今年、2022年のお盆は、地域によって多少の差がありますが、大体8月の13日から16日となっております。
簡単にお盆に行う行動をまとめてみますね。
お盆に行う行事
1:ご先祖様を迎える
ご先祖様を迎えるやり方は二通り、お墓に行ってご先祖様を連れてくる方式と迎え火でお迎えする方式があります。お墓が近くにある方は、お墓に行き、そこから提灯に火を入れ、その火を絶やさないように自宅までご先祖様を誘導します。
お墓が遠くにあって迎えに行けない場合、玄関先や庭に迎え火を焚いてご先祖様をお迎えします。
最近は、マンションなど、火を焚けない人もいますから、これは絶対ではないようにもなっています。
2:お盆飾りとお供え
仏壇にご先祖様を迎えるための飾りとお供え物を用意します。
地域によって飾り方も違うようですが、笹の葉を立て、提灯に見立てたホオヅキを飾るところが多いようです。
灯篭を飾り、ろうそくに火をともします。火事の危険性を考慮して電気のろうそくも売っていますね。
お墓からご先祖様を迎えて自宅に着いたら、お線香をつけましょう。
お供え物ですが、牡丹餅、果物、野菜などやご先祖様の好きだったものをお供えするといいでしょう。
昔と違って、簡素なやり方の家庭も増えていますので、こうしなくてはいけないというようなこともなくなっているようです。
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3:送り火
お盆の最終日には、ご先祖様を送ります。その時には、ナスやキュウリを馬や牛になぞらえて、足をつけ送り火を焚きます。
この野菜の馬や牛に乗り、ご先祖様はあの世に戻っていくといわれています。
お墓まで提灯に火をともし、送るやり方もあります。
ご先祖様を思い出そう!
日ごろ、生活に追われなかなかご先祖様のことを考える日はないものですが、お盆の時には、亡きご先祖様を偲ぶことがご供養になると思います。
自分がこの世に存在しているのは、ご先祖様あってのことです。長い歴史の中で、途切れてしまう家系も多いことでしょう。
その中で、ここまで長きにわたり、子孫が残ってきたことは奇跡に近いかもしれません。多くの飢饉、戦争などたくさんの人がこの世から去っていきます。
その中で、自分という存在があるのはご先祖様があってのことです。
そんなご先祖様に感謝の気持ちを伝えることだけでも、供養になると思います。
いずれは自分もそのご先祖様の仲間になるわけです。お盆という風習は、そんな人類の歩みの中で先祖を偲ぶゆういつの機会なのではないでしょうか。
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この時期に増える怪談話
お盆の時期に増えるのが怪談話ですよね。
ご先祖、つまり幽霊なわけです。
しかし、なぜ、幽霊を怖がるのでしょう。
幽霊は元は人間ですよね。肉体が亡くなったとたんに怖い存在にされているわけです。
自分が亡くなり幽霊になったとき、怖がられたら嫌じゃないですか?
しかし、昔から階段というものが存在します。
殆どが怖い話ばかりなんですよね。
肉体がないだけでこの扱い、ひどくないですか?
恨みつらみは幽霊だけの特権ではなく、生きている人間でも持つ人がいます。
幽霊ももとは人間と思えば、そんなに怖い存在ではないですよね。
まあ、できるなら、恨みも未練もなく、天国にたびだってくれるのが1番ですけどね。
嫌な事件は現世でも多くあります。
人間の世は、あの世も現世もあんまり変わらないのではないかと感じますね。
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