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2008年09月01日
都市伝説
ワケあり物件の話


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殺人事件や自殺者が出た物件などは、借りる人への説明をゼッタイにしなくてはいけないという決まりがあります。
だから「幽霊が出て、後で調べてみると前に住んでいていた人が殺されていた・・・」なんて怖い話のパターンはありえないとのこと。
しかし、自殺や殺された人が「前に住んでいた人」ではなく「前の前だったら?」これはそんな賃貸にまつわる都市伝説的な話―

自殺者の出た部屋は、次に借りる人へは説明する義務があるが、次の次に借りる人にはもう説明する義務はない。
だからまず誰かに頼んで……アルバイトを雇うという話もありますが、とにかく誰かに借りてもらって、数日、或いは数週間後に退室させる。
その後は、もう自殺があった部屋である事を説明する義務がないので、黙って貸してしまう。



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この点は、講師が研修にあたって東京都に確かめたらしいのですが、回答はかなり微妙。
東京都は「もし業者から問い合わせがあった場合、“自殺があったのが5年以内なら説明しなさい”と答えている」との事。
じゃあ、5年以上なら説明しなくてもいいの?
当然のごとく湧き上がる疑問に対しては、「いや、別に“5年経ったら説明しなくてもいい”と指導しているワケじゃない」と。
どうも曖昧(あいまい)ですね。


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