素粒子ニュートリノに質量があることを発見し、物質や宇宙の謎に迫る素粒子研究を発展させた功績が評価され、東京大宇宙線研究所の梶田隆章教授とカナダ・クイーンズ大のアーサー・マクドナルド名誉教授にノーベル物理学賞を授与するとスウェーデン王立科学アカデミーが本日発表いたしました。
これで日本のノーベル賞受賞は昨日医学・生理学賞の受賞が決まった大村智氏に続き合計24人。
物理学賞は昨年の赤崎勇、天野浩、中村修二の3氏に次いで2年連続の受賞です。
ニュートリノは物質を構成する最小単位である素粒子の一つで、
質量の有無をめぐる議論が半世紀にわたって続いてきた。
梶田氏は02年にノーベル物理学賞を受賞した小柴昌俊氏に師事。
ニュートリノに質量があることを観測で突き止め、素粒子研究の進展に大きく貢献した。
その観測は、岐阜県飛騨市神岡町の地下鉱山跡にあるニュートリノ観測施設「スーパーカミオカンデ」で行われ、大気中で発生する「大気ニュートリノ」を観測。
ニュートリノが質量を持つことの証拠になる振動現象を発見した。
素粒子物理学の土台となった標準理論では、ニュートリノは質量を持たないとされてきたが、梶田氏らの観測はこれを書き換える歴史的な発見となり、物質や宇宙の根源を探る研究に多大な影響を与えた。
『素粒子ニュートリノ』
なんとなく、流行語大賞になりそうな予感がするのは、時事爺だけかな?
もう少し勉強してからまた投稿しますね。
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