相棒?に位置づけられるのは年齢も性格もまったく違う四人の女性陣。
ひとりは教授の秘書。ゴム手袋なしでは何も触ることができない偏屈な教授を支える彼女だが、自己主張は強く、常に教授と対等でいようとする姿がとても良い。
ひとりは興趣の母。この女優さん大好き♡世間ずれしていない裕福な育ちのお嬢様という感じ、愛犬チワワを描いた個展を開催するのだけれど、なかなか良い作品なのだ…これが。自殺した夫の秘密をまだ明かしていない。
ひとりは教授の元妻の警部?教授のことは理解しているけれど、それほど評価していないところが面白い。教授は彼女に未だ執着をみせているけれど、彼女のほうはもう過去の人だとおもっいてるよう。
さいごの一人は女刑事。教授の元生徒で、教授の知識を頼ってくる。認知症をわずらう父を介護しており、そのことから相棒との結婚にしりごみしている。いつ自分の事情をうちあけるのだろうと待っていたのだけれど…六話目でもまだ話していない。でも、相棒の愛は変わらず、彼女に向けられているのがちょっと切ない。
教授を理解している女性陣がいる一方、男性陣は極めてテンペストに対して厳しい。
そのバランスが良いのだけれど
結果、とにかく、地味。でも、滋味と言い換えることもできるかな。
廃墟だった教授の生家がみるまに蘇っていったり、
教授の過去が少しづつ明かされてきたり
が面白い。
それでも、「幻覚」の謎だけが、ひっかかる。かれが抱える精神疾患のせいなのか、薬物のせいなのか…はたまた霊感なのか…。
次のシーズン見てからでないと結論はでなさそう。
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