2015年07月11日
【釘曲げ】 パチンコ屋を通報したらどうなるの? やってみましょう!パート2 スロ部だよ!
前回のあらすじ
駅前のグランドオープン店舗が早々に鬼畜調整を開始
スロ部の知る限り、最速の客飛ばしをやり遂げたホールにて、鬼畜調整の中でも一際委細を放つ台に着席
サンとスリーとかいうメーカーのなんたらマリンである。
200玉をきっちり2分で溶かしたスロ部は、盤面釘の撮影を開始。
撮影開始早々、白シャツにからまれるのであった。
「お客様、いかがなされましたか?」
ホールの責任者だと書かれたネームプレートをスロ部に示しながら、どこか威圧的に声をかけられる。
スロ部は少し驚いていた。
普通、極めて際どい調整や、サービスを展開(口頭でのイベント、設定告知等)を行っているホールであっても、責任者自ら客に絡みに行くなどありえないからである。
警察に通報が入れば、指導や注意の強弱はともかく、一言二言くらいは何かしら言われるものだ。
それなりに面倒なのである。
従って、こういう場面…「あ〜通報されっかなー」というケースににおいては、触れない、語らないがセオリーである。
相手をやる気にさせてはいけないからだ。
責任者を出せと、言われて初めてしぶしぶ赴くものだ。
(レベッカ…恐ろしい子…!)
心の中で、銀河乙女の演出を思い出しながら、白シャツへ釘が異様に曲がっている事を伝える
「私には、曲がっているようには見えませんが?」
返答はコレである。
さすがに呆れてしまった。
仕方が無いので、側を通りかかったおじいさんに、「この釘まっすぐですか?曲がってますか?」と質問してみる。
おじいさんは、「えらい下向きだね。どの台もみーんなこんな感じだ。まわりゃせん」と苦言をもらしつつも曲がっていると答えた。
さらに、何事かと遠巻きに様子を見ているギャラリーにも来てもらい、曲がってるかどうかを確認してもらった。
当然、曲がっているのである。
0.1mmならともかく、2mm近くも下げれば、誰でもわかる事なのである。
改めて、曲がっているようには見えないのか、白シャツへ質問してみる。
「どれですか?どの釘ですか?」
と海外ドラマよろしく、腰をクネクネさせてわざとらしい素振りでわからないフリする白シャツ。
この釘。と指差しして伝えるスロ部。指す部分は6箇所に及んだ。
「あ〜これですね!?あ〜はいはい。ちょっと曲がってますね。」
「ちょっと?」
未だ側にいたおじいさん&ギャラリー&スロ部の反応は同様だった。
白シャツは腕を組みながら、不機嫌そうな顔を一瞬見せ、なんとか取り繕いながら続ける。
「ええまぁ、ちょっと曲がってますけど。それで何か?」
「何か?というか、これなんで曲がってるんです?」
「玉が当たり続けますからね、曲がっちゃうんですよ」
「この特定位置の釘だけが数ミリレベルで…ですか?」
「はい」
この人は地球とは別の物理法則がある世界から来たのかな?と思いつつ
スロ部は更に質問を重ねてみる
「…打ち出しの射速が早くて、最も威力を持った玉があたるブッコミと鎧はなんでドまっすぐなの?」
「…」
「誰叩いたのこの釘、白シャツさん?」
「いえ、わからないです」
「責任者さんですよね?」
「はい」
「これは自然に曲がったと?」
「はい」
「従業員に小泉とかいう超能力者かなんかいますか?マ・ガーレ!とか口癖の」
「いえ、小泉という名前の社員はいませんね…」
「じゃあ、自然に曲がるとかはちょっとムリじゃないですか?」
終始ヘラヘラとした態度でいるスロ部へイラつきもあったのだろう。
もはや不機嫌さを隠そうともしない白シャツ。
「それで貴方は何がしたいんですか?」
「何がしたいというか、釘ってこんなに曲げてもいいんですか?」
「別にいいんじゃないですか?」
この返答にスロ部は声を上げて笑ってしまった。
自分からややこしそうな客に絡みに来て、話をさらにややこしくした結果、この発言である
「ちょっとまって…仮にも責任者がそういう発言しますか」
「警察に言うなら、言えばいいじゃないですか。どこでもやってるじゃないですか」
「もちろん行きますよ?」
「はいどうぞどうぞ」
どこでもやってる。知ってる。
ある程度(概ね真っ直ぐ)の範疇で。
厳密には違法には違いないことではあるが。(未承認変更)
スロ部は、台番と型式のメモを始め、改めて写真撮影を再開した。
そして管轄している警察署へこれから向かう旨を連絡した。
ホールの駐輪場で電話しているところに、再び白シャツが登場した。
「あの、台番とかまで何に使うんですか?」
「警察で通報するとね、毎回聞かれるんです。台番とか機種名とか、曲がってる釘名称とか」
「今から行かれるんですか?」
「じゃなかったら、警察署にアポとりませんけど…」
「あの台ですが、今日は稼動とめて、警察に変更書類だしますんで…」
「どうぞご自由に」
「どうか、お店でいたらない事等もありましたら、この機会に是非、お伺いしたいんですけど…」
『どうせ警察へは行かない。通報しない』と決めてかかってた口のようだ。
騒ぐ客の8割はその通りだ。
だが、今回のスロ部は、それをする為に来ているのである
今更態度を変えて機嫌取りに来たところで、当初の目的は変わらない。
というか、そもそも最初から責任者なんぞ所望していないのである。
当初は黙って通報するスタンスだったのだ。
ホールとして通報は本当に困るのである。
警察とはなぁなぁの検査で済ませている地域がほとんどだが、市民からの通報があったとなれば話は別だ。
立入検査の際、ネチネチやられたりするのである。
結構めんどくさい展開になりがちである。
「何か気づいた時はそのときに遠慮なく言わせていただきます」
「はい、今後ともよろしくお願いします」
「では警察署に行きますので、失礼しますね」
「…」
警察署へるんるんと向かうスロ部だった。
パート3へ続く。
次回は所轄警察署内でのやり取りだよ!
駅前のグランドオープン店舗が早々に鬼畜調整を開始
スロ部の知る限り、最速の客飛ばしをやり遂げたホールにて、鬼畜調整の中でも一際委細を放つ台に着席
サンとスリーとかいうメーカーのなんたらマリンである。
200玉をきっちり2分で溶かしたスロ部は、盤面釘の撮影を開始。
撮影開始早々、白シャツにからまれるのであった。
「お客様、いかがなされましたか?」
ホールの責任者だと書かれたネームプレートをスロ部に示しながら、どこか威圧的に声をかけられる。
スロ部は少し驚いていた。
普通、極めて際どい調整や、サービスを展開(口頭でのイベント、設定告知等)を行っているホールであっても、責任者自ら客に絡みに行くなどありえないからである。
警察に通報が入れば、指導や注意の強弱はともかく、一言二言くらいは何かしら言われるものだ。
それなりに面倒なのである。
従って、こういう場面…「あ〜通報されっかなー」というケースににおいては、触れない、語らないがセオリーである。
相手をやる気にさせてはいけないからだ。
責任者を出せと、言われて初めてしぶしぶ赴くものだ。
(レベッカ…恐ろしい子…!)
心の中で、銀河乙女の演出を思い出しながら、白シャツへ釘が異様に曲がっている事を伝える
「私には、曲がっているようには見えませんが?」
返答はコレである。
さすがに呆れてしまった。
仕方が無いので、側を通りかかったおじいさんに、「この釘まっすぐですか?曲がってますか?」と質問してみる。
おじいさんは、「えらい下向きだね。どの台もみーんなこんな感じだ。まわりゃせん」と苦言をもらしつつも曲がっていると答えた。
さらに、何事かと遠巻きに様子を見ているギャラリーにも来てもらい、曲がってるかどうかを確認してもらった。
当然、曲がっているのである。
0.1mmならともかく、2mm近くも下げれば、誰でもわかる事なのである。
改めて、曲がっているようには見えないのか、白シャツへ質問してみる。
「どれですか?どの釘ですか?」
と海外ドラマよろしく、腰をクネクネさせてわざとらしい素振りでわからないフリする白シャツ。
この釘。と指差しして伝えるスロ部。指す部分は6箇所に及んだ。
「あ〜これですね!?あ〜はいはい。ちょっと曲がってますね。」
「ちょっと?」
未だ側にいたおじいさん&ギャラリー&スロ部の反応は同様だった。
白シャツは腕を組みながら、不機嫌そうな顔を一瞬見せ、なんとか取り繕いながら続ける。
「ええまぁ、ちょっと曲がってますけど。それで何か?」
「何か?というか、これなんで曲がってるんです?」
「玉が当たり続けますからね、曲がっちゃうんですよ」
「この特定位置の釘だけが数ミリレベルで…ですか?」
「はい」
この人は地球とは別の物理法則がある世界から来たのかな?と思いつつ
スロ部は更に質問を重ねてみる
「…打ち出しの射速が早くて、最も威力を持った玉があたるブッコミと鎧はなんでドまっすぐなの?」
「…」
「誰叩いたのこの釘、白シャツさん?」
「いえ、わからないです」
「責任者さんですよね?」
「はい」
「これは自然に曲がったと?」
「はい」
「従業員に小泉とかいう超能力者かなんかいますか?マ・ガーレ!とか口癖の」
「いえ、小泉という名前の社員はいませんね…」
「じゃあ、自然に曲がるとかはちょっとムリじゃないですか?」
終始ヘラヘラとした態度でいるスロ部へイラつきもあったのだろう。
もはや不機嫌さを隠そうともしない白シャツ。
「それで貴方は何がしたいんですか?」
「何がしたいというか、釘ってこんなに曲げてもいいんですか?」
「別にいいんじゃないですか?」
この返答にスロ部は声を上げて笑ってしまった。
自分からややこしそうな客に絡みに来て、話をさらにややこしくした結果、この発言である
「ちょっとまって…仮にも責任者がそういう発言しますか」
「警察に言うなら、言えばいいじゃないですか。どこでもやってるじゃないですか」
「もちろん行きますよ?」
「はいどうぞどうぞ」
どこでもやってる。知ってる。
ある程度(概ね真っ直ぐ)の範疇で。
厳密には違法には違いないことではあるが。(未承認変更)
スロ部は、台番と型式のメモを始め、改めて写真撮影を再開した。
そして管轄している警察署へこれから向かう旨を連絡した。
ホールの駐輪場で電話しているところに、再び白シャツが登場した。
「あの、台番とかまで何に使うんですか?」
「警察で通報するとね、毎回聞かれるんです。台番とか機種名とか、曲がってる釘名称とか」
「今から行かれるんですか?」
「じゃなかったら、警察署にアポとりませんけど…」
「あの台ですが、今日は稼動とめて、警察に変更書類だしますんで…」
「どうぞご自由に」
「どうか、お店でいたらない事等もありましたら、この機会に是非、お伺いしたいんですけど…」
『どうせ警察へは行かない。通報しない』と決めてかかってた口のようだ。
騒ぐ客の8割はその通りだ。
だが、今回のスロ部は、それをする為に来ているのである
今更態度を変えて機嫌取りに来たところで、当初の目的は変わらない。
というか、そもそも最初から責任者なんぞ所望していないのである。
当初は黙って通報するスタンスだったのだ。
ホールとして通報は本当に困るのである。
警察とはなぁなぁの検査で済ませている地域がほとんどだが、市民からの通報があったとなれば話は別だ。
立入検査の際、ネチネチやられたりするのである。
結構めんどくさい展開になりがちである。
「何か気づいた時はそのときに遠慮なく言わせていただきます」
「はい、今後ともよろしくお願いします」
「では警察署に行きますので、失礼しますね」
「…」
警察署へるんるんと向かうスロ部だった。
パート3へ続く。
次回は所轄警察署内でのやり取りだよ!
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