こんにちはブドウの苗を植えてから4年になろうとしています。
(2017年3月〜パーゴラ建設開始)この4年の間に失敗したことや学んだことをアップしてみました。
これからブドウの木を育てていこうとお考えの方は、参考にしてみてください。
ブログは現在も進行中ですので、
これからも
ブドウの成長をのぞきに来てください。
(ブドウは地植えを前提に書いています。)
落葉樹は晩秋に
植え付け時期は木が生長を止めている休眠中が良いです。
長い苗よりも幹が太く芽と芽の間が狭いもの
接木の部分がしっかりしているもの
根の部分にコブ(コブがあるのは病気です)が無いもの
カイガラ虫などの害虫がついてないもの
このようなところに注意して苗を選んでください。
植え付け接木部のテープを取り除きましょう。
幹は、接木部から20〜30cmの長さで切りましょう。
用土庭土 2〜3割
赤玉土 3〜4割
腐葉土 3〜5割
庭土が排水性の劣るねんど土の場合は砂を加えると良いです。
逆に、排水性が良い砂が多い庭土なら保水性の高い黒土を加えます。
ブドウは酸性土を嫌うので苦土石灰、炭カル、消石灰を入れます。
土は植え付けの1カ月前に作っておくのがベストです。
梅雨の時期棚に支柱を立ててビニールなどで覆ったり、
透明のカサを支柱に立てて雨除けすると良いです
台風対策支柱を立てて倒れないように幹や枝を固定しよう
冬の凍害対策落葉樹は寒さに強いです
葉枝の先に花が付きます
枝の中間のところのわき芽に花芽をつけます
ブドウは前年伸びた枝の葉のわき芽に混合芽ができます
春に新梢がそこから伸びて花が咲き実になります
多くの果樹は自分の能力以上に花芽をつけます。
そのままにしておくと、果実は十分肥大しません。
そのうえ樹はなり疲れして弱り翌年の花芽がつかなくなる。
植え付けて2〜3年目は新梢が勢いよく伸びるので
摘果をしてなりぐせをつけよう。
本格的になり始める4年後からは、葉の枚数を目安にします。
キャンベルアーリーなどの大房種なら10〜15枚に1果房
デラウェアなら8〜10枚に1果房が目安です。
袋掛けは、害虫や食害や果実の日焼けをふせぎます。
大粒ぶどうは袋掛けがおすすめです。
せん定は切る長さが多いほど強い芽がでるため
樹勢の強い枝ほど芽や枝を多く残して少しだけ切るようにしよう。
樹勢の弱い枝は強い枝を出してほしいので元のほうから短く切り詰めよう。
長く枝を伸ばして切ることを長梢剪定(ちょうしょうせんてい)といいます1〜3年目は強い切り返しせん定はせずに、間引きせん定にしましょう。
重なった枝や交差している枝や徒長枝、内向き枝、逆行枝など
込み合う枝を枝元から芽を残さずに切る方法です
芽を残さないので新梢が発生せずに残った枝が充実して花芽がよくつくようになります。
花芽をつける
勢いのよい木は弱く芽かきとせん定をおこなう
施肥
ぶどうはチッソ肥料を多く与えると新梢の伸びがいつまでも続くので花芽ができ始める7〜8月は肥料を控えて新梢の伸びを止めるようにしよう。
落葉樹のせん定は落葉してから発芽前の11月〜3月に行います
芽かき
2年目の5〜6月頃の芽かき主枝から多くの新梢が発生したら、主枝にする以外の新梢は早めに芽かきして主枝にする新梢を充実させよう。
3年目からの芽かき3年目からの主枝から出る新梢の芽かきは、木の勢いに応じて加減をする。
新梢の伸びがよく、先端の巻きひげが長いなど、巨峰の場合は芽かきを遅らせるか軽くおこなう。
- 新梢が伸びはじめる早い時期におこなう 間引きせん定のように不要な新梢の芽を元からかく。 (かいた部分から2度伸びる場合は再度芽かきをしよう)
摘芯- 勢いよく長く伸びる新梢の先端を切って新梢の勢いを止めるためと 来年の花芽のつきをよくするためにおこないます。
摘芯すると、その下部の葉のわき芽が充実して花芽がよくつくようになる
わき芽が伸びて翌年結果(実をつける)する細く短い側枝(短果枝)も発生しやすくなる
強い新梢を切ると、その切った部分から二度伸びしますが、
この伸びた芽はかならず早いめにかきましょう。
誘引・ねん枝立ち上がって勢いよくのびる新梢は日当たりを悪くしますし
花芽もつきにくいので横に下げるようにひっぱったり支柱や棚に倒すように
すると勢いがおさまり花芽がよくつきます。
新梢の枝元をおさえてねじるように横に曲げる方法をねん枝といいます。
長年経って主枝が長くなり、主幹の近くから出るなり枝がすくなくなってきたら
主枝を短く切り返すか間引いて新しい枝を主枝にします。
新しく主枝にする枝がない場合は
芽接ぎをするとよいです
良い実をならせる、すなわち果実を少なくつけるということ
摘房
花穂の切込み
ジベレリン処理
袋掛け
無農薬栽培をつづけるために
病害虫は冬のうちに退治しておこう
幹の古い皮の下には、アブラムシやカイガラムシなどの
害虫が卵や幼虫で越冬しています。
古いはげかけた皮をはいで生息できる場所をなくしましょう。
消毒用のアルコールや灯油を筆で塗るだけでも死滅します。
冬季に石灰硫黄合剤を散布するのも良いです。
落葉果樹には5〜15倍に薄めて散布します。
人間の目に入らないように注意しましょう。
痛いですよ
食酢
カビ類の予防に効果があります
食酢を20倍くらいに薄めて病気の発生しやすい時期に霧吹きする
木酢液や竹酢液を薄めて散布するとい手もあります。園芸店で売られています。
薬草スギナ・オオバコ・どくだみ・ねぎ・とうがらしなどの
薬草を煎じた液を食酢液に加えて散布する
天恵緑汁の作り方をみる害虫防除としてタバコニコチン
ニンニク液
ニンニクマシン油
牛乳
クレオソート・灯油
ガムテープ