本記事では、大容量のポータブルバッテリーの魅力や選び方を紹介しますので参考にしてみて下さい。
1.大容量ポータブルバッテリーの魅力と性能
大容量ポータブルバッテリーの魅力は、長時間の使用が可能なことに加えて、製品自体も長寿命となることです。ポータブルバッテリーの容量は、1時間あたりの消費電力量を表す「Wh(ワットアワー)」という単位で記載されます。バッテリーの容量に応じて、電化製品を使用できる時間が異なります。
試算例
消費電力50Wの電気毛布を使用する場合、以下の通りの稼働時間となります。
● バッテリー容量500Whのポータブルバッテリ
500Wh÷50W=10時間使用可能
● バッテリー容量2,000Whのポータブル電源
2,000Wh÷50W=40時間使用可能
また、バッテリーの寿命はサイクル数で表され、単純な充放電の回数ではなく「0%→100%→0%」と電池を使用して1サイクルと捉えます。
サイクルが進むほどバッテリーの劣化が進むため、この数値が大きいほど長寿命の製品と言えます。したがって電池容量が大きい場合、サイクルの進みが遅くなり長い間ポータブルバッテリーを使用できます。
※ポータブル電源で500Whの電気を使う場合の事例
・容量が500Whのポータブル電源の場合
500Wh(使用電気量)÷500Wh(電池容量)=1サイクル
・容量が2000Whのポータブル電源の場合
500Wh(使用電気量)÷200Wh(電池容量)=0.25サイクル
2.大容量ポータブルバッテリーの選び方完全ガイド
大容量のポータブルバッテリーの場合、高性能モデルであるケースが多いですが、定格出力にも注目してみるとより満足のいく製品を選定することができます。
※使用可能家電の目安
● 定格出力500W前後
スマートフォンの充電、液晶テレビ、車載冷蔵庫、電気毛布などが使用可能。
● 定格出力1,000W〜
炊飯器、電気ケトル、ヒーターなど1000W以内の電化製品であれば使用可能。
● 定格出力2,000W〜
IH調理器、ドライヤー、ホットプレートなどの高出力家電が使用可能。
定格出力が大きくなるほど、より消費電力の大きな電化製品を使うことができるようになります。
また、電池容量の拡張オプションがあるか、ソーラーパネルは対応しているか確認しておくと大容量のバッテリーをより有効活用できて良いでしょう。
3.Jackeryの大容量ポータブル電源でもっと安心!
大容量のポータブルバッテリーを選ぶなら、Jackery(ジャクリ)のポータブル電源がおすすめです。Jackeryポータブル電源は国内で「防災製品等推奨品認証」を取得しており、製品の信頼性と安全性を備えています。
特に、今回おすすめする「Jackery ポータブル電源 2000 Plus」と「Jackery ポータブル電源 1000 Plus」の2機種は定格出力と容量に違いはありますが以下の特徴をそなえています。
● 専用ソーラーパネル対応
● EPS機能搭載
● 高耐久、長寿命のリン酸鉄リチウムイオンバッテリー採用モデル
● バッテリー容量の拡張対応
バッテリー容量の拡張機能の存在は大きく、家庭用蓄電池クラスまで容量を引き上げることが出来ます。
● Jackery ポータブル電源 2000 Plus
バッテリー容量2kWh〜24kWh
https://www.jackery.jp/products/explorer-2000-plus-portable-power-station
● Jackery ポータブル電源 1000 Plus
バッテリー容量1.2kWh〜5kWh
https://www.jackery.jp/products/explorer-1000-plus-portable-power-station
4.まとめ
大容量のポータブルバッテリーを選ぶ際には、バッテリー容量に加えて定格出力に注目して選定すると、後悔のないポータブルバッテリー選びができるでしょう。大容量のポータブルバッテリーであれば、非常時から平常時までどんなシチュエーションでも活躍してくれます。
家電製品をガシガシ使いたい方は、大容量のポータブルバッテリーを検討してみて下さい。