2020年07月14日
コンサートが一般には向かないなと思う理由
本当は傷つきやすいコンサート
コンサートが再開されて、東響、新日フィルと聴いて来ましたが、いよいよ都響を聴く機会がやってまいりました!大野和士さんとの、再開を告げる特別なコンサートです!
東京都交響楽団 都響スペシャル2020
(サントリーホール)
指揮:大野 和士
コープランド/市民のためのファンファーレ
ベートーベン/交響曲第1番ハ長調
デュカス/舞踊詩《ラ・ペリ》より「ファンファーレ」
プロコフィエフ/交響曲第1番ニ長調「古典交響曲」
このコンサートは、都響が今年7月〜12月のコンサートを全て払い戻した上で、仕切り直しで開催された最初のコンサートです。参加を希望した定期会員に抽選によりチケットが割り当てられますが、本ブログにて、都響の素晴らしい演奏を何度も讃えてきたことを、音楽の神様にちゃんと分っていただいたおかげか、外れることなく無事にチケットが取れました!
最初はコープランドのファンファーレ。拍手に迎えられて、金管と打楽器の演奏者が20人弱入ってきて、舞台の奥に並んだ時点で早くも感動!これはおそらく、コロナでどうしてもオケの規模を小さくしなければならない中、オケに一体感を持たせるために、金管奏者にご活躍いただく、という趣向ですね。
そしてその金管により高らかに鳴らされたファンファーレは真に感動的!都響のコンサートがまた聴ける!その喜びを告げるファンファーレ、都響の金管群による見事な演奏でした!このファンファーレは、コープランド/交響曲第3番第4楽章でも印象的に出てきます。2017年と2019年に素晴らしい実演を聴きましたが、また聴きたくなりますね。
(参考)2017.7.17 レナード・スラトキン/小曽根真/デトロイト交響楽団のオール・アメリカ・プロ
(参考)2019.2.7 ヒュー・ウルフ/重松希巳江/新日フィルのオール・コープランド・プロ
続いてベートーベン1番。私はこの曲の意表を突いた始まりの後の、流れるような序奏が大好きなんです。その場面を奏でる美しい都響の弦楽の響きに早くも涙…。サントリーホールに都響が帰ってきた!響き渡る都響サウンドに幸せを感じて、うっとりです。大野さんは第1楽章でかなりメリハリを付けた指揮で、ベートーベン・イヤーでの意気込みを感じます。
この1番はハイドンの影響を受けた作品と言われていて、特に第4楽章は大いにハイドンを思わせますが(だって、主題の始まりでハイドン/交響曲第88番の第4楽章を連想しない人、いないですよね?笑)、久しぶりに聴いて、ベートーベンならではの個性も随所に感じました。私、初期の交響曲では2番が大好きですが、この1番もまだまだ探求のしがいのある曲なのかも?
続いて、デュカスのファンファーレ。こうしてサントリーホールで金管のアンサンブルを聴くと、2018年のサー・サイモン・ラトル/ロンドン交響楽団のヤナーチェク/シンフォニエッタの素晴らしかった金管群を思い出しますが、今日の都響も立派な演奏でした。
最後はプロコフィエフ1番。「古典交響曲」と銘打って、ハイドンに倣って書いた曲ではありますが、軽快な中にも、和声が見事に「プロコフィエフ」していて(笑)楽しい!大野和士さんは第3楽章の冒頭を大げさにしたり、とても遊び心のある指揮。都響も木管の強奏の弾(はじ)けっぷりが見事だったり、大いに乗って熱演でした!(実際には叫んではいけませんが)ブラボー!今日は同じ1番で並びましたが、曲想としては同じベートーベンでも、8番の方を思わせますね。
いや〜、またサントリーホールで都響を聴ける喜び!その音色と響きを十分に堪能することのできた、素晴らしいコンサートでした!
最後に、私、このブログで何度言ったか分らないくらいに繰り返していますが、
サントリーホールで聴く都響は極上!
正に至福の一時、本当に素敵な日曜の午後のコンサートでした!
コンサートアウトレット
【14日 局地的に非常に激しい雨 土砂災害や川の氾濫に警戒】 https://t.co/1yHPSrkt3B きょう(14日)は西日本と東日本を発達した雨雲が南下。局地的に滝のような非常に激..
【レビューIS]「モーツァルト!」キム・ジュンスと一緒に迎えた10周年。ニューノーマル時代公演界のマイルストーン (記事訳)New
[日刊スポーツキム・ヨンジ]
オリジナル表示
EMK提供
世宗文化会館大劇場で開幕したミュージカル「た!」の10周年記念公演は多くの意味を持つ。 「モーツァルト!」がミュージカルデビュー作であると一緒に10周年を迎えており、新型コロナ感染症で公演界が低迷する中、慎重に幕を上げニューノーマル時代公演界のマイルストーンとなった。
10年の意味
「モーツァルト!」は、2010年にブロードウェイとウェストエンドの作品が主流だった国内ミュージカル市場に華やかな舞台と衣装、耳にささるメロディーラインとドラマが優れていたヨーロッパのミュージカルを初めて紹介したEMKミュージカルカンパニーが創立10周年を迎え、最初紹介した作品である。今年10周年を迎え記念公演を世宗文化会館大劇場の舞台で進行中である。
「モーツァルト!」は、2010年に初演から世宗文化会館大劇場を連日完売させ、その年の各種音楽授賞式で、合計11部門のトロフィーを席巻した。 2010年「モーツァルト!」でミュージカルデビューをしたは「2010ザ・ミュージカルアワーズ」「2010韓国ミュージカル大賞」「2010ゴールデンチケットアワード」で新人賞を総なめした。今日がミュージカル界のトップ主演俳優としての地位を確立するために「モーツァルト!」があった。このような理由で10周年記念公演の舞台にが再び上がったのは意味が深い。
ニューノーマル時代、変化する公演界
新型コロナ感染症で公演界は直撃を受けた公演界。 「モーツァルト!」も避けることができなかった。政府の首都圏防疫強化措置として一度公演を延期したが紆余曲折の末、公演を開幕した。先に公演が新型コロナ感染症の影響で公演を完全解除するか、会場内の客席から距離を置くように公演を続けたとすれば、「モーツァルト!」は、新型コロナ感染症 以前と変わらない方法での公演を行っている。客席の距離を置くように座席制を引き続き実施する場合は、座席の半分しか販売していないし、長期的に公演産業界は、より大きな危機に陥るしかない状況。 EMKミュージカルカンパニーと世宗文化会館が今後の公演産業のために大きな決断を下したのだ。
ただし公演前徹底防疫をして、観覧客の発熱チェックと問診票の作成などで安全な会場を作る心血を注いでいる。会場内のマスクの着用も必須だ。観客も公演開始前楽々会場に到着して指示事項をよく従う雰囲気だ。携帯電話でQR問診票の作成に難しくする観覧客のために書かれた問診票も一緒に供給されていた。
10年前に韓国初演と比べ多くの条件が変わった「モーツァルト! '。今回はアンコール曲も変えた。 「僕こそミュージック」をアンコールでいつも歌っていたが、今回の公演ではヴァルトシュテテン男爵夫人がモーツァルトのために歌う「黄金星」で公演を終えている。
こちらに・・うさっぴさんのブログより
が自分が歌う歌ではないけどとても勇気づけられたと紹介しながら
この歌を聴きながら喜ばないといけないのに
いつも泣いてしまったと話していた 黄金星
そしてもよくコンサートで歌ったり
共感でもチョイスをしたり
義務警察の時にもメッセージを伝えながら紹介したりしてました。
だから私たちにもとても大切な曲になったわけですが
「厳しい状況を克服して自由と希望を見つけるというメッセージが含まれた歌」
と記事でも紹介されていますが
と私たちに
厳しい状況を克服して自由と希望を見つけるという勇気や力をくれていたこの曲が
今、全ての人への励ましになる曲として紹介されていて
そこにまたがいるってすごいなって感じざるを得ないです。
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image