2019年06月28日
化粧品のCMソングを調べて聴いてみた【'78〜'79】編
photo by annca@Pixabay
懐かしさからつい思いつきで始めてしまった企画でございます。
曲の批評・解説等ではございません。あくまでもボヤキにも近い個人的感想です。なにとぞご容赦くださいませ。
南沙織 「春の予感 −I've been mellow−」(1978)
資生堂 '78 春 キャンペ−ンソング
前年春に引き続き再び尾崎亜美の楽曲(作詞作曲)。引退間近の南沙織が歌っている。「マイ・ピュア・レディ」に比べてちょっとおとなの世界観になっている。
塚田三喜夫 愛の女王蜂 −智子のテーマ−(1978)
カネボウ '78 春 キャンペ−ンソング
カネボウがこんどは金田一映画とタイアップ。キャッチコピーは「唇にミステリー」。映画音楽にふさわしくドラマティックで壮大な曲です。のびやかなボーカルが胸に迫ります。
矢沢永吉 「時間よ止まれ」(1978)
資生堂 '78 夏 キャンペ−ンソング
夏のけだるい午後を思わせる。売上63.9万枚のヒットでオリコン年間ランキング9位。
いよいよ化粧品のCMソング、出せば当たる時代に突入してきました。
サーカス 「Mr.サマータイム」(1978)
カネボウ '78 夏 キャンペ−ンソング
原曲はフレンチ・ポップス。当初は「Mr.メモリー」というタイトルだったらしい。サマータイムになってよかったね。今聴いてもおしゃれな名曲。オリコン年間ランキング8位の大ヒット。
堀内孝雄 「君のひとみは10000ボルト」(1978)
資生堂 '78 秋 キャンペ−ンソング
子どもの頃、ジャンヌ・ダルクのことをこの歌で知りました。
売上90万枚超えの大ヒット。
オリコン年間ランキング4位。
サーカス 「薄化粧」(1978)
カネボウ '78 秋 キャンペ−ンソング
サーカスが歌ってたらしいのですがなぜかほとんど情報がない謎の楽曲。
作詞=なかにし礼、作曲=小林亜聖とのこと。秋っぽいスローテンポな曲らしい。
南こうせつ 「夢一夜」(1978)
資生堂 '78 冬 キャンペ−ンソング
阿木燿子さんの詞が色っぽくていいです。
オリコン週間最高位3位。
宮本典子 「ひとつ年上(クリスタル・ファンタジー)」(1978)
カネボウ '78 冬 キャンペ−ンソング
これはまた70年代にスゴい人がいたものです。なかなかのインパクトです。
布施 明 「君は薔薇より美しい」(1979)
カネボウ '79春 キャンペ−ンソング
布施明はたしかこのCMがきっかけでオリビア・ハッセーと結婚。当時「日本の男もなかなかやるもんだぜ」と子どもながらに生意気に思った遠い記憶・・・。歌唱力がはんぱありません。
桑江知子 「私のハートはストップモーション」(1979)
ポーラ '79 春 キャンペーンソング
資生堂、カネボウ2トップの牙城についにポーラが切り込んできました。
シティポップの名曲。桑江知子さんはこの曲で日本レコード大賞最優秀賞新人賞受賞。同期は竹内まりや、倉田まり子、杏里ですと。ちなみに同年の日本レコート大賞が「魅せられて」だって。華やかな時代。
ツイスト 「燃えろいい女」(1979)
資生堂 '79 夏 キャンペ−ンソング
「ナツコ」という名前には昔から自分の中で「小麦色の肌の美女」というイメージがあります。おそらくこの曲による刷り込みな気がします。オリコン週間最高位3位。
セルジオ・メンデスとブラジル'88(浅野ゆう子) 「サマーチャンピオン」(1979)
ブラジルの大御所ミュージシャン、セルジオ・メンデスが自身の曲(※1)をわさわざ日本語にしてカバー。バンドの女性ボーカルのカタコトの日本語がほほえましいです。CM出演の浅野ゆう子のナイスバディばかりが注目されて、曲はあまりヒットしなかったようですが、真夏のディスコチューンという感じで悪くありません。浅野ゆう子もカバーしてて両方ともCMで使われてます。
※1 原曲「SUMMER DREAM」(セルジオ・メンデスのソロアルバム「Magic Lady」に収録)
山本達彦 「ある日この夏〜TWO WAY SUMMER〜」(1979)
コーセー '79 夏 キャンペーンソング
70−80年代化粧品メーカーCMソングバトルについにコーセーも本格的に参戦してきました。
昔から都会っぽいイメージの人。シンプルでさわやかです。
柳ジョージ&レイニーウッド 「微笑の法則 〜スマイル・オン・ミー〜」(1979)
資生堂 '79 秋のキャンペ−ンソング
どこか懐かしい感じがするおしゃれカッコいい曲。アメリカっぽい。
桑名正博 「セクシャル・バイオレットNo.1」(1979)
カネボウ '79 秋 キャンペ−ンソング
色っぽくてカッコよし。五木ひろしもカバーしてます笑。
オリコン週間最高位1位。
狩人 「女にかえる秋」(1979)
ポーラ '79 秋 キャンペ−ンソング
ちょっぴりスパニッシュ風味。
「あずさ2号」より好きかも。
田島裕子 「あざやかに生きて」(1979)
資生堂 '79 冬 キャンペ−ンソング
ノスタルジックなメロディラインの美しい曲。歌声が澄んでてきれいです。
因幡晃 「きみはどこまで美しくなるのか。」(1979)
カネボウ '79 冬 キャンペ−ンソング
ハイトーンボイスと物悲しいメロディーが印象的です。純文学とか70年代の少女マンガを思わすような曲。
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