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2022年07月26日

十日祭、初の神式葬儀は驚きの連続

とうとう岳母が亡くなってしまった。

肺の病気だったので
ここ数年毎日毎日苦しそうで
何もできないのが悲く
最後は本当に辛そうで…
長生きしてほしいのと、
楽にしてあげたいの間で
家族がゆれに揺れた。

結局、最後の望みだった帰宅はかなわず
これ以上苦しませるのは酷と判断
ずっと決断できなかった父も泣く泣く諦め
安らかな時間を作ってあげるために
鎮静剤をお願いした。

そして、
一日ほど苦しみから解放されて
眠るように旅立っていった。

葬儀は神式で、
お祝い事以外で玉串を捧げるのは初めての体験だった。
宮司の儀式は目新しいことばかりで
通夜の席では涙もでてこず、ただ荘厳な儀式に見惚れてしまった。
御霊をうつす式なんて、仏教ではやらないもの…。

それでも二日目の葬儀は玉串奉納も慣れて、
棺に花を添える時には、気づくと号泣していた。
ただ眠っているように見える母と、
もう一緒にいられないと気づいてしまったから。

火葬場で真っ白な骨になった母は小さな骨壺に収められた。


帰宅後、祭壇が設けられた。
母はこれからこの家の「守り神」になる。
三宝に供物、酒と塩と米。
仏も守り神も、意味合いは変わらないはずなのに
なんとも不思議な気持ちに。
posted by sora at 13:32| Comment(0) | TrackBack(0) | 近況
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