2012年04月05日
亀田興の勝利は八百長勝利
亀田興の勝利を告げるアナウンスに、会場からはブーイングが起こった。喜びに沸くリング上と冷ややかな観客。その温度差は際立っていた。
ジャッジ3人の採点は8点差、7点差、2点差でいずれも王者を支持。だが、見る側はそれほどの差を感じなかった。本人も分かっている。「反省して、勉強して次に生かしたい」と殊勝だった。
距離を詰め、大振りしてくるマナカネに対しカウンター狙い。果敢な右フックを何度も受け、攻め込まれる場面も多かった。終盤、ようやくボディーを中心に攻めに出たが決め手を欠いた。
マナカネは世界初挑戦。7連続KO勝利の勢いがあったとはいえ、これまでの戦績は10敗を数えていた。公開スパーリングでは大学生に打ち込まれる始末だった。
もちろん、勝負は分からない。だが、過去にも実力が疑われる相手を選んできたと批判されてきた亀田興。無名ボクサーとの一戦は、圧勝が当然とみられていた
ジャッジ3人の採点は8点差、7点差、2点差でいずれも王者を支持。だが、見る側はそれほどの差を感じなかった。本人も分かっている。「反省して、勉強して次に生かしたい」と殊勝だった。
距離を詰め、大振りしてくるマナカネに対しカウンター狙い。果敢な右フックを何度も受け、攻め込まれる場面も多かった。終盤、ようやくボディーを中心に攻めに出たが決め手を欠いた。
マナカネは世界初挑戦。7連続KO勝利の勢いがあったとはいえ、これまでの戦績は10敗を数えていた。公開スパーリングでは大学生に打ち込まれる始末だった。
もちろん、勝負は分からない。だが、過去にも実力が疑われる相手を選んできたと批判されてきた亀田興。無名ボクサーとの一戦は、圧勝が当然とみられていた