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天候

先日
学生さん向けに食事を出す機会があった

仕事柄、様々な人と接することが出来る


昼の時間になり

皆、次々と食事を取りに来た

もう大人と体格も変わらない中学生とはいえ

接してみると、まだまだ子供で、無邪気なものだ

新学期のせいか小学生とさほど変わらない感じの子もいる

男の子も女の子も無く、かわいいものだ

用意した食事を、ほっぺたを膨らませながら

モリモリと元気良く食べてくれる


子供たちに出す食事は、より一層気をつかう
ある意味、人の命を預かる責任の重い仕事であると感じる

当たり前のことだが、出すこちらは
調理するスタッフをはじめ細心の注意を払い
ここまでたどり着いた

喜びそうなメニューやカロリー計算

アレルギー体質の子のために見た目を似せて
違う調理方法や食材を選ぶ

大人たちのそんな苦労をよそに(苦ではないが)
なんの不安も無く、友達とふざけ合い楽しく食べる子供たち

それを見て心の底から不思議と
うれしさや、喜びがこみ上げてきた

この感覚は今までもどこかで感じたものだ


私たちが提供したものを
楽しそうに食べる
友達とふざけ合い共に食事をする

彼らにしてみれば、何でもない1日なのかも知れないが

損得の計算も無く
こんな時が味わえるのは学校時代だけなのかもしれない・・・

そんな何でもない1日に関われ
少しは貢献できたのだろうかと思うと

良かったと思う


ふと
窓の外へ目を向けると

さっきまで降り続いた雨は止み

明るい日の光が差し込み、青空がのぞかせる


まるで私の心を表しているかの様に・・・



そしてこの雨により
救われた自分と

一つ仕事が終わった安堵感からか

一気に気が抜けた・・・



夕方
事務所に戻り

夜に近づくにつれ

珍しくふりつづいた雨のあと

びゅうびゅうと音をたてた強い風が
シャッターを叩き、窓を揺らす


まるで私の心を揺さぶる様に・・・


私の心はその音や風におびえ


今こうして様々なことをして
日々歩むことで


過去を引きずっていた自分を
すっかり忘れている事に気がついた


・・・そんな過去もいつの日か思い出し
懐かしく思うのだろうか

今は懐かしむ余裕すら無い・・・


人は時を重ねることで
過去を忘れられるのだろうか

前向きにがむしゃらに進んできたのは

何かを忘れたいがために、そうしてきたのだろうか

あるいはそうする事によって
いままでを正当化しようとしているのかもしれない


いくら意地を張っていても

私の心はそれを知っている


com

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