2008年09月01日
都市伝説
カーネルの呪い
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1985年の10月16日、21年間耐え忍んだ想いが実り、その年のセントラルリーグを阪神タイガースが制しました。
その日の大阪は普通では考えられないほどの大騒ぎとなり、夜になるとファンでごった返し、想像も付かない騒ぎが起こりました。ファン達は自分達をV戦士である、掛布、岡田、中西、福間などの見立てて胴上げを繰り返しました。
しかし、クリーンアップの一端を担う最強の外人助っ人、ランディ・バース程恰幅がよい人が見つかりません。
興奮したファンは、なんとかして今年優勝の原動力となったバースの代わりを見つけようとしました。
そして、なんとケンタッキーフライドチキン道頓堀店のカーネル人形が代わりとなりました。
店員がとめるのも聞かず、ファン達はカーネル人形を胴上げし、興奮が最高潮に達したときファンと同じようにカーネル人形を道頓堀にダイブさせてしまったのです。
しかし、その行為がカーネル・サンダース氏の恨みを買ったのか、その年から阪神タイガースは18年間優勝から遠ざかってしまったのです。これをカーネル・サンダースの呪いといいます。
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スポーツにジンクスはつき物ですが、このお話は阪神ファンの中ではかなり有名なお話のようです。
これから優勝できなかった間にも、4,5月は好調でも最終的には定位置に・・ということもあり、阪神ファンからすると結構恐ろしい噂だったのかもしれませんね。
これは優勝した後年のテレビ番組「探偵ナイトスクープ」で、あのときのカーネル人形を探してほしいという企画があり、関西圏で人気を誇る当番組の影響からか、かなりの知名度を得るにいたったそうです。
しかし、世界は広い。特にメジャーリーグはすさまじく、18年などという、ちんけなものでは済まされないことがいくつもあるのです。代表的なものをご紹介しましょう。
■バンビーノの呪い
メジャーリーグ最高のヒーロー、ベーブ・ルース。なんと彼は、ヤンキースに入る前にレッドソックスで投手としても活躍していました。レッドソックスはルースの投打にわたる活躍で3度ワールドチャンピオンに輝きます。
しかし、この名選手をレッドソックスは1919年にヤンキースへ金銭トレードしてしまいます。ヤンキースへ移ってからのルースは打者に専念。当時としては破格の年間60本塁打を打つなどの歴史に残る大活躍をします。
しかし、それとは対照的に、ルースを放出してしまったレッドソックスは1918年から2003年までの86年間、ワールドチャンピオンへになることが出来ませんでした。
ルースの愛称であったバンビーノをからこの一連の出来事をバンビーノの呪いといいます。
■ヤギの呪い
シカゴ・カブスというチームが1945年にワールドシリーズへ進出した。
熱狂的なカブスファンであったビリーという男性が、その日もヤギをつれて球場へとやってきました。
いつもは、自分とヤギの分のチケットを買えば素直に入れてくれるはずだったのですが、なぜかこの日は球団がヤギの入場を認めなかったのです。
そこで激怒したビリーがこう叫びました。「これから永久にこの球場でワールドシリーズが開催されることはないだろう!」このあとすぐ、ヤギはなくなり、シカゴ・カブスにはヤギの呪いがかけられました。
その年のワールドシリーズはカブスは破れ、それ以降60年以上カブスはワールドシリーズに進出していないばかりか、ワールドチャンピオンからは1907年以降、およそ100年遠ざかっています。
人はうまくいかなかったり、イライラすると人や物のせいにしてしまいがちです。
そういった考え方が「呪い」ということで表現され、なかなか優勝できないチームのファンや関係者に伝わっていくのでしょうね。
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1985年の10月16日、21年間耐え忍んだ想いが実り、その年のセントラルリーグを阪神タイガースが制しました。
その日の大阪は普通では考えられないほどの大騒ぎとなり、夜になるとファンでごった返し、想像も付かない騒ぎが起こりました。ファン達は自分達をV戦士である、掛布、岡田、中西、福間などの見立てて胴上げを繰り返しました。
しかし、クリーンアップの一端を担う最強の外人助っ人、ランディ・バース程恰幅がよい人が見つかりません。
興奮したファンは、なんとかして今年優勝の原動力となったバースの代わりを見つけようとしました。
そして、なんとケンタッキーフライドチキン道頓堀店のカーネル人形が代わりとなりました。
店員がとめるのも聞かず、ファン達はカーネル人形を胴上げし、興奮が最高潮に達したときファンと同じようにカーネル人形を道頓堀にダイブさせてしまったのです。
しかし、その行為がカーネル・サンダース氏の恨みを買ったのか、その年から阪神タイガースは18年間優勝から遠ざかってしまったのです。これをカーネル・サンダースの呪いといいます。
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スポーツにジンクスはつき物ですが、このお話は阪神ファンの中ではかなり有名なお話のようです。
これから優勝できなかった間にも、4,5月は好調でも最終的には定位置に・・ということもあり、阪神ファンからすると結構恐ろしい噂だったのかもしれませんね。
これは優勝した後年のテレビ番組「探偵ナイトスクープ」で、あのときのカーネル人形を探してほしいという企画があり、関西圏で人気を誇る当番組の影響からか、かなりの知名度を得るにいたったそうです。
しかし、世界は広い。特にメジャーリーグはすさまじく、18年などという、ちんけなものでは済まされないことがいくつもあるのです。代表的なものをご紹介しましょう。
■バンビーノの呪い
メジャーリーグ最高のヒーロー、ベーブ・ルース。なんと彼は、ヤンキースに入る前にレッドソックスで投手としても活躍していました。レッドソックスはルースの投打にわたる活躍で3度ワールドチャンピオンに輝きます。
しかし、この名選手をレッドソックスは1919年にヤンキースへ金銭トレードしてしまいます。ヤンキースへ移ってからのルースは打者に専念。当時としては破格の年間60本塁打を打つなどの歴史に残る大活躍をします。
しかし、それとは対照的に、ルースを放出してしまったレッドソックスは1918年から2003年までの86年間、ワールドチャンピオンへになることが出来ませんでした。
ルースの愛称であったバンビーノをからこの一連の出来事をバンビーノの呪いといいます。
■ヤギの呪い
シカゴ・カブスというチームが1945年にワールドシリーズへ進出した。
熱狂的なカブスファンであったビリーという男性が、その日もヤギをつれて球場へとやってきました。
いつもは、自分とヤギの分のチケットを買えば素直に入れてくれるはずだったのですが、なぜかこの日は球団がヤギの入場を認めなかったのです。
そこで激怒したビリーがこう叫びました。「これから永久にこの球場でワールドシリーズが開催されることはないだろう!」このあとすぐ、ヤギはなくなり、シカゴ・カブスにはヤギの呪いがかけられました。
その年のワールドシリーズはカブスは破れ、それ以降60年以上カブスはワールドシリーズに進出していないばかりか、ワールドチャンピオンからは1907年以降、およそ100年遠ざかっています。
人はうまくいかなかったり、イライラすると人や物のせいにしてしまいがちです。
そういった考え方が「呪い」ということで表現され、なかなか優勝できないチームのファンや関係者に伝わっていくのでしょうね。