日本政府も「国際的なテロとの戦いの中で、しっかりと責任を果たしていく」と繰り返している。
だが、責任って? 欧米側に加わって戦いに参加するってこと?
なにか違和感を感じるのは爺だけだろうか。
先日、東京でシンポジウムがあったようだ。
アメリカがテロ対策だとしてパキスタンで行っている無人機攻撃で、家族を失った少女が都内で講演し、「武力ではなく教育によって平和を実現してほしい」と訴えました。
パキスタン北西部の出身で11歳のナビラ・レフマンさんは、2012年、自宅の近くがアメリカの無人機のミサイル攻撃を受けてけがをしたうえ、目の前で祖母を亡くしました。
ナビラさんは日本とイスラム社会の交流団体の招きで来日し、16日夜、都内で開かれたシンポジウムで講演しました。
このなかでナビラさんは、「私は自分の町が日本のように平和になることを心から願っています。武力では何も解決できません」と話しました。
また、軍事作戦の巻き添えにならないように避難生活を強いられているため、学校に通えていないことを明らかにしたうえで、「教育だけが平和を実現できるのです」と訴えました。
アメリカはテロ対策を理由に、無人機を使ってパキスタン国内のイスラム過激派などへの攻撃を続けていますが、国連の調査によりますと、これまでに市民や子ども少なくとも400人が犠牲になったということです。
シンポジウムのあとナビラさんは、世界各地で相次ぐテロについて「テロはよくないが、報復攻撃をするのはさらによくない。先進国は私たちの教育に力を貸してほしいです」と話していました。
テロは空爆では解決できない(暴力は暴力では阻止できない)
なぜ戦争をするのか。戦争に使うお金、武器を買うお金があるならば、教育につかってほしい、と訴えたナビラさんの言葉を重く受け取らないといけません。
自爆テロに向かっている若者に真の教育を
自爆テロに仕向ける悪の教えを断ち切らねばならない
とにもかくにも、私はテロは完全否定である。
ただ、そのテロを鎮圧しようとする暴力が解決に繋がるかというと、それははなはだ疑問だということを申し上げたい。
ナビラさんと同じく教育が重要だと声を大にして言いたい。
間違った教育によって、どんどん平和とかけ離れていってしまう。
日本の課題はかなり重要だ。
平和ボケの我々日本人も、しっかり考えていかねばならない。
本1冊が1分でよめるって本当!?
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