正社員よりもパートで働く人が多いですが、そんなパートでのよくある悩み、不満は共通しているようです。
職場によって多少の違いはあるでしょうが、不満のTOPは人間関係や職場の雰囲気、上司の対応が多くを占めています。もちろん、賃金の問題もありますが、正社員のような昇給がない現場も多いために、賃金的な問題は悩みの対象としては別問題のようです。
職場の悩み
パートの年齢も上がっていて、60代ぐらいまでパートを続ける人が増えています。
中には、1度も働いた経験のない年配のパートさんも増加傾向です。
そこで悩みが出てくるのですが、どのような悩みが多いのかを見ていきましょう。
1:対人関係の悩み
2:会社の雰囲気
3:孤立・孤独
4:パワハラ・セクハラ
1の対人関係の悩み
働き始めは皆さん「頑張ろう!」と意気込んでいます。
しかし、実際に仕事を始めるとおなじパート仲間で悩み事が発生してきます。
挨拶したのに無視された。
同じパートのベテランに嫌味を言われる。
陰口や悪口を言う人がいる。
性格が合わない人ともめた。
このようなことがあると、仕事をする気分もなくなってしまいますよね。
でも、こんなことは学生時代にもよくありませんでしたか?
女性特有のあるあるなんです。
同じ女性でも性格の違いはあります。
様々な人が働く現場では、自分と気の合う人だけがいるわけでもなく価値観の違いや思考の違いなど様々な人がいるということを念頭に入れておきましょう。
挨拶を返されるのが当たり前という概念をなくしましょう。
自分が挨拶をする、それだけです。
相手の反応は気にしないのが悩まないコツです。
2の会社の雰囲気
面接をした時の会社のイメージと現場に入った時の雰囲気に差があることがあります。
自分の思い込みもありますが、実際の現場に入ってわかることもあるのです。
会社の雰囲気を作るのは、主に上司やベテランパートさんです。
意地悪い人が上にいる会社は重苦しい雰囲気になる場合が多くあります。
これを改善するのは新人には無理がありますよね。
その場合には、転職を早めにしてしまうことです。
悪い雰囲気の会社で頑張っても長続きはしませんし、自分自身の精神的な面での影響にもよくありません。
上にいる人に何も言えないような監獄みたいな会社は即転職をお勧めします。
3の孤立・孤独
会社内で誰とも話す人がいない、誰とも仲良くできない。
この場合は、自分自身に問題があります。
話しかけづらい状況を作っていませんか?機嫌が悪い時の表情が外に出ていませんか?
相手の話を聞いていますか?
初めての時には、誰かしらが話しかけてくれていたはずです。
その時の自分の態度はどうでしたか?
自分から人を遠ざけてはいませんか?
人には、話しやすい雰囲気の人とそうでない人がいます。
いつも元気でニコニコしているよう名人は話しかけやすいですよね。
仕事場でのコミュニケーションは大事です。
ある程度は自分の努力で孤立や孤独は避けられるでしょう。
人と話すのが苦手な人は、顔に出ている可能性があるため話しかけづらい人と見られがちです。
4のパワハラ・セクハラ
これに関しては、入った会社の問題です。
パワハラやセクハラが頻繁にあるようならば、その会社がそれらに関して何の改善も考えていないということになります。
仕事は楽しいのに、パワハラやセクハラで精神的につらいのならばまずは直属の上司に相談してみましょう。
それでも改善しない場合には、直し用がないので転職をするしかないでしょう。
長年そのような状況が放置されてきた会社では、黙認するような風潮が蔓延化していますので改善は難しそうです。
悩みがない人はいません!
生きていくうえで悩みがないように見える人にも、悩みはあります。それでもその先に進めるのは、その悩みを解消する術を知っているからです。
対人的な問題は大なり小なり起こります。しかし、そのことをいつまでも悔やんでいては前に進めません。
悩むよりも行動です。嫌なことがあったら、今後はそのようなことが起きないように行動に気を付けたり、悩みの原因から離れてみることが大事でしょう。
苦手な人と仲良くする必要はありませんが、嫌う必要もないのです。
普通に、必要最低限の対応をしておけばよいのです。
仕事の悩みは次の日に持ち越さないことも大事です。
嫌なことがあったら、何か自分が好きなことや興味のあることを考えましょう。
何かに夢中になれば、些細なことは忘れてしまうものです。
自分に落ち度がないのならば、堂々としていればよいのです。
仕事の後はリセットしましょう。
あなたにとっての仕事とは何でしょう。
生活のため?未来のため?夢のため?家族のため?
人により働く理由は違うことでしょう。
目的があり、その仕事をしているということが重要です。
仕事が終わったら、その日の目的は達成したのですから、気持ちをリセットして新しい日のために充分に体も頭も休めましょう。
今日も無事に一日が過ごせたことを感謝して、物事を前向きに考えていくとよいですね。