2019年12月13日
最近のプライム・ビデオ見散らかし(2019年12月)
三度目の殺人(2017)
しまった。難しかった。気を抜いて"ながら見"してしまったことを後悔。単なる「真犯人は誰だ?」的な話ではなく、なんとなく原罪とか贖罪とかそういうキリスト教的観念が漂っている感じのお話だった。終盤の役所広司の姿もどことなく十字架にかけられる前のキリストのよう。時間と気持ちに余裕があったらもういちど見てみよう。
日本で一番悪い奴ら(2016)
実話を基にしたお話。警察組織の腐敗を描く。タバコの一本も上手く吸えないほどバカ真面目で純朴だった新米警官が、先輩刑事にそそのかされたのをきっかけに悪徳警官となり、次々汚職に手を染め、ついには薬物中毒者に成り果てるまでに身を持ち崩してゆく。過激なシーンが多くてどっと疲れたが、面白い映画だった。
娼年(2018)
いやはやこれは・・・
久々にとんでもないものを見てしまった気分。
タイトルがタイトルだし話題にもなっていたのでなんとなく察しはついていたが、正直ここまでとは思わなかった。役者陣の捨て身の演技はすごかった。
愛の化石(1970)
石原プロモーション製作。ファッション業界とその周辺を背景にさまざまな人間模様が描かれる。ストーリーはかなり地味だが、鑑賞後にはなにか不思議な余韻が残る。パリ帰りのテキスタイルデザイナーを演じる主演の浅丘ルリ子がバタ臭くてとにかく美しかった。これはもうルリルリを見るためだけにある映画といっていいと思う(たぶん)。
郵便配達は二度ベルを鳴らす(1942)
犯罪映画。子供の頃からタイトルだけは知っていたが見たのはこれが初めて。てっきり人妻が郵便屋さんと不倫して悪さをする話だと思いこんでいたが、全然違った。不倫相手は流れ者のプーだった郵便配達人なんかどこにも出てこない。タイトルはことわざ的意味合いを含んだもので、物語と直結しているわけじゃなかったのネ・・・。これまでに何度も映画化されてるとのことだが、今回見たのは1942年のイタリア映画版。巨匠ヴィスコンティ監督のデビュー作とのこと。
郵便配達は二度ベルを鳴らす(字幕版)
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サイコ2(1983)
前作「サイコ」(1960)の続き。モーテル殺人事件から22年。犯人のノーマン・ベイツが社会復帰を許されるところから物語が始まる。名作も2作目、3作目ともなれば得てしてつまらなくなることも多いが、この「サイコ2」はなかなか面白いと思った。ノーマン・ベイツ演じるアンソニー・パーキンスが相変わらず不気味でいい味出していた。
サイコ2 (字幕版)
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8時だヨ!全員集合(バラエティ)
懐かしすぎる。まさかアマゾン・プライムで全員集合が見れるとは(感涙)今回見たのは1980年1月の放送分。メインのコントは教室もの。途中「少年少女合唱隊」をはさんで、後半にショートコント2本。うち1本はひげダンスだった。おたのしみのゲストの歌は 新沼謙治「木枯の詩」、アン・ルイス「恋のブギウギ・トレイン」、森昌子「ためいき橋」、由紀さおり「たそがれタペストリー」。アン・ルイスは歌にコントにと大活躍の回でした。イラスト画像:by acworks-san@イラストAC
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