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2019年06月03日

含意法の例文や意味合い、使い方など!レトリックの種類はいろいろ♪

【含意法の具体例】



例文を使って意味合い、使い方をまとめました。





「レトリック辞典」の含意法の例文では適齢期を過ぎた美人じゃない女性の誉め言葉としてありました。


「彼女はピアノが大変じょうずですね」


ー真意は美人じゃないことをにおわせているらしいです。



また女性が誰が好きなのかを断定するときに使う使用例も。


「彼女がはじめに考えたのはポールでもジャックでもなかった」


ー3人が想定されていて、2人が違うから残り1人に間違いない。


【含意法のポイント】



レトリック辞典によると含意法は緩叙法に似ているけど推意の比重が格段に重いそうです。つまり、におわせていることはだいたい当たりってことになります。


【ここからは含意法の個人的に考えた使用例】



初対面の全く自分と違う属性の人と話すとき(差し障りのない雑談)にぴったり。年齢、出身学校、家族などプライバシーを考慮するとダイレクトに親しくないのに聞くのは失礼なシーンで使えそうです。


例えば40代女性、独身、新入社員(パート)と20代新卒入社、正社員(2年目ぐらい)4月に一緒の部署で働くことになりました。さて、何を話そう。聞きたいこと(独身の理由、年齢とか)は山のようにあるけど、失礼にあたるので口チャック。


お昼ご飯の時

「このマグカップ、素敵ですね、どこ焼ですか?」


【含意法含めレトリックの疑問点】



緩叙法は意味深、含意法は真実は1つと断定可能。言葉には直接的に言い表されてないことが100人いて、100人ともその隠れた真意を受け取ることは100%可能なのか?また、その真意がそうだと100%断定し得るのか?真意は他にあると思う人もいたりするのではないか?文脈を限定して考えるから1つに断定できるということもあり得ます。


【含意法はミステリーにおすすめ】



ということで恋愛小説よりミステリー小説で犯人候補などに使うと効果を発揮しそうです。真犯人にたどり着く前に、2,3人、候補が用意されていることがあります。そんな時にぴったりです。



参考
レトリック辞典 野内良三 国書刊行会


posted by ふきのとう at 11:52 | レトリック
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