さて、今朝の話題に「箱根駅伝」があります。
というより、この数日、優勝した青山学院大学の監督や選手がTVの取材をうけているのが多く、YAHOO!ニュースにもこんな見出しが・・・
2020箱根駅伝 “厚底”に履き替えた青山学院大が優勝奪還
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◆そもそも箱根駅伝って?
東京箱根間往復大学駅伝競走(とうきょうはこねかんおうふくだいがくえきでんきょうそう)は、例年1月2日と翌3日の2日間にわたり行われる大学駅伝の競技会(地方大会)である。関東学生陸上競技連盟が主催し読売新聞社が共催する。一般には箱根駅伝(はこねえきでん)と呼ばれ、その実施については関東学生陸上競技連盟が定める「東京箱根間往復大学駅伝競走に関する内規」に定められている(以下、「東京箱根間往復大学駅伝に関する内規」は単に「内規」として説明する)。
現在開催されている駅伝の中で4番目に長い距離を持ち、1987年から放送を開始したテレビ中継によって国内の学生スポーツ競技会の中でも極めて高い人気も誇る。
「箱根駅伝」は読売新聞東京本社の登録商標(第5565518号)である。<ウィキペディア(Wikipedia)より引用>
そう、これはもう広く知られていることだが、この駅伝は全国大会ではなく、単なる関東学生連盟の大会なんですね。でも、全日本学生大学駅伝対抗選手権大会という全国大会よりも有名なのは、日程とコースそしてTVの完全生中継という要因が大きいのではないでしょうか?
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◆ゴーゴー若大将での駅伝
加山雄三が主演する宝塚映画製作の日本映画であり若大将シリーズの第11弾。「ゴー!ゴー!若大将」は1967年の公開で、田舎の中学生だった私は初めて大学駅伝というものを知り、名曲『幻のアマリリア』を歌う加山雄三さんにあこがれたものでした。
こんなエピソードはおいといて。。。
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◆箱根駅伝の人気の秘密
アメリカで大学スポーツが大きな市場を形成している理由のひとつに、「カレッジアイデンティティ」というものがあるようです。自分や家族の出身校など特定の大学を応援する人はよく見られます。
箱根駅伝が人気である一つの要因は、ここにあるのではないでしょうか。
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◆箱根駅伝の経済効果
さて、その箱根駅伝の経済効果はどれほどなのか。
一説では数十億円とも言われていますが、前述のヤフーニュースでも取り上げられているナイキの厚底シューズなど、数々の経済効果が波及されているようです。
コース地域にもたらす観光経済効果も大きいでしょう。
選手やスタッフはじめ様々な関係者の宿泊費だけでもが 数千万円のお金が動いていると調べている人もおりました。
TV放送での地域の宣伝効果もあるでしょう。
なによりも、各大学へのスポンサー等々様々な経済効果もあるはずです。
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◆学生たちの燃え尽き症候群が心配
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実は私の教え子でも十年ほど前に当時箱根駅伝の常連校であった大学に進んだ子がいました。
4年間一生懸命頑張っていたようです。
お盆で帰省していた時、一人黙々とグラウンドを走っていた姿を見かけることもありました。
残念ながら箱根駅伝には出場が叶いませんでしたが、彼は彼で頑張って4年間の大学生活を過ごしたことと思います。
問題は何十人何百人という若者が箱根駅伝を目指し頑張っていると思いますが、その4年間でいわゆる燃え尽き症候群になっていないのかということです。
夏の甲子園球児と似通った問題がないか心配なのです。
社会人になっても、それぞれが自分なりにスポーツを続け楽しんでくれる環境があれば良いのですが。。。
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