これは、日本に限ったことではなく、世界規模で起こっている。
原因はほぼ火力発電が増加したための、二酸化炭素の上昇だといえるでしょう。
原発をやめ、化石燃料に頼る世界の状況は、過去へと戻ってしまうという間違えた選択に舵を切っているからです。
日本の3.11により起きた原発事故により、原発は怖いという世界の認識が本当の怖さを忘れてしまったかのようです。3.11の事故を振り返ってみましょう。
地震が起き、津波による原発事故でしたよね。津波に対する認識の甘さから起きた事故でした。
これを防ぐためには、津波時にも安全性が保たれる原発の管理が必要なわけです。
しかし、原発怖い、原発は危険という考えのもと、原発を止めてしまうという安易な選択を世界は行いました。そのために、増加し続ける電力に対して、従来の化石燃料に頼るという愚策を推進しています。
このまま、化石燃料に頼り続けるとどうなるのか、わかっているのかいないのか、現に今のような温暖化を招いているわけです。原発の安全性を確立することに重点を置かず、地球規模の気候変動を誘発している現状をどうするつもりでいるのでしょうか?
化石燃料を使うことの恐怖!
原発は怖いという人がいますが、化石燃料を使い続けることの恐怖には疎い人がほとんどです。
二酸化炭素の増加は年々増え続けています。
これは、原発を止めたために必要な電力を補うために火力発電を増やしていることが原因です。
二酸化炭素の増加は、温暖化を招いています。
このまま、気温が上昇し続ければ、人類は地上で生きることができなくなります。
いつまでこのような愚策を続けていくつもりなのでしょう。
50度、60度の気温で生きることは難しくなりますし、気候変動は毎年大雨などにより、たくさんの被害を生み出しています。
原発を使うことで、このような温暖化を防げたはずなのに、人類は原発を怖がるあまり原発を止めてしまっています。止めるのではなく、なぜ、安全性の向上に時間とお金を使わないのでしょう。
1部の原発反対者の声を聴くことで、人類滅亡を速めているのにはきずかないのでしょうか?
それとも、化石燃料を使うことで儲けを得られるものの力が強いのでしょうか?
それにしても、未来の世界を人類が生きてはいけないような状況にすることに何のメリットがあるのでしょう。今すぐにでも、化石燃料の使用を減らすべきなのですが、世界的には増加しているのが現状なのです。
ウクライナとロシアの戦争で高騰化する燃料
現在、ロシアのウクライナ侵攻で燃料の高騰化が起きています。これは、ガスなどをヨーロッパがロシアに頼ってきたことが問題となっています。
これを発端にして、生活の必需品も徐々に高騰化し、庶民の生活に支障をきたし始めてきました。
すべては、繋がっていて、食料不足の問題も起き始めています。
人類の生活を支えているのは、燃料なのです。燃料不足になれば、現代人の生活は破綻します。
貧困家庭から徐々に食べるものも買えない時代に突入することでしょう。
過去を見てみましょう。たくさんの餓死者が出た原因は、食料である農作物の不作の時期です。
昔は、気候により農作物への影響が大きかったわけです。現代の燃料はこの気候にあたります。
燃料がなくては作れない農作物も増加しています。そして農作物が不作なら、畜産にも影響が出ます。すべてはつながり、人類を破滅へと向かわせるのです。
大げさと思うでしょうか?貧困国から徐々に餓死者は増えていきます。
だからといって、他人事だと感じていると足元をすくわれることになるでしょう。
お金を積んでも食料が手に入らないといった状況になる可能性があるということです。
現在のような燃料供給の仕方を考え直さない限り、確実に破綻への道につながっていくことでしょう。
日本の政策
この燃料高騰化で、今年の夏の電気がひっ迫しています。しかも、6月だというのに温暖化の弊害は顕著に表れ、40度近い気温が続いています。
この問題に対する政府の対応は、単に節電です。
節電した分をポイント還元とか意味不明な政策をしています。
ポイントのためにエアコンをつけずに熱中症になってしまったら全く意味がありません。
年々、夏の暑さは上昇しています。生活費の高騰化もありますし、節約、節電している家庭は少なくないと思います。
企業も新電力会社の問題で、デメリットを受けているところもあります。節電していないわけはありません。そこにきての節電要請、ポイント還元、個人任せの政策でしかありません。
電力不足に対応しているような政策なんて持っていないというのが現実です。このような状態では、停電もあり得るということになります。
どうしてこうなったのか?原発停止が気温上昇、気候変動、電力不足を招いているからです。この先も、化石燃料に頼り続ける場合、温暖化は加速し、電力は不足していくことでしょう。
本当の恐怖は何なのでしょう。そこが問題なのではないでしょうか?