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花を抱えた男

先日、朝から一日、現場で何も食べず飲まず夕方まで
世話しなく働いた。
本当は昼食でも食べる余裕があると思ったが。
たまにはこんな事もあるだろうと
急いで片付けた。

現場が終わり、数名の帰り道が同じスタッフと駅へ向かった
女性のスタッフが花を抱えていた。

数時間前まで現場を彩っていた、きれいな花も
もう役目が終わったとばかりに
棄てられる・・・

そんな花たちを決まって女性スタッフが持ち帰る
その日は忙しかったせいか皆疲れていた
女性スタッフの一人が
「この花、もらってきて失敗した!処分しちゃおうかしら?」
「あっ、そうだ、●●●さん持って行かない?」と私に向けた

私は「いらない、いらない」と何度も断った。

花は持って帰るのも面倒だし、
何故か、帰り道、花を持っているのが、はずかしいと思った。

しかし彼女も私に何度も渡そうとする。
私はそのうち、あまり断りすぎると
花に申し訳なく思いはじめた。

花をもらうのも、何かのめぐり合わせと考え
とても良い事だと、素直に受け取った。

帰り道、疲れて意識が朦朧とするなか、
花を抱え電車に乗り帰った。

何となく人の目線を気にしながら
自分ほど花の似合わない男はいない・・・
・ ・・俺は送別会などで皆に見送られたとか、ではない!
といった意識で、何となく恥ずかしく思いながら帰った。

こうゆう素直じゃない感情を、
心理学的にも簡単に分析できるのだろうが
そんなことはいいとして
一つこういった面が大人になりきれていないと気づく。

家に着き、ヘトヘトだが花瓶を探し、花を生ける。

何だかとても部屋が華やかになった。
持って帰って、花も、自分も良かったと思った。

その後、花は何日も持った、つぼみだったものが開いた花がいくつもある。
おどろいた。


そして
少し仕事も落ち着いて来たことだし・・・
と、今日は、花を眺めながら、一杯やることとした。


酒を飲みながら、そういえば
Four Rosesとかゆうお酒もあったよな・・・
などと思い出し華やかな気分に浸った。


com

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