2017年07月29日
【メジャーを振り返る】松山英樹参戦の2017 全英オープン 3日目
スピースがメジャー3勝目へ3打差首位 松山は7打差5位
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◇海外メジャー◇全英オープン 3日目(22日)◇ロイヤルバークデールGC(イングランド)◇7156yd(パー70)
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2日目の荒れた天候から一転、爽やかな青空に風も穏やかとなった1日は、歴史的な記録を生み出した。この日、最終組がティオフする4時間半前にスタートしたブランデン・グレース(南アフリカ)が、8バーディ、ノーボギーの「62」で、メジャー最少ストロークの新記録を更新した。
首位はこの日「65」で回って通算11アンダーとしたジョーダン・スピース。通算8アンダーの2位にはマット・クーチャーが付け、通算5アンダーの3位にオースティン・コネリー(カナダ)とブルックス・ケプカの2人が続く。松山英樹は通算4アンダーで首位と7打差5位とした。
「マスターズ」「全米オープン」を制している23歳のスピースが、最終18番でも長いバーディパットを沈めてガッツポーズ。2位と3打差の単独首位で最終日に駒を進め、初のクラレットジャグを視界に入れた。
2位のクーチャーはメジャー未勝利(最高位は3位)。上位5位タイまでの6選手中、メジャー大会での優勝経験があるのはスピースと、今年の「全米オープン」を制したケプカの2人だ。
10位から出た松山は「66」とスコアを伸ばして通算4アンダーの5位に浮上。だが、首位との差は6打から7打へと広がった。
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「すごく楽しみな1日になる」松山英樹 メジャー初制覇へ7打差ロックオン
嵐の前の静けさなのか。首位と6打差の10位からスタートした松山英樹は5バーディ、1ボギーの「66」。通算4アンダーとスコアを伸ばし順位は5位へと上げたが、首位のジョーダン・スピースとの差は7打に広がった。
ラウンド後、4アンダーは及第点かと聞かれた松山の答えは「普通ですね…」。早い時間にメジャー最少スコアの「62」が飛び出し、多くの選手たちがアンダーパーを記録した日に伸ばしはしたが、突き抜けることはできなかった。
「もうちょっと良いプレーができたらなという感じはあるけど、悪い位置ではない」と現状を受け止める。「少しはチャンスがあると思うし、すごく楽しみな1日になると思う」。世界ランク2位の松山にとって“普通のこと”も、周囲から見れば“すごいこと”。
「すごく楽しみな1日になる」松山英樹 メジャー初制覇へ7打差ロックオン
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