メヘラーンガル城まで、あと一歩の所まで来た。近くから見るとかなり大きくそびえ立っているではないか!城の下の部分は岩になっているので、岩を削って城を造ったのは一目瞭然。この城を造るのには、一体いくら掛かるのだろうか。中に入るには、チケットを買って入るしかないようで、観光バスも来ているが、かなり閑散としている。こんな猛暑の日中に来る観光客も少ないのだろうか?チケットを買って、中へと入った瞬間、この城内は外壁よりも凄くて圧倒されるほどのレリーフや装飾品が施されている。ジョードプルは旅の中でも聞いた事のない名前だったが、ここが一番凄い場所じゃないか!と思わされるほどの街だった。ちょっと小奇麗な服を着た女の子達が遊んでいるのが見受けられ、観光客の子達だと思っていた。何故か女の子達は自分に付いてきて、そんなに外人が珍しいのか?と思っていた。彼女達は、おもむろに眼下に向かっている大砲に乗ってみたりして、貴重文化財的な物まで触ったりして、どんな教育を受けているのかと思って見ていた。こっちまで警備の人に叱られて弁償なんてなったら大変な事態になる。と思っていたら、警備員の人達も彼女達がしている事に関しては何にも言わない。不思議に思った自分は徐々に彼女達と遊んでいたが、彼女達はメヘラーンガル城の末裔らしく、ここに住んでいるとの事だった。先祖から受け継いでいる城の子供達ならば、よほどの金持ちなのだろう。ただ簡単に外には出れないみたいで、この城内にしかいれないと聞いて、ちょっと可哀想にも思った。段々と仲良くなるにつれて、部外者は入れないようにロープで仕切られている所も入って良いと言われて、中に入ってみたら金や銀で作られた装飾品が見事に並んで置いてあり、一般公開されている物よりも綺麗で何億いや何十億で売れるんだろうと言う物ばかりだった。そこには警備員がいるのだが、自分は追い出されるかなーと思っていたが、そんな事はなかった。そんな場所で鬼ごっこが始まり、まるでジブリの世界で遊んでいるかのようだった。
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