2018年12月09日
堀江貴文(実業家)
異名
・『インターネット時代の革命寵児』
・『国に認められない天才』
☆『ヒトコト』知識―――
・子供時代
両親がとにかく、うざく、厳しかったと語っている。(いうことは何一つ聞かなかった)
「他」との繋がり(コネクション)
名言〜
豊富なタグで、別分野の『人物』にリンク!!
・自分がこの世界でどういう意味を果たしているのかを知りたい。自分は究極、この地球という星になんでうまれてきたのかをしりたい。
・とにかく自己主張の「要求」をし続けている。「俺がほしいっていってんだろ!」そうなり、2の追従型。「努力」を手に入る。
「そういう保証がないどうしようってなったら、ってみんな思っちゃうでしょ?」男A
●「どうしようって、生きればいいじゃないですか」
●「僕の悪口言ってる人も結局死ぬじゃん、別に対して、何も思わない。自分の信念で、自分はこれでいいんだよバーカ。」
●「ヤリマンだ!っていうのは男は秒速で伝わるからね」
●「皆さんが、一生懸命務められると思っている会社は、多分つぶれたり、どっかの会社で吸収合併されたり、それを前提で生きて行ってください、そして、それは仕事だけではありません、これから人間社会も大きく変わっていくことでしょう。家族制度も大きく変わっていくことでしょう、今の常識は、10年20年後は全く通用していないです。可能性が非常におっきいです。」
●「こんなことで苦しんでるんだって声をかけたくなる」(8→2)
●「みんながへたくそで、一人だけうまい状況では、面白くない。
同じレベルや自分より強いヤツと戦い、どうやったら勝てるかを考えるのが楽しいのだ」
●「大衆の七割が無能」
●やらなければ、やらなければ、失敗することもない。でも成功することも絶対にあり得ない
●「自分だけが楽しいのも重要だけど、ある程度みんなにも面白いを共感してもらわないといけない」(8→2)
●「他人のことなんて実は誰も気にしていない。」
●「とにかく初めてしまえば、必要な知識やノウハウはおのずと身につく」
●「準備にかける時間は無駄である。見切り発車でいい。すぐに始めてしまって、走りながら考えよう。」
●「しかし、うまくいかなかったどうしよう?などという心配をしていたら、計画が実を結ぶことは永遠にない。」(時間は有限なのだ)
●重要なことはjast do it jast do it 。ただ実践することだ。失敗しても転んでも、また実践する。膝がすり傷だらけになっても、こどものように毎日を夢中で過ごす。
あれこれ考える暇があったら、今すぐ、やってみよう。
●老後の為に貯蓄している?お前は老後のために生きているのか?
●日本は借金の多い人が悪い。ってはなってるけど、それは日本の教育がそういう風にさせているだけ。僕は借金できることってのは一つの大きな信用だと思うんですよ。
(物理的に考えれば、ただお金を返さなくてはいけないだけ)
●宇宙をみんなが行ける場所にしたい。宇宙開発をくにがやってしまうと技術や性能が一番じゃないと予算が下りない。だから誰かが言ってましたよね、「2位じゃだめなんでしょうか?」って。だから僕たちや民間企業がやっているのは、ぼろくて安いロケット。特許がなくなった技術。それでいいんですよ。
●夢がないってあるでしょ。絶対。
●やりたいと思うのなら、そこで失敗のことなんか考える必要はない。失敗する人もいるが、成功を手にできるのは、やった人だけなのだやらずに成功をつかめる人なんてどこにもいない
●ついにみなさん、これまで生まれてから20何年間、レールにしかれた、レールのしかれた上をただ走ってきた人生をここで終えることになります。これからレールのないようでレールのない世界にみなさん突入していくことになると思います。
ええ、これまでは、卒業した後就職活動とかしてきたんでしょうけど、同じ会社でずーっと勤め上げて定年退職して、その間に家族をもって家を建ててみたいな、いわいる普通の生活、というのをこの後みなさんは送っていくことになったのかもしれませんが、そんな未来はおそらく、みなさんのうちのほんとにごく一部の人しか、そういった未来を歩まない、いや歩めないと思います。今、わたくしが創業したライブドアって会社もそうだったんですけど、インターネットそしてスマートフォン、こういったものが社会の仕組みを大きく変えつつあります。あのまだみなさん気づいてないかもしれないですけど、スマートフォンでゲームやってるだけかもしれないですが、みなさんが知らないうちに、世界中のすごい人たち、頭のいい人たちはどんどんみなさんが知らないうちに新しい技術を開発して勝手に世の中を変えていってしまっています。まず、みなさんはその事実にきづいてください。ただ、今まではレールに乗って大学を卒業すればよかったかもしれないですが、これからそんなに甘くないです。自分でできるだけ多くの情報に接することが大事です。そのためのツール(道具)はそろっている。別に先生に教わらなくても、例えば自分でスマートフォンのニュースアプリを使って情報に接することもできるし、ソーシャルネットワークを使って、世界中のこの人おもしろいな、この人の話聞いてみたいな、っていう人たちの情報に、すぐにたどり着くことができます。簡単です。まず自分で情報を世界中の素晴らしい頭のいい人たち、先の言っている人たちの情報を触れることができるので、まずそのことを頭の中に入れておいてください。そして、それだけじゃだめです。これからはそうやって仕入れた情報を、自分の頭で考えて、そして自分で発信して、頭の中を整理して、自分で考える癖をつけていかなければいけないです。
それはどうやってやるのか、簡単です。インターネットでブログやら、ソーシャルネットワークやら、いろんなものがある。
そこで毎日発信し続ければいい。非常に簡単なことです。それをできれば毎日やってほしい。そうすることによって世界中のさまざまな情報を自分で頭の中に入れて、考えて自分なりの判断ができるようになると思います。なんでそんなことをしなければいけないのか?これからは権威が当り前じゃなくて、当てにならない時代になってくると思います。今まではほんとにレールの上を走って、権威が言うこと、例えばマスメディアが言うこと、あるいは大きな会社に入って、上司が言うこと、それに従っていれば良かったかもしれないです。しかし、みなさんは気づいてないかもしれないけども、そんな時代はとうに終わりに近づいております。これもすべてがインターネットがつくりだしたグローバル化がもたらしたことです。みなさん、ほとんど日本人かもしれないです。まあ、多少外国人の人が混じっているかもしれないが、ほとんど日本人でしょう。ええー、日本は戦後、何十年も高度経済成長でそして世界第一位、第二位の経済大国って言われるようになりました。非常に豊かになりました。多分、僕の世代よりも上の世代じゃないと、日本が貧しかった時代のことは知らないと思います。当然ながらここにいるほとんどのみなさんは、日本がまずしかったことのなんかしらないでしょう。来賓の保護者の方々は違うかもしれないですけど、豊かな日本が当たり前だった時代はとうの昔に終わりました。みなさんもそこも気づいてないかもしれない。
先日わたくしは、あの札幌でタイ式マッサージを受けました。すいません、あの、庶民的な話で。ええー6500円で90分。だったんですね。しかしながらポイント割引があります。言われて1500円引きにしていただきまして、90分で5000円でした。ええー今年の一月、タイと言う東南アジアの国に行ってきたんですけど、そこがやはり90分で、500バーツ、プラスもんでくれた人に200バーツのチップ渡しました。合計700バーツ。さていくらでしょう。ええ、大体今日本円が円安になっておりますので、2500縁です。もう北海道の札幌のマッサージ屋さんの代金とタイのバンコクのマッサージ屋さんの代金とたった二倍の差しかないんです。現状でこれです。ものすごい勢いで東南アジア経済発展してます。ええー彼らの中の高給取りの人たちは、完全に日本人のホワイトカラーの年収を上回ってます。富裕層の人たちごろごろいます。タイのバンコクに行くと、ええー、一人五万円の寿司屋さんが毎日満員だそうです。そんな時代に突入しつつあるんです。そしてそんな時代に突入しつつあるというのに、危機感を持っている人がほとんどいない。これは学生さんだけじゃなくて、政財界にも、そういう危機感を持っている人が少ない。グローバル化というのはそういうことです。多くの、ええー、たくさんのええー、国、特に日本みたいにインフラが整ってない国。いきなり携帯電話の基地局ができます。そしてスマートフォン、中国の会社が作ったスマートフォン、百ドル以下でばらまかれます。そうやって今までインフラが整ってなかった例えばアフリカの山奥の国が国の人たちが、そうやって簡単に世界最高峰の知に、触れる機会を持つことになります。当然ながら優秀な人たちは、インターネットにアクセスして、スマートフォン経由でインターネットにアクセスして、世界最高峰の知を英語ベースで手に入れることになるでしょう。そしてみなさんはその人たちと同じ土俵にたって生きていくことになります。おそらく僕が最初に言った努力をしない人たちというのは取り残されて行くことになると思います。あの厳しい社会がこれから待ち受けてます。そんな中、これまで生きてきたように、レールの上すら走ってたらいいやと、周りの顔色を見ながら、みんな卒業式はスーツにネクタイで、来てる。着物着てきてる。けど、就職活動いったらダークスーツで熱いなんか汗かいて、周りの目を気にしながら、周りと同じように就職活動していればよかった。でもこれからは違います。就職できて安泰だと思ってたらこれは大間違い。みなさんが一生勤め上げられると思っている会社は、どっかでつぶれたり、どっかの会社に吸収合併されたりすると思います。それを前提で生きていてください。そして、それは仕事だけではありません。これから大きく人間関係も大きく変わってくることでしょう。家族制度も大きく変わっていくことでしょう。今の常識は十年後二十年後は、まったく通用しなくなっている可能性は非常に高いです。そんなときにどうすれば生きていけるのか、それはまず最初に僕が言った通り、情報を自分で収集して、自分の頭で考えて行動する力を身につけることです。そして常識に縛られないことです。今、みなさんが常識だと思っていることは、例えば20年前は常識ではなかったこともたくさんある。常識とか道徳とか倫理とかいったものっていうのは5年、10年単位で簡単に書き換わります。そしてそのスピードというのは、グローバル化で加速して行くことになると思います。ま、だけれども、未来を悲観することはないです。未来は僕は、もう、心掛けて次第だと思う。私は多分、みなさん知ってる方からすると、ジェットコースターのような人生を送ってきたと思われているかもしれません。そして数々の失敗を繰り広げてきたと思ってる。そして例えば、部下から裏切られたとか、信頼している人から裏切られて辛くないんですか?とか。
怨んでないんですか?とか。すごく聞かれることが多いです。でも、僕は悪いことは忘れることにしています。
過去を悔やんでもいいことはなに一つないです。ただし、これからたぶん、みなさん、どんどん失敗していくと思います。
チャレンジをするってことは失敗をする、確率も上がるってことです。逆に言うとチャレンジしなければ、チャレンジしなければ、失敗することはないかもしれない、でも成功することもありえない。だから失敗したときに、いい商法戦というのは失敗した段階で、再発防止策を練る。二度と同じ失敗をしないようにどうやればいいのか、その場で考える。考えたら、まあ酒でも飲んで、騒いで忘れる。次の陽にはすっぱり忘れる。わたくしもそうしてます。そしてこれから自分たちがチャレンジしていくことは必ずうまくいくと思い込むことです。わたくしはよく、あのー、みなさんみたいな世代の人たちと話す機会が多いです。そしてみなさん僕がさっき言ったグローバル化で、これから道なき道を歩んで行かなければならない。大変だ大変だと。年金はもらえるんでしょうかと。これから日本はどうなっていくんでしょうかと。私はとても不安です。っていう人たちすごく多い。だけど、僕は老後のことなんて考えない。老後のことは老後になってから考えましょう。(そこに脳のCPUを使う必要はありません)いくら準備してたって、50年後のことなんか分かりっこないですよ。今から50年前に、出た未来予想図とか、その当時にでたSF映画とか見てみて下さい。わらっちゃうような、わらっちゃうような描写がほとんどだと思います。人間なんて、5年先未来だって、僕だって予測できないですよ。今から10年前にみんながこうスマートフォンもって、歩きスマホとかしながら、なんかTwitterとかLINEとかしてる未来想像できましたかみなさん10年前に。できなかったでしょう?
僕もできませんでした。だから未来のことなんか考えることに意味はない。そして過去を悔やんでいる暇なんてみなさんにはないはずだ。なぜなら、これからグローバル化で競争激化して、そして、未来には僕楽しいことしかないと思うんです。それはどうやったら楽しくできるか。それは今を一生懸命生きることです。なぜ私がいろんなことにチャレンジをして、そしていろんな失敗をしながら、そしてたくさんの人に裏切られながらも、こうやって楽しくいきられてるかっていうのは、「今」を生きているからです。今を集中して生きているからです。僕、あの集中すると周りが見えなくなるくらい集中します。まさに寝食を忘れてひとつのことに熱中する癖があります。みなさんもそうなってほしいです。これから生きていくうえで、大事なことは僕は目先のことに集中することだと思う。長期計画何て関係ないですよ。まずそれをやってください。それをやらない限り始まらない。なにも始まらない。そして今僕が言ったことを、ひとつの言葉にまとめて、最後に皆さんのはなむけにしたいと思います。あのー、はなむけっていうのかな?あのー、贈る言葉にしたいと思います。未来を恐れず、過去に執着せず、今をいきろ。これから大変なことあるとおもいますけど、頑張って一生懸命生きてください。ありがとうございました。
●なんか、あ、皆さんはじめまして。
堀江と申します、よろしくお願いします。いいなー、この、このステージいいですね。なんか今まで体験したことないいい感じのステージです。あの、TEDってイベント僕、僕なんかいない間に日本でもなんかメジャーになっててて、こうなんか、ニュースだけで聞いてたんですけど、まさか自分がこんなとこで話すとは思わなかったんですけど、じつは北海道にゆかりのある話ってことで、ちょっと考えていて、やっぱり、北海道といえば宇宙だろう、と。いや、皆さんはそう思ってないかも知れないですけど、あの私にとって北海道はだいたい、ゴルフしに来るか、宇宙かどっちかなんですよ。
で、ぼくはあのー、ずっとロケット作りたくて、ロケット作りたいというか、宇宙にあのー、みなさんが、ここにちょっと書いてある通り、
『宇宙は、当たり前に誰にでもいける場所になる』
宇宙は、誰にでもいける場所になるべきだと。っていう風に私は思ってまして、それやるにはどうしたらいいのかっていうのを、10年ぐらい前から結構、模索をしていて、きっかけはあれなんです、2000年ぐらいのえーっと、旧ソ連の、宇宙ステーションミールっていうのが、えー、メンテナンスの費用がロシア、ソ連崩壊して出なくなっちゃったんで、もう廃棄するしかない、廃棄するしかない、っていうようなことがあって、ええー、買ってくれる人いないかということで20億円で売りに出てたんですよ。うおー、20億かー!みたいな、ちょうど私が経営していた会社が上昇するかしないかのころで、ちょっと20億は難しくて、さらにメンテナンス費用が年間20億。まあ、結構きついな〜と。ということでちょっと断念したんですけど、わりとこう宇宙が身近に感じた瞬間だったんですよね。それまで宇宙開発というと、その国家が主導して莫大なお金をかけて、えーほんとに国家の予算の何割か使って、アポロは例えば月に行ったりとか、ね、でも、あれでしょ、皆さんアポロが月に行ったって思ってないんですよね?なんか最近アンケート取ると、3割だか、4割とかいったことがないっていう風に聞いて、ちょっと僕、愕然としちゃうんですけど。
あの、そういう人にはフロムジアースムーンというトム・ハンクスがアメリカでテレビドラマシリーズを、作られてるんで全七巻セットかな?DVDセットで今でも売られてるんで是非それをご覧になってください。アポロは月行ってますから。はい、それをまあ、私はですね、そういう物凄い予算をかけてやっていた宇宙開発っていうのが、えー、なんか20億って結構、手が届きそうな額だなって、僕ら民間企業でもなんかできそうじゃないかっていう風に、思えた瞬間だったんですよ。
それから、会社何年間忙しかったんですけど、ちょっとある程度予定ができて、自分も株売ってある程度の資金ができたんでこれはもうやってみようかと。
『なぜ特別な場所?
・宇宙飛行士は累計で500人あまり。
・ソユーズ宇宙船の一人あたりの打ち上げ費用は$70mil超
・競争がないからコストは下がらない
・特殊な技術ばかりを使っている
えーー、なんで、宇宙は身近じゃないんだ、てことで僕はさっき言ったお金の問題だと思ってるんですよね。
宇宙飛行士って今まで500人あまりしかいないんですよ。で、世界で一番最初に宇宙に行った、あーごめんなさい。日本人で宇宙にいった人誰かご存じのかたいらっしゃいますか?秋山さん、そうですね。そうです、もうなんか、僕の講演とか聞いてる人ならすぐわかると思うんですけど、あのーだいだいみなさん、おっしゃるのがですね、ジャクサの方から宇宙に行った、誰さんでしたっけ?そう、モーリーさん。ごめんなさい、モーリーさんの名前忘れてました。あのモーリーさんじゃなくて、TBSの秋山さんっていう人がロシアのソユーズ宇宙船で初めて宇宙に行ったんです。その時ね、TBSがロシアに払ったお金が15億円ぐらいだそうです。それが今、いくらかと言うと、
ソユーズ宇宙船の一人あたりの打ち上げ費用は今、70ミリオン越えてると。
なぜか、分かりますか?スペースシャトルが終わったからです。スペースシャトルか終わってアメリカは、宇宙に人間を送る手段を失ってしまったので、えー、どんどん値段が高騰しちゃって、えー、ソユーズの有人番って、多分、年にね、2.3機しか打ち上げられないんですよね。今あのGoogleの創業者のジェネゲーブリンが個人的に資金を要求して、えー生産ライン、ロケットの、宇宙船ね、有人宇宙船の生産ライン増やそうとしています。これあの、ほんとに市場原理って面白いもんで、ロシアしか今、作れないわけです。もちろん中国も最近作り始めましたけど、有人宇宙船を商業打ち上げできるほどの信頼度をもってできてる国ってロシアしかなくて、その単一企業がやってるから生産ラインを増やさなければ、ニーズがどんどん多くなればなるほど値段っていうのは高騰していくわけです。だから高いままなんです。競争がないからコストが下がらない。特殊な、まあ、特殊な技術をいっぱい使っているっていうのもあります。ロシアの場合はソユーズ宇宙船、設計したのは1960年代。もう、すごい古い。アポロがアメリカの月にいく計画だとしたら、ソユーズっていうのは
ロシアがソ連が計画した月に行く宇宙船ってのは、だったんですね。なので、えーなので、古い技術が使われている。古い特殊な技術が使われていることもコストダウン、競争を阻害している。なので僕らはコストダウンしなければいけない。僕らのテーマってなにかっていうと、世界一ローテクのロケットを設計する。宇宙に行きさえすればいい。宇宙に行きさえすればいい。どっかにいきたい目的地があるなら、その目的地に行く手段で一番ローコストな手段があればいい。だから特殊な部品は一切使わない。汎用品。できればホームセンターに売っているような部品で作りたい。そして、これ大事なことなんだけども、加工が容易であると。
・コストダウン
・世界一ローテクなロケットを製造
・ 汎用品をできるだけ使う。
・容易な加工が可能な設計
・職人技に絶対頼らない
すごい特殊な職人さんが、こんなもうすごいもう職人技じゃないとできないような仕事っていうのは一切使わないと。大体ね、なんかもの作り日本みないな話になると、職人さんの技が必要だとかですね、それを磨くとかって話になるんですけど、基本的にはそういうのは一切使わないと。えー、ちょうど、来月の8月10日に、高度5kmくらいの、じつはこれ見られた方いらっしゃると思うんですけど、あの、僕があの出所してですね、ちょっと別の場所に行ってですね、出所して2日目ぐらいに北海道の大樹町ってとこで打上実験やってるんですけど、もののみごとに爆発してしまいまして、
・現状
・2013/8/10 高度5-6kmへの打上実験@北海道大樹町
・姿勢制御、テレメトリ、オリジナルの極超低温バルブ開発中
・再生冷却エンジン(構造が複雑)製造に3Dプリンタ活用。コストダウン。
その映像が全国ネットで、もうなんかね、テレビ局の人が喜んでる顔が目に浮かんだ。ちきしょー!って思ってました僕ほんと。それのあのリベンジ打ち上げをですね、8月10日に北海道の大樹町というところで行います。
えー今、現状、姿勢制御。姿勢制御ってなにかっていうと、ロケットって空気がないところで飛びます。例えば空を飛ぶ乗り物で言えば、飛行機って姿勢制御、例えば、えー、方向だ。エレベーターとか、方向だ、エルロンとかそういうので三軸の制御をやるんですけども、そういったものは、方向だ、とか翼とか、エルロンとか空域の制御はできないので、どうやってやるかっていうと、エンジンの推進の方向を変えたり、こういうのジンバル制御っていうんですけど、であったりとか、パルスジェットみたいなものを吹き出して、ロール制御したりとか、ま、そういったことをやるんです。あの空気がないところで、どこをロケットが向いてるのか、てっいうのを、リアルタイムに解析しながら、姿勢制御する。これ結構難しい技術なんです。えー、こういうのに例えばGPSだったり、加速度センサーであったり、そういったものも使います、ただし、これも、我々、ローコストなロケット考えてますんで、民生品でやすいものをつくらなければいけない。汎用品をつくらなければいけない。ということで苦労してます。なぜかっていうと、例えばGPSだと、えー加速度のキャップみたいなものが決められていて、これなんのためにそんなものが入っているかと言うと、軍事転用を防ぐためですね。
例えば日本で結構高性能なGPSの受信機っていうのが、あの、ほんとスマートフォン向けであったりとか、車の車載向けであったりとか、いろんなところで使われてるんですけど、ま、これが、例えばそのへんで買えますよ。まんみょん号北朝鮮持ってたら、そのままロケットの姿勢制御使えちゃいますので、そういったものには使えさせられないので、ソフトウェアのなんかプロダクトみたいなものが入ってたりするんですね。そういうのはずしてもらったりとか、いろんなことをしなければならない。加速度センサーとかも同様、後は大事なジャイロっていうのがあるんですけど、このジャイロっていうのも、あのー、ロケット、政府がやっているような、ジャクサがやっているような、ロケットにはいっているジャイロっていうのはレーザージャイロって言って、レーザーで自分がどこむいてんのか、どこに向かっているのか、っていうのを制御する、制御ってか検出するセンサーなんですけど、まあ、これも高くて100万ぐらい、1セット百万ぐらいするんですね。でもロケットってジョウチョウカって言って、一個壊れても大丈夫なように、3つ積んでたりとか、5個積んでたりするんですけど、レーザーのジャイロ5個積むだけで、500万円、まあ、ジャクサのロケットだとしたら、大したことないでしょうけど、まあ、そういったものを、えー、必要であると。ただ、僕らはレーザージャイロ使えないんで、ネームスっていって、まあ、半導体のジャイロ使ったりとかするんですけど、まあ、これがまたドリフトって言って、誤差があってどんどんどんずれていっちゃう。よくあのー、昔のカーナビなんかで、こう走ってたら、えー、海の上いつのまにか走ってたみたいな話ありましたけど、まあ、あれですよね。ああいうことっていうのが起こってくると。ドリフトしないようにいろいろソフトウェアの方で、なんかやらなきゃいけないとか。そういったことやってると。もうひとつ、あのー再生冷却ってちょっとよくわかんないかもしれないですけど、エンジン、ロケットエンジンって、円焼失がまあ、何千度、四千度とか、っていう大体の金属、ほとんどの金属、ほとんどの金属全部溶けちゃいますね、4000度くらいになると、なので冷やさないといけないんです。冷やすためにはまあ水であったりとか、空冷であったり、でもまあ空気ないんで、空冷はできません。だから液冷ということになるんですけど、それもですね、ロケットって言うのは重さっていうのがすごくシビアに出てきますんで、あの、自分達のその水深材、燃料を使って、えー冷却をする再生冷却、リジェネリティブクーリングってのが普通なんです。これがまた難しいんです。まあ、簡単に言うと車のラジエーターってわかりますよね。車のラジエーターをエンジンの燃焼失の回りに巻いている見たいな状況で、例えば、ラジエーターってすごい細かい管がぐにゅぐにゅぐにゅぐにゅってなんですけど、あれって職人技で蝋付けしたりして大変なんです 。だからすごい高いんですけど、これ今3dプリンターで作ろうとしています。あの話題の3dプリンターです。3dプリンターで鋳物の型をつくって、で、そこに金属流し込んで、大量生産できるようにするよう技術、こういうのが出てきたのは、我々にとってすごく前向きと言うか、追い風なんです。これ例えば、今どういったところに使われている技術かというと、車のハイブリットエンジンの車なんかモーター積んでますよね。 で、モーターもあつくなるんで、モーターケースって言うのはその、この、3dプリンターを使った今の技術で作ったりとかします。中の複雑なこう冷却のための管の形状なんかを、えー鋳物でつくって、大量生産をしてると、その技術はそのままロケットエンジンに使えるだろうなとか。そういった新しい技術も我々取り込んでやってます。次いきますね。ということでちょっと話飛ぶんですけど、我々あの2013年秋、えー冬、そして2014年にまた打ち上げ実験してて、まあ2014年中には、高度100km、を越えると。高度100kmって何かって言うと、100km以上いくと、一応世界的、国際的には宇宙であると認識されてます。で、これだけじゃダメなんですね。あの皆さんご存じの国際宇宙ステーションとか、そういった通信衛星とか、そういうのが飛んでる高度ってのは、高度300-400mくらいのところで、しかも、地球に落ちないでぐるぐるぐる回らなきゃいけない、そのために第一宇宙速度ってものすごい速度を出さなきゃいけないんですけど、ま、それにはまだまだハードルは高いんですけど、我々はそれを目指していると、一回の打ち上げをまあ、100000$台。これってたぶん、もうロケット関係者聞いたら、嘘やろ?みたいな話になるんですけど、えーそれを本気で実現する。ロケット言えども、工業製品であることは間違いないんで、大量生産して市場原理が働ければ、絶対にコストって言うのは、下がるはずであると。って言う風に我々は信じてやっていると。この信じてやるっていうのがすごい大事なことで、えー日本の例えば車のメーカー、ホンダなんかが日本で車を作り始めた頃ってのは、たぶんそう言うことを考えてたわけです。海外の車のメーカーってのもものすごい高い金額で車出してた。だから車普及しなかった。なんで車が普及したのか、安くなったから普及したんです。誰でも買えるようになったから普及したんです。これはロケットも同じだと思います。次いきます。 ・夢 ・有人軌道飛行を$1mil/人以下に。 ・小惑星でウラン発掘/原始ロケットエンジンの製造 ・小惑星観光旅行 ・太陽系以外への ま、ということで、えー次のまあ、夢ってことになってるんですけども、有人飛行って言うのを、ワンミリオンダラー以下で実現したいと。今、70ミリオンかかってます。だから二桁下げたい。これぐらいになると、ま、わりと、沢山の人たちが、多分、今の500人とかじゃなくて、桁が多分二つぐらい上がって、五万人十万人が宇宙に行けるようになると、そうするともっと、えー安く作るための技術が出てくるかもしれません。僕ね、一番大事なこと何かって言うと、安くして皆が使うようになってそこで面白いもんが出てくると思ってるんですよ宇宙も。って言うの我々、私今までIT の仕事してたんです。えー今皆さんスマートフォン使われてますよね?スマートフォン皆さんが使ってるスピードって言うのは、あの通損速度って言うのは、僕が初めてインターネット使ったときの何百万倍、何千万倍かもしれないですね。って言う速度で使えるようになってる。それも、常時接続で使えるようになってる。常時接続何て言葉皆さん、全然意識しないかもしれないですけど、たった十年ぐらい前までは皆さんあれですよ。ダイヤルタップでピーがらがらがらってやって使ってたんですよ、だからそうならなくなったからこそ、皆さんが使うようになっていろんなインターネット上の面白いサービス、アプリケーション出てきて、すこいことが、あのーインターネットが社会のインフラになったわけです。これ多分宇宙でも同じことが起こると私は信じてます。で、私はとりあえず、僕は今、(画面を指差して)思い付きで思い付いたアイデアなんですけども、小惑星でウランを採掘して原子力ロケットエンジンを使って、えーまあ、例えば太陽系の外にいってアバターみないな映画のアバターみたいな星を探索してみたりとか、そういったことを考えてますということで僕の話はここまでで終わりなんですけども、えー、何が大事か、さっきの浅田さんもおっしゃってた通り、失敗を恐れず、とりあえず思い付いてやりたいことをやる。これがぼくすごい大事なことだと思います。えー我々も実はもう、僕ね2006年からロケットエンジン作り始めてるんですけど、もう七年くらい経ってます。まだ高度5キロ、10キロぐらいしか行けてないんだけども、これ絶対僕はあの100キロ行って、軌道飛行して、小惑星行って、ウラン採掘して他の恒星系に行けるという風に完全に信じちゃってるんですね。それが大事なことかなって思います。で、あの最後に皆さんにちょっと時間オーバーしますけど、次のページお願いします。僕が僕らがいかにこれまで失敗してきたかっていうのを簡単に...あのー、映像にまとめておりますんで、あのーご覧になってください。ちょっと切ない映像なんですけどね。これはもう四年ぐらい前ですかね、 あーー、これね、ここらへんまではいいんですけどね、このあとちょっと悲劇が起こるんですけど。これ、あのカシオのEXF1っていうあのー、ハイスピードあははは。えーカシオのEXF1っていうハイスピードカメラで今、生産中止になっちゃったんですよ残念ながら.これがですね秒間1200コマだったけな、っていうハイスピード撮影をやれるカメラが、な、な、なんと、十万円いかで買えるという、ちょうど僕らがあの、ロケットエンジンの開発を始めた頃に発売されて2006年かな、発売されて生産中止になっちゃってるんで、僕らあれですよ、ヤフオクとかに出たら即買いです、これほんとは昔何百万円もしたんですよ。こうやって、どう言う風に燃焼してるのかっていうのを解析しないと、ま、これもちょっと脈動っていって、あんまりいい状態じゃないんですけど、ああダメですね、飛んでいっちゃいましたね、ま、こやってどう言う風に失敗してるのかっていうのを全部記録にとってですね、これまたねー、ああー、この頃ですね、この頃これ、この先が畑になってて、壊れた部品探しに回って三時間、みたいな。あはは草ぼーぼーで、なっかなか見つかんないんですけど、500m先とかに落ちてるんですよね。ああもう大火事ですねこれね、可愛そうに。これ一回飛ぶと百万円くらいなくなるんですよ。ただ、まあこうやって失敗続きですけど、必ず失敗のあとには成功が来るということで、あの毎回毎回僕らこれで打ちしがれるんですけど、打ちしがれることなく、頑張ってnevergiveup の精神でやるってことがまあ大事だってことです。そのために最後、爆発の動画見せたんですけど、皆さんも失敗を恐れず、失敗したって作り直せばいいんで。あの、何かにチャレンジなさってください、今日はありがとうございました。
今後
・2013年秋、冬、2014年春それぞれ打ち上げ実験予定。高度100kmを目指す。
・2014-15起動飛行目指す。小型衛星の受託打ち上げ、コストダウン。一回の打ち上げコストを$100.000題にしたい!
何百もの仕事を同時にこなすためには、 「自分でやらないこと」を決めるのが大切だ。
自分にしかできない仕事以外は、 他人に思いっきり任せよう。
p42
全力投球して自己満足しているのは本人だけだ。 もちろん、毎回手抜き弁当を出していたらダメ。
重要なのは、たまに手を抜くことである。
常に全力疾走しているサッカー選手は二流である。 試合開始から全力を出し続けていては、 肝心のチャンスで100%の力を発揮することはできない。
メッシのような超一流選手は 90 分の試合のうち大半を サボっていて、ここぞというときに一瞬の隙をついて 得点を奪う。 緩急を使いこなす事こそ仕事の本質だ。 p47
目指すべきは完璧ではなく完了だ。
p48
目の前の仕事をサクサク終わらせ、次に行く。
そして、前の仕事には戻らない。
「完了主義者」こそ、 大量のプロジェクトを動かすことができる。 p48
見切り発車は成功もと
準備にかける時間は無駄である。 見切り発車でいい。 すぐに始めてしまって、走りながら考えよう。
p50〜p51
飽きるということは、慣れて、余裕ができたということだ。
どれだけ多くの事に飽きてしまったか、はっきりと可視化しよう。
卓球、バスケ、遊戯王、FF15、
つまり「飽きた」は「成長した」ということだ。
p69
好きな人とデートしているときは、それが何時間であろうと あっという間に終わってしまうだろう。
一方で嫌いな人との食事はなかなか時間が進まない。 僕は後者のような「体感時間の長い」ものは人生の中から どんどん減らしていくようにしてきた。
p76
自分の一日のタイムスケジュールを一度書き出してみるといい。
24 時間のうち、 自分がワクワクしないことにどれほどの時間を費やしているだろう。
起床、シャワー、朝ごはん、歯磨き、着替え、ゴミだし、通勤、 メールチェック、会議、電車移動、打ち合わせ。 p76
「君の名は。」は「時間感覚」のある新海誠監督が 飽きさせない間合いとストーリーの構成を考えん抜き、 無駄なシーンを切りまくっていた。
「君の名は。」が示してくれたように、時代をとらえたヒットや サービスを生み出すには、「時間感覚」を意識することが重要だ。
p105〜106
「○○をしたい⇒○○が必要」
というのが筋であって、
「○○を持っている⇒○○をしないともったいない」
というのは大体うまくいかない。 p208
人生に目的なんてない
人生に目的なんてない。今を楽しむことだけが、すべてだ。
p218〜219
人はすぐ目的を知りたがる。
「堀江さんがしょっちゅう海外に行くのはなんでですか?」 「いろんな人と毎日食事するのはなんでですか?」
答えは一つしかない。
「おもしろいから」だ。 ただ「おもしろいから」「楽しいから」行動する。 p229
おもしろい人たちと人たちとおもしろい時間を過ごす。
その結果、偶然のようにアイデアが生まれ、仕事につながる。 遊びにもつながる。 p220
1 日 24 時間をできるだけ、 「ワクワクすること」だけで埋めるように努めている。 p220
何か具体的な目的のために手段として人生を送ってはいけない。
楽しむだけがすべてなのだ。
好きなことを好きなだけやっていると、 手元に何かが残っているのだ。 p220
作家根性を発揮して言葉の端々までこだわり抜き、 1年以上かけて作った本が1 万部もいかないことなんて よくある。印税で言ったら100 万円足らずだ。
時間をかければクオリティが上がる、真心をこめれば 人に伝わるというのは、妄想にすぎない。
p42
重要なことは、just do it just do it ただ実践することだ。失敗しても転んでも、また実践する。 膝がすり傷だらけになっても、子供のように毎日を夢中で過ごす。
あれこれ考えるヒマがあったら、今すぐ、やってみよう! p226
どこかの誰かがすでに発見した技術やノウハウを わざわざ生み出そうとしてないか? p29
とにかく始めてしまえば、 必要な知識やノウハウはおのずと身につく。 p29
たとえば、ストーリーを考えるのがうまかったら、 そこに特化して、絵は他人に任せている漫画家もいる。
それくらい割り切らないと何作も同時並行で手掛けること 不可能だろう。 p40
よく大人になってから 「好きなことがみつからない」「やりたいことが見当たらない」 という人を見かけるがここに原因がある。 子どもが一つのことに異様なほどハマると、周りの大人はドン引きして 「お前大丈夫か」と揺り戻そうとする。 せっかくサルのように集中しようとしている子どもの肩に手をかけ、 バランスが取れたつまらない人間に矯正しようとする。 p60
「全部自分でやらなきゃいけない症候群」 にかかっている人が多すぎる。
自分の貴重な時間は 自分の強みが一番発揮できる仕事に 集中させるべきだ。
p40
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