終末ものはだいたい物語が途中で破綻してしまうので
シリーズが進むごとにショボくなったり
やたら事態を長引かせて間をとったり
あげく収集つかなくなって尻切れトンボで終わってしまうものが多い中
あらゆる伏線を駆使しながら
シーズン7まで続けて、きれいに完結した。
『ありえへん展開』の仕方も
『超越した存在=神』や『信仰=信念』についても一貫したものがあって
なにしろ、宇宙規模の広がりをみせる大がかりさも気に入った!
毎回どうしても戦争になってしまうのは…まあ、しょうがない。
きっと人間何割かは戦闘的な性格の人間がいて
その人たちのために、平和維持が難しいんだろう。
そして、いくら戦いが好きな人たちでも
一瞬、一日、あるいは何年かは、
みんなで一斉に休息をとりたくなる時があって
それが奇跡的に合致して、あの最終戦争を止めることができたんだろうなと。
いつの日か、
ものすごく平和主義で、戦いから必死に逃れて
実権をにぎらず、表舞台に一度も立たされることなく
大事な決断を下すこともなく、
終末世界を生き延びたモブ人の物語も観てみたい…。
と、ふと思った。
最後の大団円は…夢物語すぎるから。
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