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都会のオアシス

先日
たまに使う牛丼屋へ入った

その店はよく夜遅く入ることが多かった

店員さんは学生や若い人、それから留学生も働いている

深夜の仕事でも
若い人や、特に留学生はせっせと仕事をこなしパワーを感じる


その日は珍しく、うな丼の看板に釣られ昼間に利用した

店に入ると
おそらく主婦だろうと思われる二人の女性が対応していた

「店員さんも昼と夜では顔ぶれが違うのだな」と見ていると

一人の店員さんが私のところへうな丼を運んで来てくれた

その店員さんは、まだあまり慣れていない様で

ぎこちないが丁寧に、そして少し恥ずかしそうに私に「どうぞ」と
言って、テーブルへ運んでくれた

その対応を見て、私の方がなぜか恥ずかしく(照れた様な)感じになった


そして、女性たちはいきいきと働いていて

とても輝いている様に感じた、人としてとても美しいなと漠然と感じた

彼女たちの対応にとても贅沢な気分になった


うな丼を食べながら
なぜだろうと少し考えた

たぶん、マニュアル通りに彼女たちは対応しているのだろうが

私が感じたのは

何気ない動作一つ一つに、おそらく家庭で家族にしているであろう
温かい対応がそのまま出て、私にも伝わって来たのかもしれないと

まさか、牛丼のチェーン店でこんなプレミアム感を感じるとは
思いもよらなかった

私は、彼女たちに感謝して気持ちよく店を出た




その日は
電車で打合せに向かい、川沿いにある駅に降りた

そこは川に沿って
都心とは思えない緑が深々と生い茂っていた

夏とは思えない涼しい風と

控えめな蝉の声が聞こえ

私の心を和ませた


そして

それは
さっき会った彼女たちと、なんとなく重なった・・・



この都会のコンクリートの中で

温かさと安らぎを感じた


com

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