2011年05月19日
街並
先日
家を出て
勉強会へ向かうため
普段通らない道を珍しく通った
そこには工事中の道が延々とつづいていた
なんでも道路を拡張するとか
そこは以前
夏祭りをした小さな商店街があったが
今では無くなってしまった
歩きながらそんなことを思いだした
そこでは昔、祭りで
初めて浴衣を着せた幼い子供をつれ
遊んだ記憶がある
金魚すくい
綿菓子
杏飴
などなど
そういえば
お面を買ってあげた
すくえなかったが金魚をもらい
喜ぶ子供の姿
まるで昨日の様に思い出した
子供の喜ぶ顔を見て、とてもうれしかった記憶がある
今思えば親の方が楽しかったのかもしれない
たぶんあの子は
そんなことがあったことも憶えていないだろう
写真も取っていなかったと思う
そんな町並みがあったことも憶えてないだろう
今は無い商店街を思い出し
消えていった風景と
残った思い出(記憶)だけが懐かしい
便利さなどと引き換えに、店と祭りが消え
残しておきたかったが
時代がそうさせてはくれないのかも知れない
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