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早起き

先日
急な注文が入り、早朝に料理を届けることになった

また、メニューも通常には無い特別なものだった

すぐさま、調理の人へ頼んだ

無理な注文を引受けてくれた

こちらが知らない事もあれこれ考え教えてくれた

配達は自分ですることにした


当日になり
朝3時半に起き、始発電車で工場へ向かった

まだ辺りは薄暗く人通りも無い

それでも、マラソンをしている人や

新聞屋さんが見かけられた


こんな早起きは久しぶりだ

以前は出張の日、寝坊して
朝一の飛行機に走ってギリギリ間に合った

なんて事を、良くやっていたのを思い出した

のんきなものだった


始発の電車に乗ると
車内はいつもの顔ぶれとちょっと違った

スーツ姿の人はほとんどいなく

年配の男性が多いと感じた

こんな朝早くから
皆、どんな仕事をしているのだろう?
気になった


工場に付くと、もうすでに料理は出来上がろうとしていた
調理の人が朝早くから作っていてくれた

ありがたかった

そして、耳にはしていたが
いつもこんなに早くから仕事をしているのかと
実感し驚いた

作った人に見送られ
私は現場へと向かった

現場は映画やドラマなどを撮るスタジオだった

以前も、別の仕事で良く来た場所だった

こんな形でまた関わる事になるとは
不思議だった

以前と比べだいぶ整備され変わっていた
以前の面影はわずかだった

その業界の独特の空気感

ディレクターや職人の方々
お客様はとてもきっちりされていて
とても仕事がしやすかった

職種は違えど、職人魂を感じ
感心させたれた

仕事に対する姿勢に
学ぶことがあった

一仕事終え、工場へ向かった

帰り道、以前良く通った道だった
良く一緒に仕事をした仲間を思い出した

彼らは元気だろうか?

自分は人のために、より一層仕事に励まなくてはならない

そんな事を思った


工場に戻ると、朝、料理を作ってくれた人が
まだ、働いていた

「どうだった?」

「とっても良かったですよ」

彼には本当に感謝だ
こんな無理を聞いてくれる人はそういない

そして
彼と次なる難題のメニューの打合せをして

帰った


com

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