小雨の中の散歩も、今の時期は気持ちがいいですね
メリアは、古いアルファイコンのレインコート
購入した時より、体重を落としたので少しブカブカです。
アキレスは、フルッタのレインコート
つい最近まで、パピーの時に買ったミッキーのレインコートを着ていたのですが、
「ミッキーの、かわいいけど、ごめん、正直に言うけどアキレスには似合わないもっとさ、かっこいいのないの?海外のとか着てるイメージ」
と、アジリティお仲間さんに言われてしまったので、海外ブランドのレインコートを購入しました ミッキーのもそろそろ小さくなっていたのでね
ウヒヒ、似合ってる
いずれにしても、私のレインコートより高額です
5月、6月の大会で毎回、色々な方にお声をかけていただきました。
「アキレスはいつデビューするの」
「もうそろそろ、アキちゃん、見たいなぁ」
ありがとうございます
アキレスが練習している動画をアップしていないからか、
練習をしていない、できていないのではないかと、心配してメッセージをくださる方もおりまして ご心配をおかけしております
動画を載せない理由を質問されることもあるのですが、特に理由はないんですよ〜 アキレスの練習まで動画撮影する余裕がないんですね〜。ただそれだけです
アキレスは、着々と力を付けてきております とてもゆっくりではあるかもしれませんが、彼の特徴や性格を踏まえての練習を確実に行っています。
今年の春の時点でも、ノービスなら走れたのではないかと思います。今のコーチにも、そのような話をされました。
ここでいう”走れる”は、とりあえず失格はしない程度ということです。
しかし、スムーズな走行で、アキレスに迷いや無駄なラインを取らせることなく走ることができるのかといったら、それは違ってきます。
話しは少しそれますが、大相撲名古屋場所が、後半戦に突入しました。
14日(日)、NHKの大相撲の放送で、レスリング3大会、金メダリストの吉田沙保里さんが、解説者の一人になっていたんですね。
そこで、吉田さんの今後の展望について、指導者の道はあるのかとアナウンサーに尋ねられている時がありまして、吉田さんはやんわり否定されておりました。
その時に語られた理由が、メモしていたわけではないので、一門一句正確な文言は書けませんが、このようなことを話されていました。
「レスリングを教えることはできるけど、強くするのとはまた違う。」
なるほどな〜と思いました。
私も、指導者として、体育授業でのスポーツや運動を教えるのと、部活動としてより競技性の高い世界で活躍することを目指した選手を教えるのとは違いましたから、レベルは違えども、おっしゃっている本質はとても理解することができます。
そして、私のアジリティは、ハンドラーとしては習う側であり、犬には教える側でもあり、いつも色々と考えを巡らせています。
上記の吉田さんの話も踏まえて、改めて考えたことですが、
私はメリアやアキレスと、ただアジリティがしたいわけではないんですね。
やるからには、ちゃんとやりたいんです。
"ちゃんと"っていうのは、
別に世界大会に出ることを我武者羅に狙っているわけではなく、
ただ単に、まじめに、真摯に、いつも課題を意識して、突き詰めてやりたいということ。
なんとなく、うわっつらだけ、形だけできたらそれでいい、とは思わないんですね。
だから、もっと早くアキレスをデビューをさせて楽しめることもできたと思うものですが、
なんとなくできる力で大会に出せば、いずれきっと綻びがでます。
犬は、大会本番と練習という”場”の違いを、よくも悪くも学習します。
何もわかっていなかった未熟なハンドラーとしてメリアに苦労をかけてしまったことは多く、反省や後悔といったら、時間を取り戻すことはできないので本当にメリアに申し訳ないのですが…十分、勉強になりました。
メリアちゃん、ごめんね
このブログでも何度か話題にしていますが、
「楽しければそれでいい。」と言う人もいるけど、
私にとって楽しいとは、
うまくできないこと、大会での失敗を、素直に向き合わないで逃げる言い訳みたいにこういう事をいう人とは、たぶん質が違う。
私の楽しさとは、英語で言うのなら、Fun じゃなくて、Interesting です。
つまり、吉田さんの言葉に話を戻しますと、
ただ楽しくアジリティをするのと、大会で強いペアとしてアジリティをするのとでは違うということです。
あ、そうそう、このような問題にも、参考になる論点だと思います。
私に、スクールのことで相談される方が度々いらっしゃいます。
スクールの指導者が、生徒さん(お客さん)にどのようなアジリティを教えていきたいのかといった視点が大事です。
様々あるお客さんのニーズに、どれにも対応しますという指導者もいらっしゃいますし、
家庭犬のしつけの延長線上で、アジリティという方法もありますよ程度のスクールもあるでしょう。
はたまた、大会で活躍することを目標と謳っておきながら、
実際はそこまで生徒さんの思いに寄り添う器を有していない方、指導力がない方もおられるのも事実。
こういう先生に限って、できないことを練習不足のせいにするんだよね…。
あぁ、あと、アジリティという枠以外で、スクール仲間で他のアクティビティにも出かけましょうという文化があるスクールもあります。
私が慕うある先輩ハンドラーは、「習い事をしに行っているのに、なぜ群れるの?」と一蹴 ウケます
アジリティを始めたばかりの方はこのようなスクールのあり方の概念について、まだ思いもよらないことと存じますが、
私に相談される方は、それなりの経験者が多いので、いつもこのような視点を挙げながら、お話しさせていただいています。
そして、だいたい共通の言葉で盛り上がる!
「やるならちゃんとやりたい 別に、世界とか目指しているわけじゃないんだ 一つ一つ、できないことをできるようになっていきたい」
と
これまで、色々な方とアジリティ談議をしており、特にアキレスに関しては、両極端の意見を頂戴いたします。
両意見とも、アジリティ指導や犬関係の仕事をしている方の意見が含まれています。
早くデビューさせた方がよい派の意見
「犬も人も大会を経験して学ぶことも多い。アキレスが大会でどのような状態になるのかを知っておくこともよい。」
「犬の寿命は短いんだから、早く教えた方がよい。」
じっくり教えて、大会デビューはゆっくりでよい派の意見
「1度くらいのレベルを早くできたからといってデビューさせても、3度に上がるまで苦労するペアがたくさんいる。だから焦らない方がいい。」
「崩れることの方が早いから、ゆっくり仕上げた方がいい。」
私やアキレスのために、色々なご助言をいただき有難い限りです。
こうしてたくさんご意見をいただいても、自己の責任において取捨選択することが大事だと思います。
私は、の意見派でアキレスを教育しています。
コンタクト練習も地道に進行しておりますが、まずは、ジャンピングからデビューさせることになると思います。
いつも応援してくれている方々、もう少し待っていてください
早くて秋、遅くても年内に、まずはジャンピングデビューを目指します
これは4月末の練習動画です。
今は、ハードルにおける練習では、フロントスイッチや、バックスイッチなどを、
指示のタイミングやハンドラーの身体の傾け方等、
とても細かい部分を意識して、アキレスに合わせて取り組んでいます。
アキレスのスピードを生かすハンドリングを私が実現できれば、
彼が叩きだす旋回スピードは、きっと、恐ろしいことになるでしょう
私も身体を鍛えなきゃダメだこりゃ
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