こんにちは!
EVE Sunです。
今日のこの時間は、山一証券というか日本企業について考えてみたいと思います。
今年に入り、山一証券の破綻について、ドラマ、ドキュメントを多く見るようになりました。
・しんがり 山一證券 最後の聖戦
・アナザーストーリーズ 運命の分岐点
・あの日偶然そこにいて
発端は、「しんがり 山一證券 最後の聖戦」です。この間、天候が悪く、テレビも何も見れないため、Amazon Prime Videoいろいろな映画を観たという話をしましたが、しんがりも、Amazon Prime Videoにあったドラマです。ドラマの内容は、倒産した山一証券に踏み留まって真相究明と清算業務を続け、経営破綻の原因を追究し、最後まで会社にとどまった、清算業務に就いた一群の社員たちの話です。"しんがり"社員たちの懸命な闘い
を描いた実話に基づいた小説をもとに、WOWOWでドラマ化、放送されたものです。
山一証券の破綻自体は、1997年11月27日に、不正会計(損失隠し)をしたことをきっかけに、自主廃業しています。この時まで、日本の銀行関係は、護送船団方式で経営しているといわれるぐらい、国に守られている印象を持っていましたが、この事件を機に、会社としての独立性を求められていったような気がします。
このドラマを見ることにより、山一証券の最後の社長の野澤正平さんが、なんで号泣して「私らが悪いんであって、社員は悪くありませんから」なんて、言葉をはいたのか、そして、どんな不正をし、どうして廃業しなければならなかったのかといったことを知ることができます。私も当時、野澤正平社長がテレビカメラの前で号泣しながら、社員は悪くありませんといっていた姿は強く印象に残っています。ただ、断片的な話ししか知らず、いきなりそういう事態になった印象を持っています。ただ、実際のところ、会社ぐるみで不正を行っていたことを知った、社員たちのいろいろな葛藤があったことがドラマからうかがえます。
自分たちの会社をなんとかしたい、つぶしたくないという思いは画面から強く感じました。
ただ、違和感を感じたのは、山一証券という企業への愛社精神です。会社がつぶれるから行くところが無くなるということもあったとは思うのですが、それ以上のものを感じます。それは、しんがりというドラマ以外の、「アナザーストーリーズ 運命の分岐点」、「あの日偶然そこにいて」でも同じです。
時は、1990年代の後半・・・。終身雇用、年功序列がまだあった最後なのかもしれません。そのせいだけなのでしょうか?その時感じた違和感は、まだ違和感として残っています。破綻した企業はその他たくさんあるわけで、このような印象を持った企業は他にありません。
その後日本は、終身雇用も、年功序列という制度にも縛られなくなっていきました。
この話をし始めると長くなるので、この内容については、動画のプレミアム会員向けに1980年代の日本の状況からどうやって2020年における雇用状況になったのかという流れで解説したいと思います。
なんで、プレミアム会員向けなのかというと、有料動画が使用できた方がかなりクオリティが高いモノとして残せるからです。今は、フリーの動画を使用しているので、ちょっと、変な部分もあるでしょ?そのぐらい中身が濃く、長編になるということです。長く残すストック型動画はできるだけ、クオリティが高いものにしたいですから・・・。
では、この時間はこの辺で!また!!!
■しんがり 山一證券 最後の聖戦
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