ある方の『想像の話として聞いて下さい。』というお話を転載させていただきます。
多くの人が何で?と思っているのが、建設費が当初と1000億円も違うのに、
どうして、計画を変更できないのか、ということだと思います。
これは、土建業界の仕組みを知っている人はみなわかっていることですが、(公共物に限る)
土建業界は、談合の世界なんです。(土木建設、建築、造園業界)
100%話し合いで、誰がどこのなにを受注するのか決まります。
実際に私、サラリーマン時代に談合にたずさわっていましたので間違いありません。
(中略)
新国立競技場も、設計する会社、請け負う会社は、始めから決まっています。
変更できないんです。変更すると困る人がたくさんいるんです。
なので、1000億円増えようが、変更しようがないということです。
仮に、今後ひっくり返ったら、誰かが死ぬか大臣が辞めるか、そういう何かがおきます。
(中略)
昔、長野県に田中知事という方がいました。そして、この談合を嫌い、談合のない県に変えました。
それで、長野県は大不況になり、土建業者が半分倒産しました。
談合がないと、競争入札になりますので工事価格が20%から30%下がります。
工事費は税金なので、世の中のためにはいいのですが、業者は利益が減るので困ります。
その倒産した会社の中に、私の努めていた会社もありました。
その後、知事も変わり今はまた昔に戻っています。
談合がなぜあるのか?なぜなくならないのか?
これを説明すると長くなりますので、またの機会に説明します。
まとめると、公共の建物は、誰がいくらで落札するのかは100%事前に決まっている。
変更は不可能。ということです。
そうなんですか・・・
爺としては俄に信じがたいですが、なんとなく理解出来るような気もします。
そうでなければ、何故に最初に決めたものを変更出来ないのかということについて納得出来ません。
この方がおっしゃっているように、ほとんどが税金なので世のため人のためにには安くなれば良いのですが、(もし決まっているとされる)業者にとってはとても困る事態なんでしょう。
ただ、だからといって、この2500億だかの我々庶民には想像もつかない金額が業者の為には仕方ないんだということにはならないのではないでしょうか!
この件に関して百歩譲っていや千歩譲ったとしても、日本スポーツ振興センターがその目的とする「スポーツの振興と児童生徒等の健康の保持増進を図るため、その設置するスポーツ施設の適切かつ効率的な運営、スポーツの振興のために必要な援助、学校の管理下における児童生徒等の災害に関する必要な給付その他スポーツ及び児童生徒等の健康の保持増進に関する調査研究並びに資料の収集及び提供等を行い、もって国民の心身の健全な発達に寄与すること」をこれまで通り、いや、これまで以上に進めて行かなければいけないと強く強く思う次第です。
いったい誰の為のオリンピックなんでしょうか?!
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