜、この実験の予習してきたんだ。答え映していいよ」(ブリーカー
「移すなんてそんなの悪いよ。」(ジュノ
「毎週映してるじゃないか。」(ブリーカー
「だね、実験のパートナーとしては最悪だよねー」(ジュノ
「気にしてないよ。君は君なりに貢献してるし」(ブリーカー
「カリスマだし」(ジュノ
「ポール、夕食だから降りてきて。」(母
「ああ、僕はいいや。」(ブリーカー
「今日は13キロも走ったでしょ?」
「でも、腹減ってないんだ。なぜか」(ブリーカー
「おまえの好きな朝メニューを作ってあげたのに。」(母)
「ああ」(ブリーカー
「留守中にジュノから電話があったわ。ママはあの子は嫌い。」(母)
「それはもうなんども聞かされてたよ。」(ブリーカー
「だってあの子・・・、変わってるもの。」(母
「まあね。」(ブリーカー
「ブリーカー」(VJ
「ようVj。調子どう?」(ブリーカー
「聞いた?ジュノが妊娠したって」(ジュノ
「ああ。」(ブリーカー
「ママや先生みたいだ」(VJ
「ああ」(ブリーカー
「お前の子だって?」(Vj
「ああ。」(ブリーカー
「すげーことだよ。」(VJ
「僕もよくわかんないけど」(ブリーカー
「ひげ生やしたら?」(Vj
「生えないんだ。」(ブリーカー
「僕もそう。でもパンツはくのやめて精子の数を増やす。じゃあな」(VJ
「ジュノ」(ブリーカー
「やあ、ブリーカー。」(ジュノ
「僕たちこれから18人も子供がいる男の映画を見に行って、ドーナッツ投げるんだ。」(ブリーカー
「あはは」(ジュノ
「君もくる?」(ブリーカー
「あー残念。行きたいけど今日は超音波検査なんだ。」(ジュノ
「あーほんと。僕も行ったほうがいい?一緒に」(ブリーカー
「ああ、んん、せっかくドーナッツ用意したのに無駄になっちゃうよ。あー、もしかしたら後から遅れていくかも。」(ジュノ
「そ、分かった。」(ブリーカー
「あとでね」(ジュノ
「じゃあね」(ブリーカー
去っていくジュノに振り向き、
「席とっとくよ」(ブリーカー
「あら、ジュノ。今日は何の用なの?」(ブリーカーの母
「あー、ブリーカーいます?」(ジュノ
「ええ」(ブリーカー母
(ブリーカーの母は昔は美人だったかもしれないけど、今はホビットみたい。)
勢いよく玄関のドアをしめられる。
(グーニーズに出てたデブそっくり)
階段を勢いよく駆け上がっていくジュノ。それに負けじとブリーカーの母も勢いよく上ってくる。部屋に入るジュノ。
「勉強中?そんなに集中しないほうがいいよ。髪が燃えちゃいそう」(ジュノ
「どうかした?」(ブリーカー
「いや別にー。ちょっと顔見たくなっただけ」(ジュノ
「昔は平日の夜でもよくつるんでたじゃん。」(ジュノ
上着を脱ぐジュノ。
(ブリーカーはオレンジミントのキャンディーが大好きだった。あたしが妊娠した日、彼の口は甘酸っぱい味がした。)
「んん〜」(ジュノ
重たそうなお腹をかばいながら座るジュノ
「すごいな。最近どんどん、妊婦って感じだよね。」(ブリーカー)
「だね・・・、あのね赤ちゃんを養子に出す手続きしたの。もらってくれるのはセントクラウドに住んでる夫婦なんだけど、二人が親になってくれるって。」(ジュノ
「ほんと・・・」(ブリーカー
「ええ。」(ジュノ
「どんな人たち?」(ブリーカー
「ええーっとね、旦那さんのほうはいい感じだよ。名前はマークで、ホラー映画が好きでー、ギターを弾くのが趣味、午後は彼が一緒だったの。」(ジュノ
「普通、そういうことする?」(ブリーカー
「しないかもね。そうだ、私、パパとブレンダに話したんだけど、あなたの家族には言わないでおくって。」(ジュノ
「そう・・・」(ブリーカー
「だから心配しないでいいから。」(ジュノ
「ああ、安心したよ。」(ぶりーかー
「んん・・・・だけどー、あたしこれから先、すごい体形になっちゃうんだよね。それでも私のことかわいいって思ってくれる?」(ジュノ
「君はいつでもかわいいよ。美人だしね。」(ブリーカー
「ほんとだよ。」(ブリーカー
沈黙が続く。
「ねえ、ジュノ、全部終わって落ち着いたら、また一緒にバンドやろう。」(ブリーカー
「あー、だね。やれたら、最高だな。ティノが新しいドラムヘッドを買ったらまた」(ジュノ
「ああ」(ブリーカー
「ロックしようね」(ジュノ
「それからさ、僕たちまた付き合ってもいいよね?」(ブリーカー
「あ、あ、あたしたち、付き合ってたっけ?」(ジュノ
「あ、ああ、一度は付き合ってただろ?だからあの時・・・」(ブリーカー
「カトリーナデボートは?カトリーナデボートと付き合えばいいじゃない?」(ジュノ
「カトリーナは好きじゃない。臭いがスープみたいだ。嗅いだことある?家の臭いもスープみたいだし。」(ブリーカー
ふたりはうつむきながら沈黙がつづく。
「ねえ、カトリーナプロートとプロムに行くってまじ?」(ジュノ
「あー、いや・・・」(ブリーカー
「リアから彼女と行くって聞いたけど?」(ジュノ
「ああ、ぼくから行かない?って誘ったんだ。チームのみんなと一緒に紅花に行って、プロムに行って、VJ地の別荘の山小屋に行く。それに、リムジンももう予約してあるんだ。」(ブリーカー
「相手が私じゃなくて、ママは喜んだでしょー?」(ジュノ
「なんで怒ってるの?」(ブリーカー
「怒ってないよ。気分は最高だもーん、そりゃね、着ぐるみ着たみたいな体型だし、みんなから陰口たたかれて笑いものにされてるのもわかってるし、あなたの彼女からは昨日、美術の時間に
超軽蔑した目で見られたけど・・・」(ジュノ
「カトリーナは彼女じゃない!それに、軽蔑した目って言うけど、カトリーナはもともとそういう顔なんだよ。」(ブリーカー
「そう、じゃあ、あなたはスープ連れてプロムに行けばいいよ。あたしはその日はほかにやることがたっくさんあるから。例えばさ、足の手入れしてブレンダと教会に行って、もしかしたら
ごみ収集車に引かれちゃうかもねー。でも、それでも、あなたとプロム行ったりするより、ずーっとクールだよ!」(ジュノ
「君は子供じみてる。」(ブリーカー
は?という顔をするジュノ。
「僕に怒る理由なんてないだろ?僕を振ったのは君のほうだ!僕が君に怒るのも当然だし、もう二度と口を利きたくなくても当然じゃないか?」(ブリーカー
「はああ〜〜?あたしが退屈だからってあなたとセックスしたけど、結婚したがらなかったから〜?」(ジュノ
「だれが結婚するか!君なんか妻としちゃサイテーだよ!それに退屈だったなんて嘘だ!テレビで面白い番組たくさんやってた!プレアビッチプロジェクトもやってて、君は
映画館で公開されてから見てないから見ようって言った。でもみないで結局やったんじゃないか!」(ブリーカー
「はあー、わかった。くそカトリーナと一緒にプロム行けばいいよ。二人で楽しい時を過ごせんじゃない?」(ジュノ
「そうだ、君の下着、まだあるよ。」(ブリーカー
「あなたの童貞わたしが・・・」(ジュノ
「おい、やめろって!」(ブリーカー●指摘
「やったこと後悔してんのー!?」(ジュノ●違う
「違う」(ブリーカー)●否定
「得だよねーあなたの体にはやったって証拠は残らないもん。あたしはこんなだよ!?」(ジュノ
そばに置いたバックを持とうとするジュノ。
「まって、僕が持つよ。体に良くない」(ブリーカー
「いまさら五キロぐらい何よ」(ジュノ
「ああ・・・・・」(ブリーカー
ブリーカーの横を通り過ぎるジュノ。
「やあ。メールボックスにミントを百個入れてくれたの、君?」(ブリーカー
「ああ、そう。あたしだよ。」(ジュノ
「ふふっ、なんで?」(ブリーカー
「なんでって、あなたの好きなものだし、それに一カロリーのブレスミントならたくさんあっても困らないでしょ?だから」(ジュノ
「ふふふ、どうもありがとう。大学に入学するまで買わないで済みそうだ。」(ブリーカー
「でしょ?あのね、ブリーカー、あたしね、ひどいこと言ってごめん、あなたは悪くないのに」(ジュノ
「いんだよ。それはいいって。」(ブリーカー
「それに私、あなたを愛してるし・・・」(ジュノ
「友達として?」(ブリーカー
「違う、本気で大好き。あなたは私があった中でいっちばん素敵だもん!かっこなんかつけなくてもかっこいいし、ほんとに。」(ジュノ
「裏で努力してるんだけど。」(ブリーカー
「もともと頭もいいし、ほかのみんなと違うもん。あなたは私のお腹じゃなくて、顔を見てくれる。それにあたしが、あなたを見るたび、あ、赤ちゃんがすごくお腹をけるの」(ジュノ
「ほんと?」(ブリーカー
ブリーカーの手を引っ張り腹に押し当てるジュノ。
「あははは。魔法使い。」(ブリーカー
「きっとあなたを見るたびに心臓がどきどきするからだと思う」(ジュノ
「僕もだ」(ブリーカー
「その言葉だけでうれしい。あなたが一番。」(ジュノ
「キスしてもいい?」(ブリーカー
「いいよ。」(ジュノ
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