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最新等価店情報はここ
2021年05月22日
さてさて...
本格的に始動しようと思います。

長年 放ったらかしにしてました!

換金率など載せてましたが、今は大体まとまってきましたね

さて今回からは、パチンコ関連をテーマにして行きたいと思います。

次回は ブスマリンちゃんをやりたいと思います。

歴代のミスマリンちゃんをランキングしていきます。

どうぞご期待下さい。

ちなみに私の名前は、アングラと申します。undergroundの略です。
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2021年05月10日
何年ぶりかの更新します。勝つパチンコ始めました
お久しぶりです

久しぶりに再開します

勝つ パチンコ始めましょう明日から

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2018年12月11日
クソ台しかない
久しぶりの更新なんですが、 クソ台しかありません

パチンコは勝てない 時間の無駄 こんなになってしまいましたね!

どこのパチンコ店もガラガラ はたまた閉店

もうパチンコ屋に朝から行列も昔の事

メーカーが潰れるくらいなので、どうしようもないか

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2018年04月17日
京都の昔ここはパチンコ屋だった
京都の昔ここはパチンコ屋だった シリーズをYouTubeで公開しています。

https://youtu.be/K-LGgt8Ql_k

全ての閉店したお店を紹介していきます。

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2017年01月30日
パチンコ店が新台を導入しなくなった負の循環 スペック低下、ニーズの減少……
 2016年のパチンコ遊技機、回胴式遊技機(スロット)の販売(納品)台数が前年に比べ大幅にダウンしたことが分かった。

 昨年のパチンコ遊技機の総販売台数は約166万台(昨年比16%ダウン)、回胴式遊技機は約81万台(昨年比27.5%ダウン)。

 現在、日本全国にパチンコ台は約300万台、スロット台は約150万台ある(平成27年度警察庁調べ)と言われており、昨年の販売台数は、全国総設置台数の約半分しか売れなかったということである。ちなみに、10年前の2006年には、パチンコ遊技機だけで400万台以上販売している。

 なぜ、これほどまでに遊技機は売れなくなったのか?

 パチンコ遊技機、回胴式遊技機の販売が低調な理由は、いくつか挙げられる。

◆新台へのこだわりより長く遊びたいニーズ

 一つは、「新台入替」の効果の減少である。

 近年、パチンコ店は「新台入替」を謳い集客を図ってきた。目新しさは勿論であるが、昔ながらのパチンコ店の慣わしである新台入替時の出玉に期待し客が集まってきた。しかし最近では、遊技機価格の高騰により店舗の営業が圧迫される一方、過剰な広告宣伝(煽り)に対する厳しい規制などの影響により、「新台=玉(メダル)が出る」という方程式は、店側は勿論、客の中で崩れ去って久しい。ガンガン新台を買い、ガンガンお客さんを呼ぶという時代ではなくなったのだ。

 もう一つは、「1円パチンコ」、「5円スロット」に代表される低貸玉営業の広がりが挙げられる。

 旬な遊技機が好まれる「4円パチンコ」、「20円スロット」に比べ、低貸玉で遊技するお客さんは、新台へのこだわりより、長く遊びたい(もしくは時間つぶし)というニーズが高い。そもそも、薄利多売がモットーの低貸玉営業で新台入替をしていては、遊技機購入費用の償却もままならない。低貸玉営業コーナーのフロア拡大や専門店の登場に反比例する形で遊技機の購入動機が薄らいだ。

その他、遊技機スペック(≒出玉性能)の低下やコンテンツの飽和、ゲーム性の画一化等の理由による遊技機のオリジナリティ欠損は、お店にとっても客にとっても、遊技機の魅力を感じづらいものにしている。

◆新台販売低調で追い込まれるメーカー企業

 深刻なのは、メーカー企業である。特に上場している企業にとって、歯止めの掛からない新台販売台数の減少は、そのまま業績ダメージとなる。

 東証1部上場の「平和」の、平成29年3月期の第2四半期の決算短信によれば、前年同四半期比で売上が21.7%の減収、営業利益、経常利益12%ほど減少している。勿論、メーカーによって「鉄板コンテンツ」と言われるビッグタイトルの販売時期によって、期毎の数字は変わるが、それでも通期でプラス転換は難しいと思われる。

 同じく東証1部上場のパチンコ・パチスロメーカー「SANKYO」も、平成29年3月期の業績予想を大幅に下方修正している。売上で前期比30%以上の減収、営業利益、経常利益に関しては70%〜80%の減少が見込まれている。

「平和」や「SANKYO」などの大手老舗の大メーカー企業ですらこの様な状況である。中小メーカーにとって、下げ止まらない販売台数の減少は、企業の存続に直結する大問題だ。

◆今後も新台販売台数が回復することはない

 この新台販売減少傾向が下げ止まることはあっても、劇的に回復することはない。

 メーカー単体で見れば、ビックコンテンツの遊技機を市場投入することで、一時的に業績が回復することはあるだろうが、業界全体でみれば一過性のものに過ぎない。

 メーカー側としては、遊技機販売台数が伸びないのであれば、今後は販売価格を上げる。そうなれば、パチンコホール側は更に買い控える。売れない遊技機を巡る負の循環。まさに後戻りの出来ないチキンレース。

 売りたいメーカー。買いたくないパチンコホール。その呷りを喰うのは、いつも客である。

〈文・安達 夕〉

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2017年01月09日
全国のパチンコ店1万件切る
 全国のパチンコ店の組合である、全日本遊技事業協同組合連合会(通称:全日遊連)の発表によれば、加盟店舗数が2016年11月末現在で遂に10000店舗を割った。

 全日遊連には、日本全国のパチンコ店の99%以上が加盟しており、発表された資料には「9993店」と記されている。最盛期の1995年には全国に18200店舗あった店舗が、わずか20年で45%も減少した。

 直近の1年間で言えば、平均して毎月37店舗が廃業しており、18店舗が休業している。12月末には「MAX機」が完全撤去となり、遊技機の入れ替え費用の負担に耐えられず廃業する店舗が増えることは必至で、店舗減少のスピードはより加速化すると言われている。

 20年で45%の店舗数減少の理由は、大きく3つある。

 一つは、新規客が増えないこと。現在のパチンコ店のメインユーザーは、65歳〜70歳の団塊の世代と、団塊ジュニアと呼ばれるその子ども達の世代(ジャンプ世代とも言われる)である。しかしそれ以降の世代、特に20代のパチンコへの新規参加数が激減しているのだ。もともと、うるさい、くさい、こわいというイメージから若者から敬遠されていたパチンコであるが、スマホゲームの普及などの娯楽の多様化により更にパチンコ店の敷居が高くなった格好だ。

 二つ目は、パチンコに使用する金額の高額化だ。高い射幸性を望むコアユーザー達のニーズに応える形で、等価交換営業へのシフトが行われ、昔のように長く遊べるものでは無くなった。現状だと大当たりを引かなかった場合、30分程で1万円が消費されることもある。

◆店舗数は激減するも、設置台数は微減に留まる

 さらには遊技機自体の高額化も問題だ。20年前には1台20万円もしなかったものが、今では新台1台当たり40万円前後となっている。遊技機費用の償却が優先される営業が、お客さんの負担になり、常連客ですら足が遠のいてしまった。

 最後の理由は、業界の地域文化の崩壊である。

 やはり20年前は、各地域(市町村の町レベル)でパチンコ店同士の申し合わせ等があった。設置台数の数や、店休日の日取り、広告宣伝のルール等、地域ごとに持ちつ持たれつの、どこか牧歌的な協業関係が築かれていた。しかし近年は、マルハン、ダイナムなどの大手ナショナルチェーン店が自由競争の原理を盾に、全国津々浦々、問答無用の出店を行い、「地域カルテル」は一挙に崩壊した。資本力に乏しく、家族で経営していたパチンコ店などひとたまりもない。

 全国8000店舗から6000店舗までの減少が「規定路線」だとも言われている。しかし、店舗数の減少スピードに対し、全国の遊技機設置台数は大きく減ってはいない。

 警察庁が毎年発表している「風俗関係事犯の取締り状況等について」によれば、5年前の平成23年には全国にパチンコ・スロット台が458万台設置されており、その数は、最新データの平成27年でも変わらない。(※2000台程度の減少)

◆地元の老舗店が大量に廃業する代わりに大型店が隆盛

 これは何を意味するのか。一言で、1000台クラスの大型店の出店が多いということ。

 200台クラスの「地元の老舗」が5店廃業し、1000台クラスの大型店が1店舗出来る。この繰り返しなのだ。実際、同データによれば、平成26年からの1年間で300台以下の店舗が232店舗減少しているのに対し、1000台以上の店舗は35店舗も増えている。

 この流れは、今後も続く。

 今後5年間でパチンコ業界内ではM&Aが繰り返され、全国3000社ほどと言われる経営法人数も、500法人程度まで集約されると言われる。

 地域の八百屋さんが中内功のチェーンストア理論によりダイエー(2015年、イオンの子会社化)に淘汰されていったように、地域の酒屋さんがコンビニ化し大手3社が全国シェアのほとんどを握ったように、やはりパチンコ店も経済原理のそれを逃れることは出来ないだろう

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2016年10月20日
ベルコ ビンゴ
ベルコは10月18日、人気シリーズ最新作となる「スーパービンゴリゾート」のプレス発表会を都内の同社上野ショールームで開催した。

スペックはA+ART。シンプルで分かりやすいシリーズ機の基本的なゲーム性を引き継ぎながら、いわゆる天井機能を廃するなど、いつからでもプレイできる仕様に進化させた。また、ART発動時に「Hooah!」のサウンドと共に、ARTの継続ゲーム数が上昇していくというお馴染みの演出も、もれなく搭載した。

純増約2.0枚となるARTは、基本1セット33ゲーム継続。連チャン性は、ループ抽選およびセット数ストックによって発揮されるほか、2種類の上乗せ特化ゾーンも盛り込まれている。

挨拶した同社の国本籍雄社長は、「当社の看板商品であるスーパービンゴシリーズが、年末年始営業上の戦略に欠かせないというお声を頂いており、このタイミングで新機種を出せることは大変嬉しいこと」と新機種をピーアールした。

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2016年07月27日
検定通過機種一覧
CR真・花の慶次N3-K、ぱちんこ、ニューギン/検定番号:6P0532
ちょいパチ真・花の慶次N-K39、ぱちんこ、ニューギン/検定番号:6P0612
CRAそれゆけ野生の王国N-K、ぱちんこ、ニューギン/検定番号:6P0639
ちょいパチセクシーフォールセカンドシーズン39、ぱちんこ、豊丸産業/検定番号:6P0524
CRデラマイッタ3rd149S、ぱちんこ、豊丸産業/6P0611
CRA巨人の星RR-Y2、ぱちんこ、サンセイアールアンドディ/検定番号:6P0518
ちょいパチキャプテン翼39、ぱちんこ、サンセイアールアンドディ/検定番号:6P0630
モンスターハンター狂竜戦線/AA、回胴式、エンターライズ/検定番号:6S0467
パチスロ貞子3D−Z、回胴式、ニューギン/検定番号:6S0647

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2016年07月24日
オーイズミが沖スロ市場に本格参入
オーイズミは7月20日、都内上野の同社東京支店でパチスロ機の新機種「乱嵐(らんらん)エイサー-30」の機種説明会を開催した。同社がいわゆる沖スロと呼ばれる30パイ仕様単独で新機種を発売するのは初めて。

新機種最大の特徴は告知演出だ。獅子が描かれた5つのランプが多彩な告知を繰り広げ、ボーナス当選時の高揚感を刺激。なかでも、リール上部に搭載されたメインランプでの告知演出は迫力ある仕上がりになっている。

スペックは、ボーナスのみで出玉を増やすシンプルなノーマルタイプ。BBで約300枚、RBで約108枚が獲得できる。通常大当り時のBR比率は約6対4だが、1ゲーム連発生時に限ってBB100%が確定する。

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2016年05月27日
朝6時から行列「パチンコ天国」で「ギャンブル」しない人たち

「そんな店本当にあるんですか」――東北のある都市では、業界団体の職員ですら驚くほど早い時間からパチンコ屋が営業している。開店は朝7時。それも1店舗だけではない。市内の半数がこうなのだ。異動してきた全国チェーンの店員たちは口々に言う。「こんな地域があるなんて信じられませんでした」「間違いなく、日本一でしょ」。

宮城県第2の都市・石巻市。この人口15万人足らずの港町は、日本でもっともパチンコが盛んな地域かもしれない。平日の営業時間は、午前8時から日付が変わる直前まで。土日祝日になれば、市内14店舗のうち7店舗が1時間開店を早める。東京や大阪と比べると営業時間は4時間も長い。お盆や年末に至っては、日をまたいで営業することもある。

人々は何を求め、朝7時からパチンコ屋へ足を運ぶのか。ゴールデンウィーク中の石巻を訪ねた。
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国道398号。パチンコ屋に出入りがあると、車が詰まることも


「エンジョイスロット」「エンジョイパチンコ」

石巻市から東北を横断し、日本海側へと延びる国道398号。その起点から石巻漁港エリアまでの約7km、車で15分ほどの距離に6つの大型パチンコ店が並ぶ。このうち5店舗が土日祝日に朝7時から店を開ける激戦区だ。

早朝、JR石巻駅付近のホテルからタクシーに乗り、「398」を西へ。車通りはまだ少ない。片側1車線の道沿いには、東北のスーパー「ヨークベニマル」。見慣れた牛丼やコンビニのチェーン店、携帯ショップの看板も目に入る。

午前6時半。10分足らずで着いた「ジョイパーク」では、既に8人の男性が並び、黙々とスマートフォンを操作していた。先頭の30代男性(製造業)は5時台から待っているという。この時期でも、石巻の気温は10度に満たず、車内で開店を待っている人も少なくない。連休中の、しかもこんなに朝早くから、なぜパチンコなのか。常連だという地元の40代男性は、恥ずかしそうにこう話す。

「いやあ、気晴らしっすかね、ほかに行くとこもないし。並んでる人は、大体『1スロ』目当てですよ」

7時、入り口のシャッターが開き、轟音鳴り響く店内に40人ほどが流れ込んでいく。男性が言う通り、多くの人が向かった先は「1スロ」コーナー。同じ機種はほとんどない。男性は迷うことなく、「北斗の拳」へ。先頭の人は、美少女キャラが描かれた「マジカルハロウィン5」という台に座っていた。32台のうち、空いているのは10台しかない。

一般的なスロットは、「20スロ」と呼ばれ、1メダルは20円する。これに対し、「1スロ」は、1メダル1円。この店では、「エンジョイスロット」と呼び、1000円で846枚のメダルを貸し出している。店内にはこのほか、200円で688玉の「エンジョイパチンコ」もある。通常の「4パチ」なら、200円だと50玉しか貸してもらえない。

いずれのコーナーも午前9時頃までには、ほとんどの台が埋まってしまった。「1パチ」も人気だ。一方、一般的な「4パチ」「20スロ」は、人がまばら。特に「4パチ」は空席が多い。

パチンコ界で流行する「低レート」

パチンコ業界では2006年ごろ、「1パチ」や「5スロ」と呼ばれる低レートの台が登場した。同じ金額で、より長い時間打てることから人気を集め、今やほとんどの店舗に台が置かれている。より低レートの台も生まれ、石巻には「ジョイパーク」のほかにも、「2スロ」に力を入れる店や低レートだけの店などがある。

試しに、「エンジョイスロット」(1スロ)に1000円を入れてみた。すべてのメダルを使い切るのにかかった時間は、なんと70分。大量のメダルは、「ドル箱」を使わないと下皿からあふれてしまうほどだ。ベトつくメダルを何度も投入するため、指先が疲れてしまった。一方、「エンジョイパチンコ」は50分。どちらも当たりが出れば、もっと長い時間プレーできる。

この日、午前7時から閉店の午後11時50分ごろまで1スロを打った40代男性(建設業)は、「トータル4000円投入して、とんとんでした」と話す。運が良ければ、最初の1000円で1日中遊べることもあるという。「少ない投資で店との勝負も楽しめる。そういう刺激もありますね。数千円で1日遊べるなら儲けもんだと思いませんか」。

仮に当たらなくても、アイドルやアニメ、映画などを使った派手な「演出」が客を飽きさせない。夫・息子と一緒に週1回は来るという70代の女性は、「私は打たないけど、見ているだけでも楽しいの」と上品に笑う。足が悪いという彼女は、休憩も交えながら杖をついて店内をゆっくり歩き回っていた。

これに対し、一般的な20スロや4パチの場合、当たりがなければ1000円がものの数分で消える。別の店で出会った60代の男性は、「金持ちは4パチ、俺ら貧乏人は1パチ」と自嘲する。「30分でなくなることもあるけど、3000円ありゃ大体3時間くらい遊べっかな。『マクロス』が良いんだよ」。

こうした石巻のパチンコ文化は、県外の人には「ぬるい」と映るようだ。今年引っ越して来たばかりという福岡県出身の30代男性(地盤改良業)は、10数年前、スロットだけで年間300万円以上を稼いでいた凄腕。

「地元の人は低レートの台ばっかり打ってますよね。激アツ演出を外しても、『ふーん』って顔しているし、俺らからしたらありえない。こっちとしちゃ、台が選び放題なんで良いんすけど」

震災後に始まった朝7時開店

石巻でもひと昔前までは9時開店が一般的だった。「マルハン」の店員は、「石巻はパチンコの競争が激しい場所で、8時半、8時と少しずつ開店時間が早くなっていったようです」と話す。

朝7時開店は、東日本大震災後の2011年11月、漁港エリアの「アムズガーデン」が土日限定で始めた。担当者によると、「漁師や漁港関係の方から、『時間を持て余してしまうので、もっと早くから開けられないか』というお話があったと聞いています」。

この店をはじめ、漁港エリアでは朝早い時間でも、つなぎや作業服を着た客の姿を見ることができる。朝8時、会社の車で乗り付けた作業着の4人組は、関西から単身赴任中。仕事が終わったばかりで、「寝る間も惜しんできました」と言うや、足早に店内に入っていった。「この辺りは津波の被害が特にひどかった。パチンコ屋のお客は、復興支援や現場関係の人も多いみたいですね。県外の人だから行く当てもないんでしょう」とは、タクシーの運転手の弁。

一方、2012年12月、漁港エリア以外で初めて7時開店を決めた「マルハン」は、高齢者を中心に開店時間を早めてほしいという要望があったそうだ。実際、マルハンに限らず、どの店舗でも高齢者の姿が目立つ。ある店で、休憩所に座っていた70代の男性に声をかけた。この店にはよく来られるんですか? 「ここはダメだぁ。全然勝てねえよ」。そうは言うものの、一向に席を立つ気配がない。男性は再び、店に置いてある地元新聞に目を落とした。シートには、同じくらいの年代の男性が10人ほど座っている。別の店では、70代の女性がおどけた口調でこう言った。「店が全然勝たせてくれないけど、『依存症』だから週に1回は来ちゃうのよ。婆ちゃんだから、誰も遊んでくれないの」。

「仮設住宅に一人でいると、津波のことを思い出して怖い」――高齢者の移動支援を行う男性は、複数の高齢者からこんな声を聞いている。「この辺りじゃ、気晴らしもないですからね。パチンコ以外だと、カラオケか居酒屋か温泉。パチンコって言うと周りの人から怒られるんで、こっそり送り迎えしていました。1日いくらかで、いろんなことを忘れられるならいいじゃないですかね」。

「なーんもないもんねぇ」

轟音とたばこの煙が充満する店内で、客たちは誰と話すでもなく、ただじっと画面をのぞき込む。客の服装は、「部屋着」に近く、女性でもジャージー姿にクロックスのサンダルという組み合わせが珍しくない。

年齢層は高く、一目で20代と分かる人は少数だ。昼前、7時から「1パチ」を打っていた若いカップルが外に出てきた。男性は普段工事現場で働いている。「いつも朝早いんで、土日も朝からさくっと遊んでます」。午後はゆったりと過ごすという。「同世代はみんな(石巻の)イオンか、仙台じゃないですか。もうちょっと暖かくなったら、僕らも釣りに行きたいんですけどね」。そう言って、2人は軽自動車に乗り込んだ。

午後1時過ぎ、ある店舗の食堂で、大正14年生まれの女性に出会った。今年で91歳。若くして夫を亡くし、女手一つで子どもを育ててきた。そんな彼女の数少ない楽しみがパチンコ。キャリアは60年になる。「5時間くらい打って、カラオケに行くのが好きでよ。トータルでもあんまり負けてねぇよ」。快活に笑って、カツカレーを頬張る。どうして、パチンコを打つの? 「楽しみがないもんねぇ」と笑う。一瞬考え、また「なーんも楽しみがないもんねぇ…」。食後、彼女は「話しかけてくれてありがとう」と言って、台に戻っていった。


◇パチンコの営業時間

パチンコ店の営業時間は「風営法」で、原則「日の出」(2016年6月からは法改正により午前6時)から「午前0時」(一部では午前1時まで可)までと定められている。実際は、都道府県条例でさらに制限されていることが多く、店舗同士の取り決めや営業判断で短くなっている場合もある。東京都や大阪府では、最長でも午前10時から午後11時までの営業しか認められていない。

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