2015年03月20日
インドの旅49
このサンタナ・ロッジに宿泊していれば、ほとんど外に出なくても1日は快適に過ごせる。日本の書籍なども置いてあり、食事は2食付いていて、別途支払えば昼食やジュースも手に入る。チャイは1日に2回無料で付いてくるので、1日中ベッドに寝そべって本を読んでいてもいいし、テラスに行けば誰かしら話相手がいる。店主の人柄も良くて日本語が話せる所も魅力だった。ガングロに焼けた肌の人達は朝食前に海に行って泳いで宿に帰ってきて朝食を取り、あとは一歩も外に出ない生活を送っていた。プリーに着いた最初の頃は、朝食を食べたら外に出掛けてみて昼前に帰ってくる生活を自分はしていたが、段々と生活のスタイルが変わっていき、自分も朝に海に行ったら彼等みたいに宿で過ごす生活になっていった。そんな生活をして1週間が過ぎようとしていた。次第に自分はインドのガイドブックを見るようになり、次はどこへ行こうかと考えるようになっていった。1週間もいると新しいバックパッカーも入ってきて、そのバックパッカーとテラスで話をするようになっていった。ガングロ軍団は宿をチェックアウトするような話も出ないので、6ヶ月のビザをプリーで使い切るような感じだった。ここに居ても何も変わらない、つまらなくなったと感じて来た自分は次の行動に頭が切り替わっていった。